高校最後のキリスト教講演会
今日は3年生にとって大事な一日。
高校生活最後のキリスト教講演会です。
ICUのCにふれる、貴重な時間です。
とはいえ?講演前はリラックスモードですね。
こちらは講演後の1コマ。
講師の先生は日本基督教団牧師の関口康先生です。
日本の様々な場所で牧師をご経験され、高校でもキリスト教を教えていらっしゃったことのある先生です。
なんと、かつてお隣りの東京神学大学に通われていて、ICUの食堂をお使いになっていたとのこと!
柔らかい雰囲気でお話が進む中、印象的だったのは
「そもそも皆さんは人間に関心がありますか?」という問いかけ。
自分の周りの人たちと、遠いけど知っている有名人などのあいだにいる「知らない人たち」に関心を持てますか?
知らない人を自分と同じ「人間」だと思ってとらえらえますか?
これを読んでくださっているあなたはどうでしょうか?
議論中...?
そんな知らない人にも、誰にでも「矜持」がある、プライドがあるという事実をどれだけ皆さんは自覚しているでしょうか?
会場の雰囲気がかわったのはこの話。
電車の中でずっと大学の偏差値の話をしつづける高校生。
「あの大学は偏差値低いから楽勝だ」
この言葉で傷つく人がいるかもしれない、という感覚をあなたはもっているでしょうか?
人を見下すのではなく、人を大切にして上を目指そう
という謙遜の生き方は、まさにイエスが現していた生き方でした。
大人にも染み入る話でした...
それぞれの進路に向かって奮闘する3年生にとって、
少しでも豊かな時間になっていたらうれしいです。
関口先生、ありがとうございました!!
そして、これを読んでくださっている受験生のみなさん、
本当の意味で、どこまでも上を目指して頑張ってください!