イースター礼拝
クリスマスやハロウィンのように、日本でもすっかり定着してきている「イースター」。有名な遊園地では、ウサギや卵がパレードし、街にはイースター柄のお菓子が並んでいます。
イースターとは、どのような意味がある行事なのでしょう?本来のイースターは、キリスト教におけるもっとも重要な祭日です。日本語に訳すと「復活祭」となりますが、これはキリストの復活をお祝いするお祭りだからです。
ICU高校では、4月18日に、全校生徒が耳を傾ける朝の「イースター放送礼拝」、放課後に自由参加による「イースター音楽礼拝」が持たれました。
朝の放送礼拝では、讃美歌154番「地よ声たかく」を歌い、地歴公民科の髙栁先生がお話下さいました。
新年度最初の学校生活の中で持たれる「礼拝」。新1年生にとっては、生まれて初めて「礼拝」に参加するという生徒もいたのではないでしょうか?
かく言う私も、数十年前に生まれて初めて参加した礼拝がICU高校の「イースター礼拝」でした。当時は色セロファンに包まれたゆで卵が配られたような...ゆで卵目的で参加したのかも...?新しい環境に緊張していた気持ちが、この色付きのゆで卵で少し解れた記憶があります。
さて、今年の新1年生は?
今回の「イースター音楽礼拝」ではGospel Lovers(本校生徒有志)がGospelを歌ってくれました。
いつもGospel Loversを指導して下さっている末田先生の迫力、ピアノ・コージ先生の佇まいに、ちょっと緊張し、圧倒されていた観客側の生徒も、次第にGospelの渦にのみ込まれていきます。
末田先生が指を1本上げると「JOY!」2本なら「JOY!JOY!」・・・4本で「JOY!JOY!JOY!JOY!」 早いJOY、力強いJOY、高いJOY、低いJOY・・・多目的教室はJOYの嵐。伸びやかで力強い歌声でキリストの復活の喜びを表している事を体感しました。
お話は日本キリスト教団富士見丘教会牧師の田所慈郎先生。ご自身の高校生活を振り返りながら、「怒りや怖れについて」お話下さいました。
白バイを怖れたお話の時には、白バイのサイレンの声帯模写!笑いを交えながら、柔らかく親しみやすい語り口に、ぐいぐい引き込まれました。田所先生が語ると、神様は本当に身近にいるような気がしてきます。
ICU高校の「C」が、これからも皆さんのすぐ近くにありますように。