11月といえば...今年もやってきました学習発表会。今回はGLP LEAP!と呼び名を変え、「跳躍」を意味する"LEAP"の頭文字ひとつひとつに、学習発表会で大切にしたいキーワードを盛り込みました。
L: Learning, Listening
E: Empathy, Education, Exploring
A: Action
P: Presentation, Project, Planning, Passion
GLP LEAP!は、生徒たちが、高校のGlobal Learning Programs(GLP)、個人で取り組んだプロジェクトや校外で参加したプログラムでの学びを発表しあい、広く知的交流を行う行事です。今年は発表数も史上最大?扱うテーマや分野も幅広く、聴衆もどの会場に参加するか迷うほど。
小規模会場の発表一覧:
IRIS高校支部(難民支援)
ICU生として世界を変える〜 AMNESTYを通じて〜(アムネスティ)
模擬国連の世界へようこそ
私たちの「罪」とは? 日中が手を取り合う未来へ(日中青年会議参加報告)
平和と戦争(日本の次世代リーダー養成塾参加報告)
プロジェクト探検隊(参加報告)
かけはしプロジェクト(フードロス削減・子ども食堂の活動)
人生を耕す「NO 農 NO LIFE(農LIFE)」の活動とは
ヤンゴンかるたプロジェクト
Soccer for Life 〜サッカーの力を信じて
LimitFree
言語を作ってみよう!―人工言語―
「自分らしく、自分を大切に 生きるための性教育」
疑似京都スタディツアー 於:ICU高校
「テレビ離れ」からみるエンタメの変化
アングラ
『失敗の本質』と今の日本
ルッキズムと日本のマスクとの向き合い方
考えを可視化するアウトプットの力
日本を「良い国」にするために
気候変動を"ジブンゴト"に
宗教って何?カルトって何?
野球をデータでみる
「更生」〜あなたならどうする?犯罪について考えよう
他者を哲学する。
「広告」の世界
ICUHS コンテスト〜新しい形のミスコンをICUHSで〜
みんなで対話に沼ろう
今日は発表する人もワークショップをリードする人も質問に答える人も聴衆もすべて生徒です。
小規模会場では学んだことを参加者に体験してもらう発表、実際にやってみてもらう会場が多かった印象。野球データを使った模擬ドラフト会議、ウルトラスーパーショートダイジェスト版模擬国連の体験、模擬裁判にキャッチコピーづくりに、京都を疑似体験、、、書ききれないほどの多様なワークショップ、ディスカッションが繰り広げられていました。
体育館での発表は、課題探究講座履修者の3年生による全校生徒を聴衆とした大規模な発表です。これまでの探究活動の過程や成果をシェアしてくれました。
体育館での発表タイトル一覧:
「あたりまえ」を守る為に-政治への誘い(いざない)-
わたしの命、あなたの命
変わらないために変わり続ける老舗
分断と対立の現代社会
ルワンダ過去と未来~貧困を読み解く~
その考え方はどこから?
「ろう者」として学ぶこと
生理用品プロジェクトを経て
体育館での発表についての生徒からの感想:
「どの発表でも自分と接点があることを感じられたことが興味深かったです。どれも自分たちの持つ一般的な考えに対して率直に問いを投げかけ、それぞれがオリジナリティのある、根本的な答えを出していたと思います。また、答えを出す際のプロセスがわかりやすかったのに加え、共感できるものが多く印象に残りました。自分たちの持つ価値観を客観的に見る良い機会だったと思います。」
「発表が始まってすぐはテーマに統一性がなく、それぞれの発表者が違うテーマを語るのかなと思っていたが、発表が進むにつれてそれぞれのテーマで繋がっていることや互いに影響していることを感じた。受験生になって志願書とかを書くときに、多様性とか他者の存在ということについて考える機会がたくさんあって、共感できたる点がたくさんあった。 発表者全員が自分の身近にあることに対して問題意識を持てるということが凄いと思った。他の人が考えたことを自分のものにするということが自分の成長にもつながると感じた。」
今年度も生徒たちによるたくさんのプロジェクトや活動が校内外で繰り広げられていたことに改めて驚く一日となりました。
お世話になった他校や大学、近隣地域、国内外各地のみなさま、ありがとうございました!