ICUHS Global Learning Programs

日本の難民問題や入管問題の解決のために活動しているIRIS高校支部が、講演会を企画しました。メンバーによる報告をお届けします!
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3月17日(金)、図書館講演会『入管問題の当事者のお話を聞こう!』が行われました。
 ゲストとしてクルド人難民のデニスさんと、デニスさんと歩む会の関さんに来ていただきました。
 はじめに、関さんとデニスさんのお話。次に、質疑応答の時間。最後に、ゲストの方々と生徒達の交流タイムを設けました。

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 関さんとデニスさんのお話では、難民の定義、その中でもクルド人難民はどのような人達か、どのような背景を持つのかお話してくれました。更に、日本における難民認定率の低さや、入管での問題などをお話してくださいました。その際に、デニスさんが実際に入管内で受けた暴行の映像をQRコードを読み取る形で各自で観ました。そして最後には、関さんから難民を支援する立場から意見を述べられました。経済的な結び付きとは、別問題として「命の問題」として難民を保護するべきだと。

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 お話の後は、ゲストの方々と生徒達との交流。講演会終了後も、個別でゲストの方々に質問をしにいくなどの入管問題について知ろうとしている生徒達の積極的な姿勢が見られました。

 講演会の後、入管法改悪反対を訴えるシットインデモに参加するため、参議院議員会館前に向かいました。

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 入管法改悪とは、いま自民党が提出し審議されている入管法改正案のことです。その内容は、難民申請中の人の強制送還や国外退去令に応じない人への刑罰が可能になると言うもの。つまり、さらに外国人の立場を弱くしようとするもので国際社会から求められているものではありません。

 現地では、恒例のマイクリレーというものが始まり、1人ずつ、その熱い想いを語っていきます。私たちの中にも、終盤にマイクを握ったメンバーがいました。それぞれ、参加したきっかけ、バックグラウンド、などを話しました。そこには新聞・テレビの記者も居て、取材されたメンバーも。貴重な体験でした。

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