ICUHS Global Learning Programs

2015年7月22~29日にかけて、ICU高校の生徒9名が第六回宋慶齢国際青少年交流キャンプに参加しました。
この交流キャンプは中国宋慶齢基金会が主催し、野外活動や文化交流を通じて世界の若者の異文化理解を目的としています。
今年度も世界各国から約360人の若者が参加し中国で世界の友達の輪をひろげました。
参加者たちは、北京到着後、世界遺産の万里の長城の見学をして夜行寝台列車で内モンゴル自治区・赤峰へ。その後砂漠観光、モンゴルでの草原体験しました。

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以下、参加した生徒の声です。


Q1.今回のスタディーツアーに参加しようと思った理由はなんですか

・海外に友達を作りたかったため
・単に旅行ではなく他の文化に触れたり大自然を感じられることにひかれたため
・高校生のうちに一度は日本から出てみたかったから
・私が持っている英語力を使って、国際交流や日本のことをもっと世界に広めたいと思ったから

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Q2.今回のツアーを後輩に勧めるとしたら、一番強調したい点はなんですか

・母国語が全く違っても英語があれば友達ができる
・一週間で世界が変わる、いろんな人との出会いがある
・様々な国の、同世代の人と関われる点。沢山の国の文化が違う人たちが一度に集まる
機会はなかなかないと思う。しかも同世代
・各国の学生と触れ合い日本の学生との同じ点や違う点を知れたこと
・様々な背景を持った人たちと交流できる点
・刺激的な体験ができる。世界広く友達が作れる
・濃い一週間が過ごせる

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Q3.学校自体が多文化社会であるICU高校の、SGHの共通のテーマは「多文化共生」です
今回のツアーと「多文化共生」を関連づけて、考えたことを書いてください

・私は今回、中国のキャンプでマレーシアの女子高校の生徒達とものすごく仲良くなることができました。一生仲良くしたいって思える仲間ができました。同じアジア人ではあるものの、母国語も違う育ってきた環境も全く違う。そんな異文化を持った素敵な人々とこんなにも仲良くなった。だから、政治とか宗教とかそういう複雑なことを抜きにしたら多文化共生はそこまで
難しいことではないのかなと考えました
・様々な人が生きてるな!とただただ純粋に思いました。ファッション一つにとってもその国のはやりらしく全員髪型が同じだったりまたベールで顔以外を覆っていたり。でもみんな同じ
ようなことで笑いあったりしていて笑顔をみると誰でもほっとするしみんな人間なんだなって強く感じました
・今回のツアーで文化が違うことにいよる問題は特にありませんでした。みんなでスポーツ交流をしたり、仮装パーティーやキャンプファイヤーで音楽にあわせて踊ったりしました。
それらを通じて今思うことは、今は昔ほど文化がことなってはいないのではないかということです。たしかにお互いの国の伝統文化は異なります。しかし、今を生きる私たち、とくに若者の文化は全世界でにているものとなり、隔たりはなくなってきていると感じます。実際、共通の好きなアーティストの話でもりあがってたりして、同じ文化を共有しているなと体感しました。
世界の文化が同じようになってきている理由としては、スマートフォンの普及が大きいなと感じました。共通のSNSを使用しているというのはその人をとても身近に感じ、文化の隔たりを全く感じませんでした。これらを踏まえ、多文化共生という言葉は、お互いの伝統的な文化を理解、尊重しつつ、現代の共通な文化を楽しむことだと想いました。
・今回のツアーはICUHS以上に多文化共生でした。先進国の子もいれば発展途上国からきた子もいて互いに文化は違ったけどそれを否定するのではなく、うけいれているのがいいなと思いました。でも私は、文化が違うといっても、自撮りが大好きだったり恋バナで盛り上がったり根本的なところはどこも同じだなと思いました。
・僕が今回のツアーで他の参加者と仲良くなれたきかっけは、物怖じせずに話しかけてみることでした。このことから共生をする以前に積極的に話しかけて互いを理解することが重要だと思います

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中国の文化を体験しながら、他の国の文化も理解した異文化交流キャンプ。
「世界中の友達を作ろう、in中国」がキャンプのテーマでしたがみなさんそれを実行し、このキャンプを通じて様々なことを体得したようです。


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