11月12日(水)、図書館にて、国際基督教大学(ICU)の佐野好則先生による「古代ギリシア文化とわたしたち」の授業がありました。
21世紀の私たちからはとても遠い世界に思える古代ギリシアですが、古代ギリシアの演劇や劇場を例に、実は古代ギリシア人が使っていた言葉が私たちの日常語彙に入っているなど、意外な繋がりがあることを学びました。「遠い世界を知ることで、自分を遠い視点で見直す」-そんな体験の入口を味わえた授業でした。
また、ICU高校の一期生である佐野先生から、現在私たちが日々励んでいる各部活がどのようにして作られたのか等の、一期生しか知り得ないお話しも聞くことができました。
参加した生徒たちの感想:
「ギリシアで作られた"言葉"がその意味を変化させながらつながって来たのがとても不思議だなあ、と思いました。」
「一番印象に残ったのは、ギリシアから今に伝わる言葉の話でした。意味が違っていても言葉は遠い日本にまでほぼそのままの音で伝わっている...そのことに歴史はつながっているんだなあ、と当たり前ですが深い感動をおぼえました。」
「私はオーケストラ部とコーラス部を兼部しているので、それらの語源がギリシア語からきていることを知って驚きました!一気にギリシアが近いように感じました。」