2010年2月 一覧

2010226
ICUHSは30周年!by 外国語科・校長 N.H.

ICUHS RETROSPECT 第45弾 <ロードレース>

第一回のロードレースは1983年3月に開催されました。
それから(校長になる前の)2002年まで、ほとんどのレースに出場しました。
学級担任をしていた頃はクラスの男子生徒の半数より早かったのですが、この写真の頃は一時間近くかかるようになり、この後ろを走っている生徒には抜かれました。

2010225
スクールライフby K

最後のロングホームルーム

満開の桜の下、昨年4月に入学した新入生も、あと一ヶ月と少しで二年生になります。クラス替えへの期待と不安を感じながら、生徒たちは着実に一歩前に歩みだそうとしています。

期末試験を間近にひかえ、今日は一年生最後のロングホームルーム。各自がお菓子や飲み物を持ち寄り、お別れパーティーが開かれました。二組ではクラス全員でゲームをしたり、クラスメイトひとりひとりに向けたメッセージを色紙に書きました。

ちなみに三組では、「色々ディベート会」が催されたとのこと、個性を重んじるICU高校ですが、クラスのいろどりも百花繚乱です。

新しい春の到来を感じながら、楽しかった日々に名残を惜しみました。

2010225
ICUHSは30周年!by 理科・教頭 N.J.

ICUHS RETROSPECT 第44弾 <ICUHSの自然>

校内には武蔵野の自然が豊かに残っています。

樹木や草花はもちろん、狸、鳥類、ヘビやカエル、また昆虫・蜘蛛・ムカデなどの
小動物も見られます。

これが豊かな自然という本当の意味です。

自由研究として数年間のあいだ、蝶を中心に昆虫採集をしました。
あるときスミレ類を食草(餌)とする蝶の幼虫を卵から飼っていたとき、
このままでは校内のスミレでは足りなくなることに気がつきました。
自然界ではどうなっているのでしょうか。
そうです、たくさん生まれる幼虫は、食草が足りなかったり、他の動物の餌になったりして減っていくからバランスが保たれているのです。
もし全部の幼虫を蝶にしようとすると校内のスミレは食べ尽くされてしまうことになります。

自然から学ぶことはまだまだたくさんあります。

2010224
ICUHSは30周年!by 外国語科・帰国生徒教育センター長 O.M.

ICUHS RETROSPECT 第43弾<Happy 30th Birthday to ICUHS!>

1984年頃、2nd year L1 Writingでresearch paperを必死に書きましたね。。。
その後、Snodgrass先生に引き継いで頂きました。
Animal Farm1984のメッセージ忘れないでくださいね。
Speech Artsでは、調理室でハンバーグを作ったこともありましたね。
12 Angry Menと模擬裁判、裁判員になったら思い出してくださいね。
Debating Skillsは人生のさまざまな場面で役立ちます。活用してください!

" No man can reveal to you aught but that which already
lies half asleep in the dawning of your knowledge."

The Prophet by Kahlil Gibran

So, This Is It. ICUHS, I'm counting on you now and forever.
過去30年間の内外の説明会や相談でお会いした多くの生徒と保護者の皆様、有難うございました!
今後ともICU高校をよろしくお願いします。
2010223
ICUHSは30周年!by 国語科 M.T.

ICUHS RETROSPECT 第42弾

コーチとして関わっていた、今は幻のICU高校剣道部。あの時はこの高校の教員になるなんて思ってなかった。

充実感は結果の大小に関わらないと思った。

2010222
ICUHSは30周年!by 国語科 N.H.

ICUHS RETROSPECT 第41弾<未来はどこにありますか>

ある朝HRに行くと、机が全て窓側に向けて並べてあり、黒板に
"Your future is not on a blackboard."
と書いてありました。

・・・・・・なるほど。
思わず深くうなずいてしまいました。

まあ、よく考えたら私の未来は黒板にあったんですけどね。

卒業生の皆さん、そしてこれから巣立っていく皆さん。
皆さんはどんな未来に向かって歩いているのでしょうか。

未来がどこにあるにせよ、そこに至る道のりが発見と喜びに満ちたものであることを祈っています。

2010220
ICUHSは30周年!by 国語科 H.T.

ICUHS RETROSPECT 第40弾

 ICU高校30周年おめでとうございます。

 私の方が年齢が1、2コ上なので、高校が人であるなら敬語を使って欲しいところですが、就職当初から気になっているのは、生徒がちょいちょい口にする「伝統」なるコトバです。

 「伝統」も何も、設立から30年しか経ってないんだから聞いて呆れますが、やれ***は伝統行事だからやらせて欲しいだの有史以来***することになっているだの、思考が停止しているのか? と言いたくなります。

 そんなことを言うなら、日本人は伝統的にハンバーガーを食っていることになるし、キティちゃんも伝統的なキャラクターなんですか?まあ創立何周年であろうが「伝統」なんて頻繁に口にするようなヤツは碌でなし、と伝統的に決まっています。

 何が言いたいかというと、「もう30周年」なのではなく「まだ30周年」。
 何でも変えていく余地があるし、それだけのエネルギーだってあるハズ。
「思い出」とか浸ってないで、前を向いていきましょう。

2010219
ICUHSは30周年!by 理科 S.M.

ICUHS RETROSPECT 第39弾 <歴史的一勝>

創部30年、一度も勝ったことのない高校野球夏の大会で、創立30周年を記念するかのように見事初勝利を飾った。このICUHSの歴史の1ページに関われたことは、私にとって、とてもラッキーだった。

顧問就任一年目の出来事だったので、勝った瞬間は、普通に「勝った」と思っただけなのだが、試合終了後、応援に来てくださった多くの方々が、涙を流し抱き合って喜んでくださった姿を見て、とても感慨深いものを覚えた。中には、30年近くずっと応援してくれた人もいて、本当に長い道のりだった事を痛切に感じた。

そして、今は後輩達が「2つ勝つ」を新たな目標に、日々練習に励んでいる。

2010218
ICUHSは30周年!by 生物 T.M.

ICUHS RETROSPECT 第38弾 <あの頃の写真紹介>

①衝撃的だった10期生のチアー。衣装も手伝い。

②シンポジウムで1年生が海外生活の紹介を。

③今や旧体育館。

④キャンパスツアー中の姿に、当時のスカート丈が!

⑤フレッシュマンリトリートで餅つき大会をしたこともありました。

⑥沖縄修学旅行で「海に入って良いのはヒザ迄」という時代もあったのですよ。

⑦生物の授業でウシの眼球を解剖しました。
狂牛病事件以降、ウシ眼球が入手できず今はブタ眼球です。

⑧生物実習で三宅島を訪れたこともありました。

⑨学校祭装飾部の力作。

⑩神津島でみつけたウミガメ。
産卵に上陸した姿をマリンキャンプ中に目撃したのでした。
ふり返れば懐かしい・・・・ですね。
2010217
ICUHSは30周年!by 外国語科 N.H.

ICUHS RETROSPECT 第37弾 <女子サッカー部>

私の先輩たちが同好会でスタートした女子サッカー部が今も部員がたくさんいて楽しくサッカーをしているので、とても嬉しいです。

2010216
ICUHSは30周年!by 外国語科 N.S.

ICUHS RETROSPECT 第36弾 <First Year L4 Global Issues Presentations>

I enjoy seeing students research, practice and give their presentations on important global issues.
It's so satisfying for me to see them grow in confidence to use English.

2010215
ICUHSは30周年!by 外国語科 K.Y.

ICUHS RETROSPECT 第35弾 <タイのジャングルから教育界のジャングルへ>

「ようこそ、教育界のジャングルへ」
そう迎えて頂いたのは、4年前。当時はその意味を知る由もなかった。
待っていたのは、私の「強靭な」精神力を持ってしても、太刀打ちできないような厳しい現実。まさにハンチントンの「文明の衝突」、ガルトゥングの「構造的暴力」―これらの言葉を思い出す。

1年目、右も左も分からないまま、女子サッカー部の主顧問に。礼儀正しく爽やかなPASSIONSに元気をもらった。
2年目、コーラス部の主顧問に。けじめのある部活に大きく成長したことは嬉しい限りだ。夏休みには、オーストラリアのホームステイプログラムの引率もした。
3年目、念願の担任に。皆お互いに支え合っていることを実感。
そして今年は、修学旅行担当に。私自身、沖縄について勉強する良い機会を頂き、とても光栄に思う。

周りは私を「世界各国を巡り、国際的とは何かを追求している人」と言う。だが、私は「国際的」の意味を追求しているわけではない。ただ、考えさせられる環境、機会があるだけだ。
「国際的」という言葉は、美しいものだけではない。汗と涙と闘いがある。心底そう思う。

私自身、少しずつでも前進していると信じ、ICU高校が、才能溢れる素晴らしい生徒達と共にある、さらに良い学校になることを、心から願っている。

※ 写真はタイで撮影したものです。

2010213
ICUHSは30周年!by 外国語科 R.D.

ICUHS RETROSPECT 第34弾

When I think of my own high school days more than anything I think of music. When I was 15 I got my first part time summer job at Mac's Milk, a local, early version of a convenience store. That summer I worked seven days a week for the amazing rate of $2.50 an hour (roughly 230 yen). The pay per hour wasn't much but by the end of the summer I was able to buy a guitar amp and soon I was in a band called The Vogues. Life was good.


Fast forward to 2004. In my first year of teaching at ICUHS, I co-moderated the orchestra. I was so inspired by the energy of the students that one day I suggested to the orchestra members and to the conductor, Mr. Matsumoto. "Hey for the encore at the school festival, why don't I play the ukulele and sing with the orchestra?"

Ukulele? Sing? With the orchestra? I'm sure the idea sounded strange but fortunately the orchestra members were too nice to say no.

Then one night during the summer gasshuku, it was finally time to give the song a try.
Taking my position in front of the orchestra, I strummed the ukulele and began to sing the first verse of the Beatles' song "Something". As I began the second verse,
the violins began to gently pour in and soon the entire orchestra was with me. I kept singing but inside I was thinking "Oh - my - gosh. This sounds sooooo amazing!"

One month later, when we performed at the school festival, the encore song went pretty well. I don't know how many people ever get the opportunity to sing with a real orchestra but I highly recommend it. It feels great!

And by singing with the orchestra I could feel that despite the many miles and years
between my own high school days and ICUHS, there was a continuity between the things that I loved as a high school student in Toronto and the things I love today as a teacher at ICUHS.

whether it's dance, sports or music hold on to

the things you love today

"成長しながら、青春をキープ!"

2010212
面白授業by M

自由研究講座 「金融工学基礎」

現在学内では「自由研究講座」が行われています。各教員が希望する3年生に対して科目にこだわらない授業を行う講座です。たとえばキリスト教のより深い理解について、大学レベルの数学について、戦後を一つのテーマで俯瞰する講座などがあります。その一つを紹介したいと思います。

「金融工学基礎」は、卒業を間近に控えた3年生の希望者に対して、金融商品の基本的な商品を説明し、その先にある金融派生商品の概説を行いました。これから大学で学ぶ生徒諸君に少しでも金融やその中で科学が果たしている役割を伝えられればと思い開講いたしましたが。。。(担当 数学科 松坂)

金融工学基礎の授業では金融商品の基礎をはじめ外国為替に置けるお金の取引や金融派生商品の一つであるオプションの概念について学んだ。外国為替などに投資し、市場に参加することによって何もしなくても利益を得ることができる可能性がある反面、それは同時にレートの変動によっては大きく損をするというリスクを伴う。しかし、このリスクをとる人がいるからこそ、お金が市場に出回り、経済を成り立たせているのではないかと感じた。中には難解な概念があったが、今まであまり意識しなかった内容だったのでとても興味深かったうえに毎日聞き流していたニュースの為替情報が面白くなってきた。(生徒 K.E.)

受講者のK.Eさん、H.Mさん、K.Yさん、ありがとう、そしてごめんなさい。 急なプレゼンをお願いして。本当に立派でした。(松坂)

201029
ICUHSは30周年!by 外国語科 H.C.

ICUHS RETROSPECT 第33弾 <2006年3月卒業式>

初担任をした学年の卒業式。
自分の席から生徒一人一人の顔が見える姿勢を確認し、一年次に受け持った生徒、授業で受け持った生徒、部活動で関わった生徒、廊下で良く見かけていた生徒・・・。彼らが卒業証書を受け取る時の表情を確認しつつ心の中でエールを送っていたことを今でも良く覚えています。
3年5組の卒業証書をID番号3501から3545の生徒まで、毎朝出席をとってきた通りに心の中で名前を呼びながら校長に手渡したことを覚えています。

あれから何度も授業などでN-305、N-205、N-105の教室に行っています。今では在校生の空間となっていますが、ふと彼らの「空気」を感じることがあります。

今年卒業する生徒は校舎にどのような「空気」を残してくれるのでしょう。

201028
ICUHSは30周年!by 体育科 O.Y.

ICUHS RETROSPECT 第32弾 <2人分の想い。>

私がICUHSを語るのになくてはならない人がいます。19期生で、数年間、体育科で教員をしていた"Mum"先生です。
とにかく彼女はスゴかった。コワかった。
でも、誰よりも繊細でおちゃめでした。
そんな彼女だから母校に対する想いも半端なかった・・・・。

彼女と出会わなければ、今の私はなかったでしょう。
2人分の想いを胸にこれからもがんばっていこうと思います。

P.S.Mumは今、オーストラリアで2児のママをしています。

201026
ICUHSは30周年!by 体育科 A.H.

ICUHS RETROSPECT 第31弾 <「100メートル走」のルール。>

私が初担当した仕事は「体育祭」だった。
過去のルールブックを紐解くと「100m走:手をつなぐ、後ろ向き走、自転車の使用等は失格」と書いてある。どんな体育祭なんだ・・・。

ところが、いざ始まってみると縦割り応援合戦に始まり、組単位で大縄を跳ぶ少年ジャンプ、3方向から引き合うタイヤ取り、男子全員による走り綱引き、全員バトンをつなぐ学年全員リレーなど、なかなか壮観だ。
他クラスの団長が背負うカゴに女子全員で玉を投げつける(入れる)追いかけ玉入れで、「こんなに女子に追いかけられたの初めて♥」とにやにやしていた団長の笑顔は今も忘れない。
時の流れと共に体育祭も変化しているが、Tシャツにペンで寄せ書きする習慣は今も残っている。

201025
ICUHSは30周年!by 体育科 S.K.

ICUHS RETROSPECT 第30弾 <スキー教室・マリンキャンプの思い出>

私が学生だった頃、都内私立高校で非常勤講師をしていました。
そこでは、年間二回のスキー教室、二週間にわたる海浜学校がありました。そこに私も参加し、実技指導する傍ら先輩から、体育指導に関する様々なご指導をいただきました。とても充実し、楽しかった思い出です。

本校に就職したいと強く感じたのも、それらの行事があったからです。日頃の授業では味わえない、ダイナミックでレスポンスの早い展開が、本当に楽しいものです。


就職し、かれこれ二十年がたちましたが、その思いは新鮮なままです。そして過去の写真を見ても、その時その時のシーンが浮かんできます。
なんとかこれからも、この行事を続けていきたいと思います。

201024
ICUHSは30周年!by 地歴・公民科 K.J.

ICUHS RETROSPECT 第29弾 <懐かしの「S・M」>

ICU高校に就職し、4月に辞令を受け取った時、僕の名前はすでに「トラップ大佐」になっていた。「S・M」。そう、サウンド・オブ・ミュージックのミュージカルで、なぜか主役になることが決まっていたのだ!

公演は6月のC-W。授業の準備もしないでセリフを覚えたこと。英語の発音が悪くて、団員から猛特訓を受けたこと。軍服を買いに横田基地まで行ったこと。買った軍服がナチスの敵国アメリカ軍の制服で、小道具さんが密かに星条旗を剥がしてくれたこと。体重が4キロ減ったこと。本番中にチャックが全開だったこと。そして、公演が大成功に終わったこと・・・全てが懐かしい思い出。

今年、演劇同好会が結成した。もちろん、初顧問になっていた。

201023
スクールライフby M

雪景色

先日都内は大雪でした。一面の雪景色です。

201023
ICUHSは30周年!by 地歴・公民科 N.Y.

ICUHS RETROSPECT 第28弾 <倫理のプレゼン、今も続いています。>

1995年の着任以来、「倫理」のクラスで皆さんのグループ・プレゼンテーションとディベートを毎年見せてもらっています。その数は500を超えました。
数年前からは、第2ラウンドで、プレゼンチーム単位でディベートを行うように変えてみました。2年生の冬学期にとても熱心に取り組んでくれています。ディベートには、「理解」「構成」「分析」「伝達」の要素が組み込まれています。

卒業生の皆さんのそれぞれの歩みにどのように役立っているか、いないのか、時折気になります。

201022
ICUHSは30周年!by 数学科 A.M.M.

ICUHS RETROSPECT 第27弾 <原点>

「ブブングン!カカンカン!」で大笑いしたあの授業。
生涯の友を得たあの教室。
自らの人生の原点とも言えるICU高校。

戻ってきてみると、ICU高校は30歳を迎えるところでした。
不思議なことに、高校とほぼ同じくして自分も年を重ねています。

主役である生徒が変わり、キャンパスが変わり、時代が変わり・・・
変化するものと不変(普遍)なもの・・・

両方をよくよく見極めて、30周年を越えていきたいと思います。

P.S. 部分群、可換環は数学の用語です

201021
ICUHSは30周年!by 数学科 M.B.

ICUHS RETROSPECT 第26弾

もう30年。

でも、まだ30年。

そして、これからの30年。

日々、歴史を刻みながら精進しています。

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