11月26日(水)、東京外国語大学より鈴木義一先生と高大連携室の山口さんにお越しいただき、講義「現代中央アジアの政治と経済」と東京外国語大学についての個別質問対応をしていただきました。
ロシア帝国の植民地支配とソ連の社会主義体制の中で、かつてシルクロードだった中央アジアが、現在の国家の枠組みとして形成されていく過程を辿りながら、民族と国家というものは古来自然にあったものではなく、近代において形成された意外と新しいものであるという事実等を学びました。
講義には、中央アジア各国の衣食住にかかる沢山の写真や民族帽子等が用意され、見て触って、各国間の文化の違いや共通点を学ぶことができました。
また、東京外国語大学への進学に関心がある生徒も見られ、とても刺激になったようでした。
参加した生徒たちの感想:
「中央アジアの国、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタンは、衣食住などにおいて、多少の違いはあれど、あまり明確な違いはなかったのに、何故今このような国境になっているかというとても興味深いお話を聞けました。」
「自分のもともと持っている知識が少なかったので難しいと感じるところもありましたが、民族についての理解を深められて良かったです。また、深い内容で大学の授業のイメージもつかめて良かったです。」