"I am ME"の歌をテーマにTCKについて理解を深め、創作活動もする"I am ME Workshop"のリポートの最終回です。これまでの記事はこちら:(1)、(2)、(3)
コーチとの一対一のZoomセッションを経た参加者たちは、それぞれ自分の取り組みたい創作活動を選び、自分だけのストーリー、自分らしい作品づくりに取り組みました。
作曲、アレンジ、作詞、映像作品、朗読、歌唱などなど参加者の表現も多様!懐の深い、多彩なコーチたちのおかげで参加者たちのやる気、才能、オリジナリティが一層引き出されたようです。
日本はコロナ禍真っ只中、コーチや参加者も米国や日本の各地からZoomでつながり、すべてがオンライン、、、どこまでいけるか運営側はちょっと心配しておりましたが、作品もでき、感染症対策をしつつ、オンライン授業期間が終わったタイミングで対面の発表会にこぎつけました!
これまでの自分を支えてくれた家族や仲間とのストーリーをまとめた映像作品や
I am MEの歌の一部を、オリジナルの詩の朗読に変えたパフォーマンス!
(マスクをしていますが、すてきな声で熱唱・熱演しています!)
この短期間で作詞・作曲して自分で歌って録音した人も!
ギターとGarageBandで作曲したり
I am MEに新しいアレンジを加えたり...。
もともとの"I am ME"より若々しいアレンジになった、とコーチ陣からもお墨付き!
作詞・映像担当と、作曲担当でコラボした二人組も誕生。かつて住んでいた場所の情景と思いを歌詞にのせたすてきなミュージックビデオができました。
発表ごとにコーチ、参加者が感想、コメントを述べてみなの作品を味わいました。
最後に"I am ME"の楽曲制作チームから、もう一曲 "Did you know?"のZoomライブ演奏のプレゼント!
作詞した卒業生の長田ベル寛子さんによれば、この曲のインスピレーションとなったのは、なんとICU高校での必修授業「キリスト教概論」、通称「キリガイ」だそう!
Doing (何をするか、何ができるか)ではなく、 Being(存在そのもの)を愛す無条件の愛について学んだというこのクラスが、時を経て歌となって、現在のICU高校に戻ってきました。
「いいこでなくてもいい」「何かができなくてもいい」「I love you just the way you are」...
「私は私だから」というI am MEの曲と対をなすような、「ありのままのあなたこそがいい」という歌のメッセージ、心にしみました。
創作のおもしろさを惜しみなく伝え、一緒に盛り上がって楽しんでくれたコーチのみなさん、本当にありがとうございました!若きクリエイターたちの才能あふれるワークショップになりました。
★生徒の作品の一部をこちらからご覧になれます。