先生方が長い間それぞれの心のなかであたためてこられた理想が1年間で形になったというお話を拝聴し、そのエネルギーこそが、本校が今も素晴らしい学校でありつづけている源なのだと気付かされました。また、設立当時から、生徒の個性を尊重してくださった背景には、先生方の柔軟性と共に、先生と生徒にお互いの信頼関係があり、そういう関係があることこそ、教育の現場の理想なのではないかと思いました。改めて国際基督教大学高等学校の一員であることに喜びを感じます。
先生がおっしゃったように、勉強をしっかりして人間としての知識や思考力を身につけると同時に、感受性豊かで感動できる人間になれるよう、これからも様々なものに触れ、高校生としての時間を大切にしたいと思います。また、どんな環境におかれても明るく生き、周りに喜びを与えられる人間になりたいです。
「帰国生は一般生から学び、一般生は帰国生から学ぶ」、この相互扶助的な関係が理想的だとおっしゃっていました。桑ヶ谷さんとお話したことで、改めてICU高校は帰国生と一般生両方で構成されていて、そのことに大きな意味があると納得しました。「ブラザー&シスターシステム」という互いに学びあう精神が大事であり、それが実現できるICU高校の生徒たちは恵まれていると感じました。前から、ICUはどの文化も差別することなく公平にみていると思っていましたが、それが桑ヶ谷さんの「どの文化も対等にがICUのフィロソフィー」という言葉を聞いて大きく頷きました。また、「出会いを大切に」という言葉も深く心に残りました。
これからも、先生と生徒の間で活発なコミュニケーションがつづいていくよう、ICU高校の一人として努力していきたいと思います。また会話の中にでてきた”ブラザー&シスターシステム”も、これまで以上に定着したものとなるよう、一般生帰国生で頑張って行きたいと思います。大好きなICU高校を作ってくださって、本当にありがとうございます!