2025年6月 一覧

2025630
イベントもりもり!

中国語で遊ぼう

上級中国語のみなさんが、誰でも参加OKのイベントを開催してくれました。ゲスト講師は、NHKの中国語学習番組などにも出演されている胡 興智先生です。
中国語で五七五を作るって??

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上級中国語履修者による先生のご紹介と通訳でスタートです。

中国語で5文字・7文字・5文字の3行からなる漢俳(中国語俳句)を作ってみよう!という試み。このフォーマットで日記を書いてもいいし、中国語の勉強に使ってもいいし、本格的な句を作って句会を開いたりできたら楽しいとのことですが、まずは気軽に作ってみようということで、、、

手始めに自己紹介。型が決まっているので、上級中国語の生徒や中国語のできる生徒、先生が少し手助けすれば、だれでも中国語の自己紹介ができる!

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1行目:わたしは〇〇です(日本人です、高校生です) 
2行目:わたしの趣味は〇〇です
3行目:よろしくお願いします

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中国語を学んだことがない人も、友だちの力を借りて作文し、発音も教えてもらって初めての中国語で自己紹介に挑戦!!

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なんとなく漢字を見ると意味が分かるところがおもしろい。

次は、ちょっと難易度を上げて、日常で感じたことなどから句を書いてみます。

さらに、上級者は、作った漢詩を、五七五調の日本語に翻訳!

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生徒が中国で自分が住んでいた町での思い出を詠んだ詩

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ほかにもちょっと笑える作品など、
短時間で傑作がいろいろと生まれました。

中国語レベルにかかわらず楽しめるすてきなイベントでした!

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先生方、上級中国語のみなさんありがとうございました。

2025626
それ、誰のつぶやきだ?by GLP

保健室で...

野暮用があって保健室に行くと、、、
「いま作業中だから見てー!」

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昨年に続き、今年も広島と岡山に行く瀬戸内スタディツアーを率いる養護のO先生が、広島に持っていく千羽鶴を作っていました!体調不良者やけが人のいない静かーな保健室で、ツアーに参加する生徒が折った鶴をひとつひとつ糸に通しているところでした。

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瀬戸内スタディツアーでは、広島での被ばくの被害について学び、岡山にあるハンセン病療養所を訪ねてハンセン病の歴史や隔離の実情を学びます。今年は戦後80年の節目の年でもあります。暑い夏になりそうですが、ICU高校の理念にもある、平和と人権について、考えを深める機会になりますように。

高校は期末試験前ですが、試験終了後には今年も生徒たちがスタディツアーに出発します。

各地でお世話になる皆さん、よろしくお願いします!

2025618
イベントもりもり!by 農LIFE

竹炭作り体験

農業や環境について体験しながら学ぶNO 農 NO LIFE! 夏野菜のお世話も忙しいのですが、春にタケノコ堀でご一緒したICU(大学)のSDGs推進室の皆さんからのお誘いで、竹炭作りを体験してきました。


SDGs推進室のみなさんは、キャンパスの竹林管理のために、日ごろからタケノコを掘ったり、竹を伐採したりしているですが、伐採した竹をどうするか、という大問題が。。。、高校でも畑で使う支柱にしたり、花壇をつくったりしていますが、大量に竹を有効活用できる方法として注目されているのが、竹炭作りです。しかも、炭にして竹のかさを減らすことができるだけでなく、炭化することにより炭素を固定し、温暖化抑制にも貢献でき、さらには竹炭を畑にまけば、土壌改善、土の保湿力アップなどメリットがたくさんあります。今回、SDGs推進室のみなさんが無煙炭化器を使った竹炭作りをするということで、お手伝いさせてもらいました。

まずは、あらかじめ伐採してあった竹を運んで、、、

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巨大中華鍋のような炭化器に入るサイズにせっせとカットします。燃焼中に割れたりするので、ところどころ切れ込みも入れておきます。

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竹ひきのこを使いこなす頼もしい農LIFE民のみんな。

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カットしたら炭化器に入れて火をつけます。
かなり勢いよく燃える!

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しばらく炎を見つめて休憩・・・

だんだんと炎が収まり炭ができてきたら、余熱で調理できるものを串にさしておやつタイム。定番のソーセージやマシュマロだけでなく、団子に、食パンに、、、と充実のおやつタイムでした。

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ふたをして蒸し焼きにして、完成した炭はこちら!

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ついにICUキャンパスから、自前竹炭をゲットできました!!畑にまいたり、墨汁にしたり、、、夢が広がりますね。

SDGs推進室のみなさん、管財グループのみなさん、ありがとうございました!

202569
イベントもりもり!by AT

「私たちが見たミャンマー」企画者レポート!

5月某日、ミャンマーからの帰国生3人が、有志企画「私たちが見たミャンマー」を実施しました。
特別ゲストとして、2021年2月にミャンマーで発生した軍部クーデターで国を追われ、今ICU(大学)で学んでいるマランさんをお招きしました。企画メンバーの一人、Tさんからのレポートです。



私はミャンマーというと、「危ない国」というイメージが先行し、ミャンマーの良さやミャンマー人の優しさを知らない人が多いのではないかと思っていました。そのような中、私たちはもっと多くの人にミャンマーのいろいろな姿を紹介したいと思い、このイベントを企画しました。私たちは、自分たちにしか伝えられないことは何だろうと問いながら、企画内容を考えました。そうしてたどり着いた企画名が「私たちが見たミャンマー」でした。

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また、多くの生徒に興味を持ってもらうための工夫も凝らしました。ミャンマーの歴史やクーデターが起こった背景についても、私たちが現地で見た様子を交えて、わかりやすく伝えられるように何度も話し合いました。
生徒のみんなが知らないミャンマーのあたたかさを、そのままに伝えたいとの思いが届いたかなと思っています。

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今回の企画は2部構成となっていました。第一部は、私たちが伝えるミャンマーの社会や文化、第二部では、軍事クーデターによって生活の場を追われ、難民キャンプでの生活を乗り越えて、現在はICUの学士課程で勉強されているマランさんをゲストにお迎えしました。マランさんは過酷な状況に押しつぶされることなく、多くの奇跡的な出会いとマランさんの努力で大学で学ぶ機会をつかみ取りました。

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マランさんは、強く夢を「叶えたい」と思う気持ちの大切さを教えてくれました。マランさんは、自分が日本に来ることができたのは、周りの人の支えがあったからだと話されていました。しかし、私には、難民キャンプという厳しい環境下でも絶望することなく勉学に励み、ミャンマーを出てからも学び続けたいと願ったマランさん自身の力がその機会を引き寄せたように感じられました。私も将来、自分一人の力では乗り越えられない壁に直面した時、手を差し伸べてくれる人がいるような、誠実な人でありたいと感じました。

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4人が見てきたミャンマーは、それぞれ違いがあり、いろんな視点からミャンマーを見つめる、実りのある会にできたと思います。

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・・・・
マランさん、企画したみなさん、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

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