掘り活!
農業や環境問題について体験し学ぶ、NO 農 NO LIFE(略して農LIFE)。春は農作業が忙しい...。夏野菜に向けて畑も準備しつつ、新学期早々、タケノコ掘り(通称「掘り活」)してきました。
広大なキャンパスを持つICU、大学が一丸となってその自然環境を維持・管理していますが、成長の早い竹林を広がらないようにするのは大変なことのようです...そこで大事になってくるのは竹が大きくなりすぎる前にタケノコを取る!ということ。今回は、ICUキャンパス内最大の竹林に許可を取って入り、安全管理者の指導の下、タケノコをたくさん掘りました。※無許可で構内でのタケノコ掘りはできません。
くわとシャベルを持って出発。普段は入れない演習林エリアに進むのでドキドキわくわく...
途中、どんぐりから木を育てている苗畑や、アナグマの巣穴と、それを観察している環境学の教授のカメラがあったり、こんなに森が広がっていたのか!とびっくりです。
竹林についたら大学のSDGs推進室竹林チームの案内で「コントロールされている竹林」と「コントロールできていない竹林」の境目に立って、その違いを実際に見てみました。(写真奥がコントロールされていない竹林)
タケノコの堀り方を教えてもらい、いざ実践!
整備が行き届いていない場所でのタケノコ掘りは、他の木の枝や根っこなど障害物も多く結構大変です・・・
一方、整備された竹林は竹がまっすぐに育ち、地面まで日差しが届いて明るく涼やかな風が流れてきます。歩きやすくタケノコ掘りもしやすい...
今回は、タケノコを食べるためにも採取しますが、竹林管理の目的もあるため、とにかく見つけたらどんどん掘っていいとのこと。また、食べられないほど大きくなったものは、足で蹴り倒したりしてもOK...(ストレス解消?)
どさっ
タケノコ料理ならおてのものの家庭科の先生も、食材のために奮闘
2時間弱作業をして食べるには十分すぎるほどのタケノコが取れました!
ICU SDGs推進室の先生や大学生たちとも交流できて充実した時間でした。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!