1年生♪合唱コンクール(2月26日)
一昨日の水曜日、キリスト教講演会と同じ時間、
一年生は「合唱コンクール」(!)ということで、
各クラス、校歌 と 自分たちで選んだ曲 の2曲を歌いました。
選択曲
4組 3月9日
1組 空も飛べるはず
3組 青いベンチ
6組 カントリーロード
2組 ハピネス
5組 ひこうき雲
合唱コンクールって、日本の学校っぽくて、いいですね。
"No music, no life!" とか
"Music is a unifying force!" とかいう人もいるくらいで
「歌の力」とか音楽のすばらしさとかは
あたかも自明のことのように語られますが、
「クラスで好きな1曲を選んで楽しく歌う!」という、
一見いたって前向きかつシンプルなこのtaskを前にして、
どのクラスでも実にさまざまな感情が渦巻き、
いろいろな力学が複雑にせめぎ合っていたようです。
〜brainstorming, presentation, scepticism, persuasion,
decision-making, understanding, encouragement, empathy,
leadership, appreciation, breakthrough, organisation, ...
「英語を使って世界中の人とcommunicateする」ことや
「SNSを通じて日本中の同年代とつながる」こと、
「課題解決力を身に付けて世界で活躍する」ことも
とてもカッコよく、実にすばらしいことです。
そういうことのできる人は、きっと、
今自分がいるクラスで、現に一緒にいるクラスメイトと、
本気で話して、communicateして、お互いにつながって、
問題を解決していって、「いい!」ことを一緒に作りあげられる、
そういう人ではないでしょうか。
ICU高校における「多様性」は、
目の前のクラスメイトが自分と違うことを受け流し、無視し、あきらめ、
距離を置き、ばらばらになっていく方向性とは正反対のものです。
優勝の5組に big applause!
そして何より、この合唱コンクールを作り上げる過程で
inertiaに打ち勝つために
小さな勇気を出し、アイデアを出し、声を出し、
笑顔でこの企画を前に進める力になった一人ひとりが
本当のlaureateだということを、
自信に満ちた笑顔をいくつも目の当たりにして、
うれしい驚きと共に確信した今日でした。
ヨハネによる福音書17章
イエスは天を仰いで言われた。
「父よ、あなたがわたしの内におられ、
わたしがあなたの内にいるように、
すべての人を一つにしてください。」