世界史の面白さ
こんにちは。みっしゅです。
あっという間に1年生が終わってしまったように感じます。
私が1年間ICUで勉強をしてきて充実したと感じたことは、夢中になれる教科と出会ったことでした。
その教科とは「世界史」です。
小学校、中学校と世界史の授業がなく、高校生で初めて学んだ教科なのですが、私のクラスを担当してくださった先生のおかげで、世界史が大好きになりました!
その先生は、世界史を過去の出来事として教えるのではなく、1つの物語のように教えてくださいます。
時には自分自身が歴史上の人物を演じたり、生徒たちに自分が彼らだったらどう思うか尋ねたりと、まさにその時代に皆を連れていくのです。
とても面白く、必ず笑顔になれる授業だと自信を持って言えます。
毎週の授業が楽しみで、50分があっという間に感じられました。
なので今回は、学年末終わりということもあり、ICU生の世界史勉強方法を書くことにしました!
友人にインタビューをしてまとめてみたので、参考になること間違いなしだと思います。
①先生になってみる
授業をするように、習ったこと、歴史の一連の流れを誰かに説明するやり方です。
今まで気づいていなかった、自分がわかっていないポイントを洗い出せるのでおすすめとの事です。
私も今回の学年末の為に、この勉強法を実践しました!
家では声に出していますが、通学途中のバスや電車内ではプリントを見ては目線を外して脳内で自分に説明しています。そして、プリントをあまり見なくても一連の流れが教えられるようになるまでやっています。反復練習あるのみです。
これで記述で出来事の因果関係を聞かれても大丈夫です!!
②シンプルに
年号や出来事の名前を覚える際に、自分なりの法則や関連性を見つけようとしています。
今回の期末の範囲で例を出すと、
-フランクフルト国民議会(1848年5月〜1849年6月)
→年と月がどちらも+1
-1861年にヴィルヘルム1世即位(普)とイタリア王国成立(伊)
→王国系は1861年
ただ数字として覚えるのではなく、脳内の引き出しの紐を増やしたり結んだりすることで忘れるのを防ぎます。
③メモリーツリー
メモリーツリーとは、中央にテーマを書き、そこから蜘蛛の巣状に書いていくまとめノートのことです。
記憶に残りやすくアプローチするための勉強法と言えます。
今回の学年末の範囲である二月革命を例に作成してみました!
まずはテーマを中心に書きます。
上記の写真を参考にして頂くと、例えば「二月革命」という章にあたる部分を紙の中心に書きます。
続いて、テーマに続くようにキーワードを書きます。そこに自分が重要だと思ったことやメモなどを書き込みます。
これは「選挙法改正運動」という部分にあたります。
あとはこの作業を続けるだけです!
キーワードの下の本文も増やし、これを機械的に進めていきます。一通り書き終わったら線をつなぎます。
他にも私は、小説を書くように、それぞれの出来事をとり出して、その出来事が起きた理由、意義、影響などを短くまとめる練習をしました。テストで問われそうなところを考え、短く自分の言葉でまとめます。
暗記したい単元を抜き出して「その単元の情報をすべて1枚にまとめる」という白紙勉強法も世界史の勉強に役立つと聞き、次回試してみたいです。
インターネットや動画サイトにも多くの世界史の情報が載っているので、それらを有効活用するのも大事だと思いました。
今日紹介した勉強法の中で、知っているものや、試してみたいものはあったでしょうか?
世界史は本当に面白い教科で、ただ暗記するだけではもったいないと思います。
歴史の因果関係を理解するためにも、上記の勉強法が少しでも参考になればと思います!