コーヒーカプセル シュクランプロジェクト!
先日、ネスプレッソコーヒーカプセルをバッジやイヤリングにリメイクするリサイクルワークショップ「コーヒーカプセル シュクランプロジェクト」が開催されました!
このワークショップを企画したのは二年生の私、あやな。今年ICUHSの長い夏休みを利用して1ヶ月エジプト留学に行き、とある街を訪問して感銘を受けたのが始まりです。その街の名はCairo Mokattam。エジプトのSustainable City と呼ばれ、「A.P.E」というNGO団体を中心に各地から集めたゴミをリサイクルしています。特に目を引いたのがネスプレッソコーヒーの使用済みカプセルをクラッシュした商品。「小さなカプセルがSDGs のきっかけになるんだ!」と発見した私は、その気づきをICUHSの生徒にも知ってもらいたい!と今回の企画を計画しました。
ところが材料となるカプセル回収で課題に直面します。ワークショップ開催には不可欠なカプセルが、一般家庭にはそこまで普及していなかったのです。そこで校内での呼びかけに限らず、企業やホテルにお願いをして合計およそ60個のカプセルを集めました!また、バッジやアクセサリーを作る材料となる布や糸はICUHSのEVNさん、無人古着屋さん、学校祭実行委員さんから余っていたものをお譲りいただきました。ご協力してくださったみなさんありがとうございました!
ここから得た学びはリサイクルの地域性です。エジプトと日本では使っているものも廃棄されるゴミも違います。リサイクルでは地域ごとの特徴を考慮する必要があると発見しました。では日本で一番必要とされているリサイクルは...みなさんは何だと思いますか?
ワークショップで作成したのはバッジとイヤリング、ピアス!金槌を使って自分たちでクラッシュしたカプセルに好きな布や飾りを付けました。
わいわいと和やかな雰囲気の中、思い思いに作成しています。「たのしい」「かわいい」と多くの人に言ってもらうことができました。私たちが普段「廃棄するもの」と思っている使用済みのカプセルがアイディア次第で素敵に生まれ変わること、そしてそれを商品として販売して生活している人がいることを感じてもらうことができていたら嬉しいです。
来てくれたみなさん、ありがとうございました!