永島さんは、ICU高校ならではの自由でキラキラしたオーラをもった方でした。自分の仕事に対してとても夢を持って取り組んでいらして、私も将来は自分の仕事に誇りを持って取り組んでいけたらいいなと思いました。また、小さいときから関わってきた物に対して、いつのまにか大きくなって"戻ってきている"と聞いて、自分にも当てはまり、とても共感しました。私はもともとアート、美術には大きな興味は持っていなかったのですが、永島さんのお話で、「(アートに)出会わないと損」という言葉がとても印象的で、今度は自ら動いてアートに出会い、「何か一つもってかえれるなら」という言葉を頭に、美術の魅力を実感してみたいと思いました。またいつかお会いできるのを楽しみにしています。
学芸員は、机に向かって作業(研究)することが多い半面、たくさんの人達とお話する職業でもある。やはり気になる職業である。話をきけて本当によかった!印象に残っているのは、あえてマイナーな、人にあまり知られていない"蒔絵"に注目したこと。展示するときなど、どのようにしたらその作品の魅力を伝えられるかの工夫とか、伝統作品に対する永島さんの考え(昔は、今ケースの中に入れられている高価な作品が人々の日常の中にあったのだということ)。
永島さんへ。ICU高校は今とそんなに変わらないみたいで、共感する部分もたくさんあって、お仕事のこともすごく参考になりました。ますます学芸員・博物館員の仕事に興味を持つようになりました。この間、新国立美術館の"ハプスブルク"見に行きました。蒔絵を見てきました。永島さんのおっしゃっていたとおり、ガラスごしの対面となりましたが、西洋の品とはまた違った美しさを感じました。ほんとに細やかですてきですね。またいつかお会いできる日があればうれしいです!
初対面であったのにも関わらず、学校の話や経験談を聞いていると、やっぱりどこかで自分達とつながっている人なのだと感じました。永島さんが、今でも私達が使っている言い方をされるのを聞いて、そういう表現も先輩達から受け継いできたものだったのだと気づかされました。 将来について考えている今の自分にとって、永島さんの「人生はこれから」という言葉には救われた気がします。日本の伝統芸能について話を聞けましたが、職人達の目的、モチベーションが昔とは違うという問題は新しい考え方でした。文化、伝統を保護する為に技術を残していくことだけが重要なわけではないのですね。学芸員の具体的な仕事の話が聞いていてワクワクするものでした。永島さんと話せたことで人生の見方が変わりました。本当です。今の友達、大切にします。