スクールライフ 一覧

2025914
スクールライフby ICUHS野球部

野球部 秋の大会(2025)

序盤8-1と大量リード
まさかの結末に・・・


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新チームの初戦は永山高校。
2回終わって8-1と大量リードと幸先の良いスタートでしたが、3回に6失点とやや振り出しに戻されたゲーム展開に。
それでも、その後はしっかりと抑え、追加点も入れながら終盤に突入。
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ところが終盤、相手校の粘りからじりじりと点差を詰められてくると、急に動きが固くなりエラーの連発。
大量失点で逆転される。

経験の浅いチームだけに、立て直すことができず、終わってみれば12-18のゲーム。
3時間超に渡る長いゲームを制することができませんでした。

とはいえ、大きな収穫もありました。
攻撃では、盗塁や相手の隙をついた走塁などでチャンスを広げ、しっかり打って得点し、守っては、ダブルプレーなど随所に好プレーもありました。

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夏のWBGT指数による制限された練習の中で、しっかりと成長している部分もあったと思います。
春大会に可能性の感じるチームです。
ここから大きな成長を遂げてほしいです。

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今日もたくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。
本当にありがとうございました。

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中学生のみなさん
ICU高校野球部は、野球の上手い・下手、経験・未経験関係なく、国内外から野球好きが集まり、「のびのびと熱く!」をチームスローガンに日々練習しています。都内でも有数の大変広いグランドで思いっきり野球ができます。ICUHSスタイルの野球で、一緒にプレーしませんか。

202597
スクールライフby J.B.C

惜敗を乗り越えて、念願の初勝利! 女子ハンド部

連日30度を超える暑さが続いた8月最後の週、
東京私立中学高等学校ハンドボール選手権大会が行われました。

大会初日、初戦の対戦相手は強豪・錦城高校。
幸先よく2点先取するも、じわじわと追い上げられて5-6でハーフタイムへ。
後半、10-9と逆転に成功!


その直後、連続ポイントを許してしまい10―12と逆転されて、残り5分。
守りを固める錦城ゴールへ果敢に攻めて、残り1分20秒で1点差へ。
時間を使ってパス回しをしてくる錦城の攻撃を防いでラストチャンス!
しかし、ICUHSの撃ったシュートは錦城キーパーの正面へ。
ここで無情のホイッスル。
掴みかけた今季初勝利はなんと遠いことか!と、
痛感させられました。

大会2日目、朝から雲一つない炎天下。
部員数が少ないICUHSは、試合中の選手交代ができません。
誰か一人でもケガをしたら、数的不利のままに戦わなくてはなりません。
昨日の疲労も残る中、しっかりストレッチをして準備します。ハンド部ブログ (13).jpg
コーチの激励を受けて、いざ!ハンド部ブログ (12).jpg
対戦相手は、部員数20名を超える杉並学院。
状況に応じて何度も選手交代をしてくる作戦です。

開始から10分、ICUHSは4-0と一気に突き放しにいきますが、
徐々に相手もペースをつかみ、6-4でハーフタイムを迎えます。
試合途中、審判も暑さで朦朧(もうろう)とするような酷暑。
選手も疲労のピークで、9―8と1点差に迫られます。ハンド部ブログ (1).jpg
その直後、すぐに1点を決め再び2点差。
しかも、キーパーのナイスセーブもあって逆転は許しません。DSC_7295.jpg
この間、メンバー交代ができないICUHSは40分間、走り続けています。
それでもこの日は、メンバー全員の1勝への渇望が互いを鼓舞します。ハンド部ブログ (9).jpg
12-9から、13-10へ。ホイッスル間際にダメ押しの1点を加えて、
14―10。
ついに、念願の初勝利をつかみ取りました!
文字通り、チーム一丸での勝利。
選手全員が最後まで走り抜いて手に入れた、
小さな、しかし、大会では2年振りとなる大きな大きな1勝でした。
ハンド部ブログ (3).jpg
いつもハンド部を応援してくださる保護者のみなさん、
一緒に練習したり、近くでアドバイスをくれるOGのみんな、
本当にありがとうございます!

次なる飛躍を目指して、がんばります!

2025821
イベントもりもり!by 課題探究講座

課題探究講座「会いたいプロジェクト」:出汁取り教室 

3年生の選択科目「課題探究講座」を取っている生徒が、高校生の今だからこそ「会いたい!」と思った人を高校にお呼びする「会いたいプロジェクト」。うまみの探究を深めるべく、出汁取り教室を開催した生徒の報告です。

ーーーーーー
7月某日、 かつお節問屋タイコウさんから、大塚さんを講師にお迎えして、ICUHS生のための出汁取り教室を実施しました!

期末テスト最終日にもかかわらず、約20名もの参加者が集まり、日本の食文化や、かつお節をはじめとする出汁食材について学び、味わい、体験することができました。

大塚さんは、タイコウで社長を務めていらっしゃる、かつお節コーディネーターです。今回は、「日本を代表する4種の出汁」「かつお節ができるまでの工程」についてお話いただき、実際にかつお節を削る体験も行いました。

まず、「昆布」「かつお節」「煮干し」「干し椎茸」の4種の出汁が、どのように使われるようになったのか、主にどんな場所で使われていたのかをお聞きし、歴史的背景や地域との深い関わりを学びました。今でも食材の産地や用途が、昔の文化を受け継いでいることを知り、驚きの声が上がる瞬間も。
1.jpg(4種類の出汁の飲み比べ↑)

次に、かつお節がどのように作られるかを学びました。皆さんは、カツオが燻製される前、「骨抜き」「籠立て(かごだて)」という細かい作業にも職人が関わっていることを知っていましたか?
※籠立てとは、「煮籠(にかご)にサクを立てる(形よく整えて置く)」作業で、鰹節の仕上がりの形に大きく関わってくる重要な工程。

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もしかしたら、かつお節が、カツオを煮て、燻して、休ませてカビをつけて...という長い工程を経てできていることを知らなかった人もいるかもしれません。実際は、これよりずっとずっと手間と時間がかかっています。作る人によって、かつお節の味や形にも違いが出るそうです。

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最後は、かつお節削り&出汁取り体験です!かつお節削り器に触れるのが初めての人もたくさんいましたが、全員が無事に削ることが出来ました。今でこそ見かける機会が少ないかつお節削り器ですが、昔は日常的に家庭でも使われていたそうで、先生方は特に削るのに慣れていました笑

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また、削ったかつお節から出汁を取り、他の出汁と合わせて味の比較を行いました。

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「ここのグループのかつお出汁、味が違う!」「私は煮干しとかつお出汁のコンビが好きだな〜」など、それぞれの出汁の特徴や、自分の好みをみんなで共有しながらそれぞれが自由に出汁と触れる機会ができ、楽しく、出汁について学ぶことが出来ました!

8.jpg↑味噌も足してお味噌汁としても味見!

使いきれなかった鰹節や出汁を持ち帰って家でもうどんや丼などの料理を楽しんだ人もいました。

短い時間にさまざまな体験と学びの機会を用意してくださった大塚さん、本当にありがとうございました!
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2025716
イベントもりもり!by 農LIFE りん

OICU 夏野菜を使ってスパニッシュオムレツとベリーマフィンを作ろう!

こんにちは。ICU高校の畑で作物を育てる団体 NO 農 NO LIFE!(略して農ライフ)のメンバー兼、料理活動「OICU(おいしーゆー)」のリーダーを務めている、りんです。

7月某日、2025年度初のOICU企画を開催することができました。OICUとは、農ライフで自分たちが育てた作物を収穫し、自分たちでおいしく調理する活動です。今回は、ICUHSの畑で育てたじゃがいも・ミニトマト・バジル・にんにく、そしてICUHS果樹園のブルーベリー、ブラックベリーを使い、スパニッシュオムレツとブルーベリーマフィンを作りました。(ついでに収穫できたキュウリの塩もみとシシトウ焼きも!)



12.pngまずは前日に畑で収穫
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開催は前から決まっていましたが、私自身がOICU企画を担当するのは初めてだったため、本格的に動き始めたのは2週間ちょっと前でした。しかも春学期の期末テスト期間と重なってしまい、準備はなかなか大変でした。
そんな中、もう一人の企画者である3年生のKちゃんが、企画書の作り方を丁寧に教えてくれたり、一緒にレシピを探したり、家で試作までしてくれたりと、大きな力になってくれました。農ライフの担当の先生方、そして家庭科の先生も、必要なことや改善点を親身にご指摘くださいました。

前日には、OICUの理念「学校の畑で育てた野菜をただ収穫して終わるのではなく、自分たちの手で調理し、味わい、学ぶところまでを体験する」に基づき、メンバーと一緒にじゃがいも、ミニトマト、ブルーベリーに加え、予定にはなかったけれどたくさん実っていたししとうや緑のパプリカ、きゅうりも収穫しました。当日の朝、Kちゃんとスーパーで買い出しを行い、先生が車で食材を学校まで運んでくださいました。

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調理では、マフィン班とオムレツ班に分かれて、それぞれの班が協力しながら調理を進めてくれました。各班ともレシピ通りにおいしそうに仕上げていて、特にサプライズで用意した大容量のアイスクリームはマフィンとの相性も良く、みんなとても喜んでくれました。
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調理の時間には、思わぬハプニングもいくつかありました。オムレツをひっくり返すのに失敗してしまったり、思っていた以上に調理に時間がかかってしまったり。でも、そうした出来事も含めて、みんなが笑顔で楽しんでいました。

17.jpg↑必死にオムレツをひっくり返す!
18.jpg↑三者三様の方法でオムレツをひっくり返す!

マフィン班とオムレツ班に分かれて、それぞれがレシピを見ながら協力して作業を進めていました。料理に慣れていない人も、積極的に調理に参加していました。調理の合間には「この切り方でいいかな?」「めっちゃいい匂いしてきた〜!」といった会話が飛び交い、班のメンバー同士が自然と打ち解けていく様子も見られました。
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参加してくれたメンバーの中には、「自分たちの手で大切に育てた野菜だからこそ、より美味しく感じられた」「料理に使われている材料について、どうやって作られたのかな、どんな人が作ったのかな、と考えるようになった」など、これまでとは違った視点で食と向き合うきっかけになったという声もありました。

また、「OICUで料理のモチベーションが上がったので、家でも料理をしてみた」「その時に、食材を無駄にしないように感謝の気持ちを持って作ることができた」「食がこんなにもコミュニケーションの手段になりうるのだと実感した」など多くの感想が寄せられました。

今回、参加者のみんなが笑顔で調理をする姿を見たり、感想を読んだりし、この活動が、ただ料理をする場にとどまらず、心の変化や新たな気づきにつながる場にもなっていることを実感しました。OICUの理念が、今回しっかりと参加者の中に根づき、形になり、嬉しく思います。

レシピ決めや材料・道具のリストアップ、農ライフメンバーへの参加呼びかけ、企画書の作成など、準備には多くのことが必要でした。Kちゃんは期末テスト後に受験も控えていて大変な中、たくさん協力してくれましたし、先生方もサポートしてくださり、参加メンバーも当日の食器洗いや片付けまで協力してくれました。みんなの力があったからこそ、楽しく充実した企画になったのだと思います。

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実は私は、年に一度料理をするかしないかというほど、普段あまり料理をしていません。ただ、調理以外の食に関わる分野にはずっと興味があり、「やってみたい」という思いが心の片隅にありました。そんな中、今年度のリーダー決めの際に、せっかくの機会だからと軽い気持ちでチャレンジしました。
準備段階では、やることの多さに押されて、「やっぱり私は料理じゃなくて別の食分野に興味があるのかも」と思い、投げ出したくなることもありました。。けれど、当日、みんなが笑顔で調理している姿を見たときに、「やって良かったな」と心から思いました。
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今まで私は、自分の準備や工夫を通じて他の人に喜んでもらうことに、あまり関心がないと思っていました。でも今回、それが実は自分の好きなことなのだと気づきました。ベタでテンプレートな感想かもしれませんが、みんなの笑顔が見られて、本当に良かったです。楽しくて、心が温まり、癒された時間でした。こんな発見ができたのは、ICUHSだからこその経験があったからです。

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秋学期のOICU企画では、3年生のKちゃんは引退するため、私が主体となっての開催になります。今回の経験を活かして、もっとみんなが楽しめるような企画をしたいと思います。
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☆This project was powered by the Japan ICU Foundation.

2025711
スクールライフby ICUHS野球部

野球部 夏の大会(2025)

序盤息詰まる投手戦
0-0で迎えた5回、試合が動きます。


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好投していた先発の3年生キャプテンは、1点とられた所で交代。
リリーフした2年生投手がピンチを抑えて反撃の機をうかがいます。

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そしてその裏、3ベースヒット、タイムリーヒット、盗塁などで見事に逆転!

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しかし6回表、2アウト満塁から逆転を許して追う展開に。
7回裏ICUの攻撃では、2アウト満塁からのセンター後方あわやフェンス直撃、抜けていれば逆転の大きな打球を相手校ナイスプレーで阻まれます。

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最終回、本日2本目となる3年生1番バッターの3ベースヒットを皮切りに逆転を信じて反撃します。

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最後は、レフト線あわやホームランという打球を相手校のナイスキャッチで終了となりました。

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今日は、3ベースヒット3本に5盗塁、守ってはキャッチャーの見事な盗塁刺し2本と攻守に力の限りを尽くしました。
結果は勝利につながりませんでしたが、秋の大会0-21からのスタートしたチームがここまで大きく成長できたことは、とても感慨深いものです。

今日もたくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございます。

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器楽部のみんさん、ありあがとうございました。
とても心強い応援でした!

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ICU高校野球部は、野球の上手い・下手、経験・未経験関係なく、国内外から野球好きが集まり、「のびのびと熱く!」をチームスローガンに日々練習しています。都内でも有数の大変広いグランドで思いっきり野球ができます。ICUHSスタイルの野球で、一緒にプレーしませんか。
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2025630
イベントもりもり!

中国語で遊ぼう

上級中国語のみなさんが、誰でも参加OKのイベントを開催してくれました。ゲスト講師は、NHKの中国語学習番組などにも出演されている胡 興智先生です。
中国語で五七五を作るって??

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上級中国語履修者による先生のご紹介と通訳でスタートです。


中国語で5文字・7文字・5文字の3行からなる漢俳(中国語俳句)を作ってみよう!という試み。このフォーマットで日記を書いてもいいし、中国語の勉強に使ってもいいし、本格的な句を作って句会を開いたりできたら楽しいとのことですが、まずは気軽に作ってみようということで、、、

手始めに自己紹介。型が決まっているので、上級中国語の生徒や中国語のできる生徒、先生が少し手助けすれば、だれでも中国語の自己紹介ができる!

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1行目:わたしは〇〇です(日本人です、高校生です) 
2行目:わたしの趣味は〇〇です
3行目:よろしくお願いします

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中国語を学んだことがない人も、友だちの力を借りて作文し、発音も教えてもらって初めての中国語で自己紹介に挑戦!!

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なんとなく漢字を見ると意味が分かるところがおもしろい。

次は、ちょっと難易度を上げて、日常で感じたことなどから句を書いてみます。

さらに、上級者は、作った漢詩を、五七五調の日本語に翻訳!

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生徒が中国で自分が住んでいた町での思い出を詠んだ詩

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ほかにもちょっと笑える作品など、
短時間で傑作がいろいろと生まれました。

中国語レベルにかかわらず楽しめるすてきなイベントでした!

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先生方、上級中国語のみなさんありがとうございました。

2025514
イベントもりもり!by 農LIFE

掘り活2025!

農業や環境について体験的に学ぶNO 農 NO LIFE (農LIFE)。今年度も新しく1年生が加わり、始動しました!



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最初のミーティングのあとは、雨で延期になっていたタケノコ堀りです。

今回も、大学(ICU)のSDGs推進室の学生スタッフのみなさんの指導・管理のもと、竹林の拡大を防ぐため、そしてたけのこを食べるため、メンバーが集結しました(※無許可でキャンパス内のタケノコ堀りはできません)。

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毎年恒例のタケノコ掘りですが、最近では、農LIFEの初代メンバーが大学生になり、SDGs推進室のスタッフとして高校生とのタケノコ堀りを指揮してくれるということになり、感無量です。

道具を持って、大学建物の近くと、普段は入れない演習林の奥深くへと二か所に分かれて活動です。

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今回は時期が遅くなってしまったので、あまり収穫がないかも?と思っていたのものの、、、場所を移動し、みんなの執念により、結果的にはひとり1本以上はタケノコを収穫できました!

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さて、みんなどうやってタケノコを食べたのか、、、
このすばらしいタケノコ料理の数々をご覧ください!!

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ICUキャンパスの自然の恵み、満喫できました!
SDGs推進室自然班のみなさま、タケノコを調理してくださったおうちのみなさま、ありがとうございました!

2025321
スクールライフby 農LIFE

OICU

校内の畑での野菜づくりや環境保全に取り組んでいるNO農NO LIFE。これまで収穫した夏野菜をサラダにしたり、サツマイモを焼き芋にしたりしてきましたが、もっと料理をしたい!旬を感じたい!という熱い思いを持ったメンバーの主導で、この冬、料理イベントが実現しました。その名もOICU(オイシーユー)!



メニューは、旬のほうれん草とじゃがいものグラタンと、スコーン(手作りいちごジャム付き)です。農LIFEの畑のほうれん草を使いたかったのですが、まだ旬は来ていなかった・・・・ということで、三鷹産のほうれん草を使用。じゃがいもはある先生が寄付してくれました!
家庭科の先生にもご協力いただき、材料・道具をそろえて、料理開始です。

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スコーン係とグラタン係に分かれててきぱきと。下校時刻までに作って食べて片付けるという予定なので、みんないつもより3倍速くらいで動いてる??

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笑顔の絶えないスコーン係。

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いちごジャムもできてきました。

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焼けたよ~

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グラタンは材料も工程も道具も多い!レシピとにらめっこ・・・

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ホワイトソースから手作りです

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できた~!


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焼きたてスコーンは手作りジャムと差し入れのバニラアイス付き
グラタンはチーズたっぷり(家庭科の先生によると高校生向けレシピとのことです!)
おいしかったです!!

春は桜、夏は緑、秋は紅葉、と窓の外に四季を感じられる最高のロケーションの調理室。来年度も旬を生かした料理できるといいですね。

2025227
スクールライフby よしの

ファッションで解決しよう!『途上国』の問題

少し前ですが、11月に3年生の選択授業、課題探究講座の一環として、株式会社マザーハウスのネパール事業責任者、牛留早亜彩さんのオンライン講演会を開催しました!!

課題探究講座では、対話を通して、各々が自分の興味に真剣に向き合う時間を過ごせます。その集大成が11月末のGLP LEAP!という行事になりますが、1年間を通して他にも探究テーマに関連した活動を生徒が企画したりすることも行われています。



今回ご紹介するのは「会いプロ」こと、会いたいプロジェクト。生徒が自分の探究活動に関連して、どうしても「会いたい!」と思う方をお呼びして講演やワークショップをしていただく、生徒主導のプロジェクトです。これまでにも、野口健さん、重松清さんなどにお越しいただきました。

私の探究テーマが「ファストファッションと労働問題」だったので、世界各地の素材と職人さんとのコミュニケーションを大切にされているマザーハウスの方に講演をお願いし、今回実現することができました。

マザーハウスは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもとに、バングラデシュのジュートや革製品をはじめ、6つの生産国の現地の素材と職人さんの技術を大切にしながらものづくりを行っている会社です。

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講演してくださった牛留さんは、ストールやスカーフ、ニット製品の生産国であるネパールの事業責任者の方です。他にも、バングラデシュではバッグや革小物、スリランカやインドネシア、ミャンマーではジュエリー、インドでは手つむぎ手織りの生地の洋服などを生産しています。日本の他に台湾とシンガポールにも店舗を持ち、近年ではアメリカのロサンゼルスで展示会も行っているそうです。

牛留さんは現在、ネパールで年の半分ほどを過ごされているそうで、マザーハウスに入社されるまでの過程、また入社後、どのようにして現地でのものづくりを進めているかということ、そして日々、流行を追いかけながらものを消費している私たちが、より良い消費者になるためにはどうしたらよいか、ということをお話をしてくださいました。

流行や大量消費社会に惑わされることなく、その土地の素材と人との繋がりを大切にしてきたマザーハウスの方のお話は学びになることが多く、充実した時間を過ごすことができました。

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また、講演のあとに意見交換ができるようなワークショップも開催しました。ファストファッションと密接に関わっている私たちの今までの消費活動、そして講演を通して考えたこれからについて、みんなで意見を出し合いました。

・・・

課題探究講座では、自分の学びを自分が望んだ環境で探究し、学ぶことができます。

生涯続けたい学びの形を知り、体験することのできる課題探究講座、私がICU高校で1番おすすめしたい授業の1つです。

2025220
スクールライフby 農LIFE

枝活2025

農業や環境問題について体験し学ぶ、NO 農 NO LIFE(略して農LIFE)、3学期も活動中です!

落葉樹もすっかり裸になった冬のある日、夏にブルーベリー摘み取りでおじゃました吉野果樹園さんにうかがいました。(ブルーベリー摘み取りの記事はこちら


この時期ブルーベリー農家さんは枝の剪定でお忙しいとのことで、一昨年は、剪定して落とした枝を拾って集めるというお手伝いをさせていただきました。が、今年は、すでに枝を拾う作業は済んでいるということで、ブルーベリーの枝の剪定作業についてじっくりお話を伺ったあと、実際に1本ブルーベリーの木を生徒が剪定させていただきました!

高校の畑エリアでも、ブルーベリーなどの果樹を育て始めたところ。これは剪定技術を学ぶまたとないチャンス!

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まずは吉野さんから、剪定の意義や、方法、気をつける点など、お話を聞きました。

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仕上がりや成長度合いを考えながらもテキパキと剪定を進める吉野さん。まさに「木との対話」。

では、実際にやってみましょう!と剪定ばさみを渡されて・・・

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はじめはどこからハサミを入れたらいいのか分からず、なかなか手が進みませんでしたが、ああでもない、こうでもない、と言っているうちにだんだん切るべき枝が分かってきた!?

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ここだっ!えいっ!

写真ではちょっとわかりにくいですが、不要な枝を落として、だいぶすっきりしました。

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最後に、剪定した木に目印のポールを立てて、来年の夏の成長を見に来る約束をしました。

それから、高校の果樹にもついている、謎の白いふわふわの正体も、チュウゴクアミガサハゴロモというこの数年急激に大繁殖している外来種の昆虫の産卵跡であることを教えていただきました。枝を切って、白いふわふわをはがしてもらい、実際に卵を観察しました。

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気候変動や生態系の変化を相手に、どのようなことができるのか、考えさせられます。

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吉野さん、ありがとうございました!

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