山内先生(化学)、ありがとうございました!~2022年度 冬学期 終業式
3月20日、2022年度を締めくくる終業式が大学礼拝堂で行われました。
2020年初頭の新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言より、大学礼拝堂での式典は参加人数を制限し、1、2階席に2学年全員が同時に集うことはありませんでした。
実に3年ぶりに、この日、1階席に2年生全員が、そして2階席に1年生全員が一同に会し、終業の式に臨みました。
そしてもう一つ。校歌斉唱にも、生徒の歌声が帰ってきました。
3年前より以前なら、「この文章おかしくない?」と思われていたかもしれません。
でも、新型コロナを経験したほとんどすべての人が、唱歌できることのありがたさ、かけがえのなさ、そして日常を取り戻しつつあることの喜びを感じ取ることができるのではないでしょうか?2022年度を無事に終える喜びを噛みしめると共に、新年度への抱負を胸に、新しく学年を一つ重ねる決意をしました。
さて、今年度末をもって、化学の山内先生がご退職されました。「定年までは、まだだいぶ時間があるのですが・・・」と話し始められると、生徒からも「えっ~??」と惜しむ声が。
山内先生がICUHSで働き始めた時は、9期生が在校中だったとのこと。一桁(けた)の卒業生たちを教えられたのは、現職では山内先生が最後でした。
山内先生は、この35年間の学校の変遷をお話しされ、しみじみと「ここまでやってこれたのは、生徒のおかげです。」と閉じられました。
ICUHSの「創世記」を知る先生が、また一人、伝説に仲間入りされました。
本当に、ありがとうございました。