おもしろがる3年生!
ICUのバレンタインデー、色々お伝えしたいことはあるのですが、
入試を一足先に終えた?有志の3年生が集まって、
「教科の枠を超えて、興味のあることを発表する機会」を設けていました!
完全に自分たちで企画運営をしていたようですが、なんと豊かな学び!
ICUでは一人ひとりが発信者です。
学びが自然と響き合う空間で、皆さんをお待ちしています!
そして一般入試に挑んでいる3年生、あと少しやりきってきてください!
心から応援しています!!
ICUのバレンタインデー、色々お伝えしたいことはあるのですが、
入試を一足先に終えた?有志の3年生が集まって、
「教科の枠を超えて、興味のあることを発表する機会」を設けていました!
完全に自分たちで企画運営をしていたようですが、なんと豊かな学び!
ICUでは一人ひとりが発信者です。
学びが自然と響き合う空間で、皆さんをお待ちしています!
そして一般入試に挑んでいる3年生、あと少しやりきってきてください!
心から応援しています!!
こんにちは。みっしゅです。
あっという間に1年生が終わってしまったように感じます。
私が1年間ICUで勉強をしてきて充実したと感じたことは、夢中になれる教科と出会ったことでした。
その教科とは「世界史」です。
小学校、中学校と世界史の授業がなく、高校生で初めて学んだ教科なのですが、私のクラスを担当してくださった先生のおかげで、世界史が大好きになりました!
その先生は、世界史を過去の出来事として教えるのではなく、1つの物語のように教えてくださいます。
時には自分自身が歴史上の人物を演じたり、生徒たちに自分が彼らだったらどう思うか尋ねたりと、まさにその時代に皆を連れていくのです。
とても面白く、必ず笑顔になれる授業だと自信を持って言えます。
毎週の授業が楽しみで、50分があっという間に感じられました。
なので今回は、学年末終わりということもあり、ICU生の世界史勉強方法を書くことにしました!
友人にインタビューをしてまとめてみたので、参考になること間違いなしだと思います。
①先生になってみる
授業をするように、習ったこと、歴史の一連の流れを誰かに説明するやり方です。
今まで気づいていなかった、自分がわかっていないポイントを洗い出せるのでおすすめとの事です。
私も今回の学年末の為に、この勉強法を実践しました!
家では声に出していますが、通学途中のバスや電車内ではプリントを見ては目線を外して脳内で自分に説明しています。そして、プリントをあまり見なくても一連の流れが教えられるようになるまでやっています。反復練習あるのみです。
これで記述で出来事の因果関係を聞かれても大丈夫です!!
②シンプルに
年号や出来事の名前を覚える際に、自分なりの法則や関連性を見つけようとしています。
今回の期末の範囲で例を出すと、
-フランクフルト国民議会(1848年5月〜1849年6月)
→年と月がどちらも+1
-1861年にヴィルヘルム1世即位(普)とイタリア王国成立(伊)
→王国系は1861年
ただ数字として覚えるのではなく、脳内の引き出しの紐を増やしたり結んだりすることで忘れるのを防ぎます。
③メモリーツリー
メモリーツリーとは、中央にテーマを書き、そこから蜘蛛の巣状に書いていくまとめノートのことです。
記憶に残りやすくアプローチするための勉強法と言えます。
今回の学年末の範囲である二月革命を例に作成してみました!
まずはテーマを中心に書きます。
上記の写真を参考にして頂くと、例えば「二月革命」という章にあたる部分を紙の中心に書きます。
続いて、テーマに続くようにキーワードを書きます。そこに自分が重要だと思ったことやメモなどを書き込みます。
これは「選挙法改正運動」という部分にあたります。
あとはこの作業を続けるだけです!
キーワードの下の本文も増やし、これを機械的に進めていきます。一通り書き終わったら線をつなぎます。
他にも私は、小説を書くように、それぞれの出来事をとり出して、その出来事が起きた理由、意義、影響などを短くまとめる練習をしました。テストで問われそうなところを考え、短く自分の言葉でまとめます。
暗記したい単元を抜き出して「その単元の情報をすべて1枚にまとめる」という白紙勉強法も世界史の勉強に役立つと聞き、次回試してみたいです。
インターネットや動画サイトにも多くの世界史の情報が載っているので、それらを有効活用するのも大事だと思いました。
今日紹介した勉強法の中で、知っているものや、試してみたいものはあったでしょうか?
世界史は本当に面白い教科で、ただ暗記するだけではもったいないと思います。
歴史の因果関係を理解するためにも、上記の勉強法が少しでも参考になればと思います!
春に行った石膏デッサンの美術の授業をきっかけに、鉛筆デッサンに興味を持った方も多かったので、今回、外部よりプロのデッサン講師をお招きして ワークショップを行いました。
「デッサンを始めてみたい」「画力を上げたい」「写真みたいなデッサンって、本当に描けるの?」興味を持っている1年生~3年生の有志13名が美術室での講習に参加しました。
今回の先生は、大手美術予備校の人気講師、SNSでもその画力が話題のセンザキリョウスケ氏です。
センザキ先生の手元を大きなモニターに映しながら、基礎から丁寧な解説入りでデッサンスタート。
今回のモチーフは季節を感じる柿。
イーゼルを使うのも初めて、ギンギンに尖らす鉛筆の削り方にもびっくり。始めは戸惑っていた参加者も、先生の解説入りの実演に真剣に見入っています。鉛筆の使い方、構図について、陰と影の違い、パースについて、面
の捉え方、 ・・・ほぼデッサンの基礎については網羅しているのではないかと思うほどの濃い内容の2時間半でした。
実際に実演しながらの解説はとっても分かりやすい。そして自分でもその場で実践できるので、かなり勉強になります。
「デッサンに才能はあまり関係ない。訓練で、どこまでも上手くなる世界。」
センザキ先生の言葉通り、初めてデッサンに取り組んだ生徒も、「自分で思っていた以上のデッサンが描けた」「物の見かたを変えるだけで上手くなっていくことを実感した」2時間半でした。
最後はデッサンをしながらの質疑応答。プロの仕事の日常や、芸大の事、進路選択の事など、様々なお話しを伺う事も出来ました。お話しをしながら、先生の手元では、どんどん柿のデッサンが出来上がっていくのが魔法のようでした。
生徒作品の一部↓柿は次郎柿と富有柿
センザキ先生のデッサン完成品はこちら↓
センザキ先生のデッサンは、校内に展示しています。是非、実物をご覧ください。
(授業をしながら、実際に描いていたのは実質1時間弱でこの出来映え!)
でも、センザキ先生の本気デッサンはこんなもんじゃないのです!
センザキ先生の本気デッサンが気になる方は是非、SNSなどで検索してみてください。
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
久しぶりに「理科教員の科博でうんちく」を行いました。
科学博物館で、理科教員といっしょに説明付きでまわるプログラムです。
参加者を2グループに分け、生物分野と物理分野を前半後半でまわります。
生物系は、地球館1F「地球の多様な生き物たち」を中心にまわりました。
物理系は、地球館 地下3F「自然のしくみを探る」を中心にまわりました。
少し難しい内容もありあましたが、充実した一日になりました。
ICU高校では、不定期に理科教員がそれぞれ気まぐれで、科学に関するプログラムを開催する「放課後サイエンス スキエンティア」を実施しています。在校生のみなさん、ぜひ参加してくださいね。また、「こういうのやってほしい」というものがあれば、理科教員まで。
9月のある日、美術室に大きな箱が届きました。
さぁ、何が入っているのかな?
ジャーン!出てきたのは、3Dプリンター。
美術室にとうとう3Dプリンターがやって参りました。
翌日の美術の授業時より稼働。
初めての3Dプリンター。
早速、何か出力してみましょう。
フィラメントが出てくる様子をずっと眺めている生徒たち。
お絵かきソフトで描いたイラストでスタンプを作ったり、
デジタル彫刻ソフトで作成したモデルを出力したり。
出力したモデルのサポート材を外す作業も楽しい♪
生徒向けに3Dプリンターワークショップも開催しました。
参加した生徒たちは、実際にPCを操作して3Dプリンターで出力できるデータを作成しました。
目の前で、自分のイメージ(2D)が立体(3D)になっていく様子にワクワク。
CADソフトで電車を設計する生徒。
英語の授業の関連で可愛いブタくんをモデリングする生徒。
ミケランジェロの彫刻も手のひらの上に。
出力するモデルにも個性が出ますね。
いくつも複製が作れるところも3Dプリンターの魅力。
タコのモデルはOctopus(置くとパス)で、受験に向かう3年生に人気です。
そんな訳で、美術室にやってきた3Dプリンターはこの2か月、休む暇なく稼働し続けています。
生徒たちの若い感性で、どんどん使いこなしていって欲しいと思います。
次はどんな物が出力されるかとても楽しみです。
皆さま、是非、美術室へ。3Dプリンターに触りに来て下さい。
梅雨空の中、よく学ぶICU生の様子をお届けします~!
2・3年生の授業風景です。
こちらは2年生の必修「倫理」、プレゼンのためのグループワーク。
ちょうど空きコマのセンパイたちが「私たちも入っていいですか?」と名乗り出てくれました(頼もしい...)。
困っているグループに対して、メンターとして相談に乗ってくれました。
「つら楽しい」がキーワードだそうです。
3年生の必修「政経」、選挙の単元のリサーチです。
自分たちで分からないところを確認しあえるのもICUHSの良さかもしれません。
アクティブ・ラーニングは土台あってこそのもの。
確かな知識と、豊かな議論の両立を目指します。
3年生の自由研究講座の1つ、「課題探究講座」の中間発表会。
少人数で、マイテーマをそれぞれが追求し、プロジェクトを完成させようと頑張っています。
お互いの探究計画に質問を投げ合って改善を図ります。
確かな知識と、豊かな議論の両立を目指しているので、
もちろんですが、レクチャー形式の授業もしっかりあります(が写真がない...)!
互いに刺激し合える環境で学びたい中学生の皆さん、ぜひICUHSで待ってます!
~おまけ~
ディスカッション後に残されていたあやしい地図...
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
天文台三鷹キャンパスで学ぶ全3回シリーズ。
第1回(2018年6月のブログ)は、国立天文台とその最新研究についてのお話しをして頂きました。第2回(2018年11月のブログ)は、「4D2U」の見学とアストロバイオロジーの研究分野における最先端のお話しをして頂きました。第3回となる今回は、天体観望会とダークマターのお話しをして頂きました。
第1回のお話しの時に興味関心が深かった「ダークマター(暗黒物質)・ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」について、トピックスを絞って関口先生にお話しをして頂きました。内容的には非常に難しいものでしたが、宇宙のナゾに触れるよい機会になりました。「宇宙はただ膨張しているのではなく、加速しながら膨張している。」という衝撃的な事実が明らかにされてきていることは、大変興味深かったです。
その後、場所を移して、口径50cmの大きな望遠鏡で天体を観測しました。外は非常に寒かったですが、美しく輝く星々を観測でき、みんな大興奮でした。月、木星、天王星、誕生したばかりの星などを観測しました。また、「オリオン座のベテルギウスがみたい!」「近くの銀河系も観測したい!」というリクエストにも応えて頂きました。月などは光が強すぎて、目が痛くなるほどでした。天王星は緑~青っぽい色で、ベテルギウスは赤~オレンジ色に美しく輝いていました。
中から見ると、こんな感じです。迫力のある大きな望遠鏡です。個人で所有できるレベルではありません。
全3回に渡り、このような機会を与えてくださった天文台の関口先生をはじめとした、関係してくださった方々に、心より感謝致します。ありがとうございました。
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
今回は、「国立天文台で最先端科学 Part2」
~近くて遠い天文台三鷹キャンパスで学ぼう~
の第2弾企画で、天文台に行ってきました。
第1回は、国立天文台とその最新研究についてのお話しをして頂きました。第2回となる今回は、「4D2U」の見学とアストロバイオロジーの研究分野における最先端のお話しをして頂きました。
4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)は、天体や天体現象を空間3次元と時間1次元の4次元で「4次元デジタル宇宙コンテンツ」を、科学的に可視化した立体映像で現します。見たこともないようなプラネタリウムの映像です。
事前の説明からすでに興奮。ワクワクします。
プラネタリウムの中は、宇宙の中にいる感じですごかった!
(行ったことないけど・・・)
そして、4D2Uの後は日下部先生によるアストロバイオロジーの世界を学びました。
惑星を探す例えが、「遠くで光っている灯台の光に止まっている蛍の光を探すような作業」というのが、とても興味深かったです。
宇宙のどこかに生命体・・・
そんな胸の高まるお話しでした。
ひっそりとした図書館のレイアウトを変更し...
今年もやってきました、2年倫理のグループプレゼン。
クラスメンバーを6,7人のグループに編成し、テーマ選びからすべてを生徒が担当します。
動画を自分たちで作ったり、実演したり...
コメンテーターに扮してクラス全体で議論をしたり...
テーマも進め方も様々。よりよいものにしようと必死で準備をしてくれました。
プレゼンが終わっても、議論を続けるメンバーも...
オンラインで生徒の議論が続いているクラスも...
そこまで打ち込んでくれるとは、さすがに驚きました。
プレゼンが終わったら、テーマを深めるための討論へ。
スパイダー討論という方法で内容を深めつつ、主体性や協働性の感度を高めます。
その記録はこんな感じ。
討論の記録を取るのも、討論の振り返りをするのも生徒が自分たちで行います。
(討論中の写真を撮りそびれていた!!)
多様な経験と価値観が混ざり合うしかけで、ひとりひとりを揺さぶります。
揺さぶられたい中学生のあなた、ICUHSで待ってます!
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
今回は、「国立天文台で最先端科学 Part1」
~近くて遠い天文台三鷹キャンパスで学ぼう~
と題して、天文台に行ってきました。
全3回シリーズの第1回。
重力波望遠鏡、口径30メートルの次世代望遠鏡、天文学の歴史、今日の天文学、日常生活の中の天文学、技術の移転など、天文学と最新の宇宙像についてお話しを聞きました。
大変興味深い内容で、皆、宇宙に様々な思いを持つ機会になりました。
世界中を飛び回り、ご活躍なさっている天文台の先生に、ICU高校の生徒のために貴重なお時間を割いてレクチャーして頂き、本当にうれしいかぎりです。
第2回は、今日のお話しの中から生徒達が最も関心の高かったトピックを取り上げ、もう少し掘り下げてお話しを頂きます。また、若き天文台の研究者の方々とのディスカッションも企画しています。
今回参加できなかった人、是非是非、次回から参加してくださいね。
そして、本日このような機会をつくって頂いた天文台の先生および関係の方々、本当にありがとうございました。