数学科の新企画「SGH 数学ワークショップ」を先週の土曜日に開催しました。
石川県にある北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の横山啓太先生が来校し,講演して下さいました。
第一部は,ビスケットが増える不思議なポケットを題材に,有限と無限の話をして下さいました。
それは実は「数学の定理の証明の難しさの分析」ともつながっているようです。
講義の中では,実際にプログラムを動かして実験もしました。以下のリンクにそのプログラムがあります。
第二部は「トランプの色当てゲーム」というテーマで,6~8名程度のグループを作って皆で意見を交換しながら活動しました。
例えば,こういう問題がありました。
1つのグループ(例えば7人とします)で相談して,次のような状況の時に最善の戦略を考えて下さい。
7人全員が,額にトランプのカードを持っています。
他の人から自分のトランプは見えますが,自分は自分のトランプが見えません。
トランプは赤いトランプか黒いトランプがランダムで選ばれるとします。
7人でトランプの色を解答する順番を決めます。
自分のトランプの色を当てることができたら正解になります。
7人で事前に相談して,チーム内の正解人数がなるべく多くなる作戦を考えて下さい。
参加した生徒は,皆で協力して素晴らしい解答を出してくれました。
ここを見ているあなたはどう考えますか?