芋活報告
こんにちは、農LIFEです!
先日一周年を迎えた農LIFEですが、今回は「芋活」という活動について紹介します。
芋活とは、校舎横のスペースでさつま芋を育てて、収穫した芋をみんなで食べようという企画です。
土嚢袋の中に土・苗を入れて安納芋を育てます。
農LIFEメンバーだけでなく一般生徒から参加者を募って行われるイベントで、たくさんの人が参加してくれました。
芋活の最初の活動は五月の末に行った植え付けです。
参加者は3〜4人のグループに分かれて、予め作成した計画書をもとに土選びから始めます。痩せた土、逆に肥えた土などの土の種類や配合の比率などを決めたら、苗の植え方も考えます。
たくさんのいもがなる水平植え、活着しやすい斜め植え、大きい芋がなりやすい垂直植えのいずれかの植え方を選び、いよいよ植えていきます。
天候にも恵まれ、楽しく植え付けを行えました。
写真に写っている、土嚢に刺さった青い札が見えますか?
これは参加者が自分たちの芋につけた名前です。「小野芋子」や「さつこ」のようにクスッと笑える名前が多く、芋の名前を眺めるだけでも楽しめました。
植え付けの後は各グループが芋のお世話をします。水やりが主な仕事で、長期休み期間などお世話が難しい時期もありましたが、どのグループもちゃんと食べられる大きさまで育てることが出来ました。
植え付けしてから約5か月後の10月末には収穫を行いました。
偶然ICU高校の目玉イベントの一つでもあるハロウィンと日程が重なった班もあり、仮装した参加者たちが芋を掘るという可笑しな場面も見られました。
収穫した芋は二週間ほど寝かすことで水分を抜きます。二週間後の11月半ばには焼いた芋を食べる焼き活を行いました。
朝始業前に参加者は学校に集まり、下準備をします。芋についたままだった泥を落としたり、アルミホイルにくるんだり。
焼く準備ができたら調理室に運び、1〜4限の授業をうけながら芋が焼けるのを待ちます。そして、待ちに待ったお昼休みには、、、
自分たちで育てたお芋は、やっぱり格別に美味しかったです。
商品として売られているような整った形の芋ではありませんでしたが、食べながらそのいびつな形にも愛おしさを感じました。
冬が近づき段々寒くなってきた季節に食べたほくほくの焼き芋の味は、忘れられません。
来年以降も芋活は継続して企画しようと思っているので、興味をもってくれた人はぜひ参加を検討してみてください!!