
レストラン見学
農業や環境について体験しながら学ぶNO 農 NO LIFE! 農業だけでなく、食に興味のあるメンバーも多いです。そして成長の早いキャンパスの竹や、畑に現れるさまざまな虫とどんどん成長するキャンパスの緑、迫り来る暑い夏を前に、自然環境と農業はどうつながっているんだろう?高校の畑や果樹園はどのようにあるべきなのか、という問いも浮かぶ今日この頃・・・
そんなわけで新たなインスピレーションを求めて、梅雨入り前のある日、ICUからもほど近い、調布市深大寺にあるレストランMarutaを見学させていただきました!
Marutaは、都市緑化や景観づくりを行うグリーンワイズという会社が手がけたお庭にたたずむ一軒家のレストラン。お庭の果樹や草花など多様な植物が季節ごとに豊かな表情を見せてくれます。さまざまなユニークな取り組みをされていて(ひとことでは説明できないのですが、、、)、オープンキッチンでの自然を五感で感じられる薪火料理、地場産の野菜と普段は見過ごされている野草や植物を使った料理のお店です。
わくわくするエントランス。
前を通りかかったことがあり、その素敵な外観とガーデンに「何の建物か気になっていた!入ってみたかった!」という人も。
高校の周辺にもたくさん存在する「生産緑地」を活用したお店とのことで、地域の農家さんと直接やりとりして旬の食材を調達したり、規格外の野菜を使用したりするだけでなく、食材を余すことなく使うなど、自然環境と地域とのつながりや資源の循環を重視した取り組みをされているそうです。
農家さんと直接やりとりされているシェフの山口さんからは、どのように食材を調達しているか具体的にお話しを伺ったり、
たけのこ料理のプレゼンテーションもこの通り
ディレクターの外山さんからもガーデンを歩きながら、お店での循環を促す取り組みや、食べたり活用したりしているさまざまな植物について教えていただきました。
後半は、非常に洗練された空間に気になるものがいろいろと置いてある店内を自由に歩き回って、スタッフの方にあれこれ質問させていただきました。開店準備中のお忙しい中ご対応くださり、ありがとうございました!
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生徒の感想から:
いろんな飲食店で不揃いの野菜などを使う取り組みが広がればいいなと思った。必要なものを作るのではなく、あるものをどう活かすかという考えを学んだ。
これまで目を向けてこなかった野草など様々な植物が利用されていて、新鮮に感じた。
自由時間のように店内を見て回らせてもらったとき(が印象に残った)。それぞれの店員さんから、様々な話を聞けてとても楽しく、新しい知識を得ることが出来た。
Marutaは、ありのままの自然との共生、がテーマの環境を提供するレストランだとお話を聞いて思いました。ICU内もありのままの自然が多くあるので、それに沿うような畑仕事や、プロジェクトを作れると良いと感じました。
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高校での活動にも生かせるアイデア、インスピレーション、いただけました。
Marutaのみなさん、ありがとうございました!