2学期のある日、フランス語と英語、日本語で書かれたポスターが校内に登場。
目を引くピンクのポップなポスターに、人形を操る女性の写真。いったい何のイベント?とよく聞かれましたが、、、
フランス出身で、人形浄瑠璃「猿八座」で人形の使い手として活動されているクロエ・ヴィアートさんを、フランス語の授業の企画で、ICU高校にお迎えしました!
まずは生徒がフランス語でヴィアートさんを紹介。
NHKのフランス語学習番組にもご出演のヴィアートさん、ご存知の方もいるかと思いますが、なぜヴィアートさんが現在のような活動をされているのか、クイズも交えてお話しいただきました(日本語で!)。
そして古浄瑠璃、文楽、文弥人形とは、、、など、人形浄瑠璃の歴史もわかりやすく教えていただきました。マリオネットとの共通点など、納得の豆知識も!
黒子の衣装や人形を持ってきてくださり、実際に人形を動かして見せてくださいました。
黒子の衣装も着させてもらったり、、、
人形の構造や、動かし方、演出の方法なども教えてもらいました。
間近で見ると、人形の細かな動きにびっくりです。「人の殺し方」(!)など、さまざまな動作を日々研究されているとのこと。
生徒からの質問にもたくさん答えてくださいました。
文弥人形や人形浄瑠璃そのものについてだけでなく、伝統芸能のおもしろさや、文化の違い、そして文化が違っても共通する人間性があることなど、心に残るお話でした。
ヴィアートさん、ありがとうございました!