ICUHS Global Learning Programs

10月8日(水)、図書館にて、国際基督教大学(ICU)のスティール先生による"Environmental History"の講義がありました。講義は英語で行われ、先生の躍動感ある授業に生徒たちは聴き入りました。


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講義では、私たちにとても身近な存在である多摩川の砂利採掘の歴史を一事例として、砂利が果たした近代化への役割や、環境史と人類史の相互関連性等について学びました。


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参加した生徒たちの感想:

「今日の授業により、自分の歴史観が少し偏っていたと思った。歴史は「人」だけが作り出すものではなく「自然」も歴史を作るのだなと感じた。」

「普段私たちが通っている道のアスファルトや建物のコンクリートに大量の川の砂利が使われているということを知り驚いた。」

「江戸時代から明治時代における文明化、それと共に大きく動いた環境や石の歴史を知って、文明化と自然の変遷は切っても切り離せない関係にあるということを学んだ。人間の快適さ、便利さを求めることと自然環境の保全は共存できないのだろうかと考えた。」