2025224
by Chem YS

女子サッカー部 活動報告(2024シーズン)

ICU高校の女子サッカー部Passionsは、昨年12月22日の高校リーグ最終戦を終え、2024シーズンを終えました。
創部から33年目、初のリーグ優勝かというところまで行きましたが、あと一歩届かず・・・
年が明けて1月からは1年生(47期生)が幹部となり、2025シーズンを目指して日々の練習・練習試合を行っています。
そんな女子サッカー部の今年の活動報告をさせていただきたいと思います。
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2024年度は多くの1年生(47期生)を迎え、スタートしました。
4月のインターハイ東京大会は、代替わりして最初の大会。リーグ戦1部の所属する世田谷総合高校
との対戦となりました。実力差はあり、1-7で敗北。前半0-1と抑えたが後半1-6と差をつけられてしまった。
継続して活動を続けている3年生は引退せずこのまま活動を続けていくということで、このチームで高校
リーグを戦い抜くことを確認し、チームの結束も高まりました。

5月下旬定期試験明け、練習試合では1年生も試合デビューし本格的なシーズンインをしました。
今年は1年生選手12名・マネージャー3人、2年生選手12名・マネージャー1人、3年生選手3名、マネージャー1人
常に2チームを編成できる人数となり、男子サッカー部がOFFとなる毎週木曜日に常時紅白戦を実施することも
できるようになりました。
6月に入り高校リーグ開幕。初戦、八王子学園相手に2-0で白星スタート。7,8月は公式戦休止期間。
その間はしっかりと実力をつけていく期間。
夏休みに入り、7月下旬に茨城県神栖にて夏合宿を実施。3泊4日みっちり練習をする。加えて部としての
連帯感を高めるべく、様々な活動を行う。

9月から公式戦再開。まず、高校選手権東京予選。
相手はU-18リーグの所属する強豪 飛鳥高校。台風接近により開催が危ぶまれたが、雨でどろどろになったグラウンド
での試合・・・0-8で敗戦はしたが、3年生しか出場していない相手に対し、この点差は大健闘である。
更に3週連続で高校リーグ。ここから、クラブチーム所属のN選手が期間限定の移籍でチームに加わる。2週連続ホーム試合。
対広尾学園 7-0、対日大三 3-0と連勝。学校祭準備日と当日の間となった東京成徳戦。
あわや敗戦かと思われたところで追いつき、2-2の引き分け。必勝を期していたが、サッカーはどういう展開が待って
いるか分らない・・・チームは静まりかえった雰囲気であるが「まだ終わったわけではない」と。

10月に入っても、公式戦は続く。対青梅総合。選手権の準決勝後の駒沢補助競技場での試合。
相手は8人。しかし、手を抜くのは相手に失礼。全力でプレーし、18-0。創部以来の大勝。
翌週はホームでの試合。対戸山 5-1で勝利。ここまで5勝1分と、無敗で残り3戦を迎える。
公式戦と並行して、練習試合もこなす。人数が多い故、そのようなこともできる。
部員みんなの努力の結果である。それ故、人数は力である。

11月に入って、高校リーグも終盤を迎える。
対国際戦。7-0で勝利。常にライバルでもあった国際高校に大勝し、チームは勢いに乗る。
翌週、対王子総合戦。昇格をかけた1戦になる。これまで1度も勝ったことのない相手。
敵地に乗り込み、大一番を戦う。先制され、前半を0-1で折り返す。しかしながらあきらめなかった。
相手チームのキーパーの状況を良く把握し、攻撃の手を緩めずに相手に向かった。1-1に追いつき、
後半試合終了少し前についに逆転。ここまで7勝1分・・・最終戦を前に2位以上をほぼ確保した。

次戦は新人戦。相手はまたもや 飛鳥高校・・・(選手権は顧問がくじを引き、新人戦は2年生のMさんが
くじを引いたが・・・) 土曜日の午後、授業を3限の途中で抜け公欠とし、飛鳥高校に移動しての試合となる。
中央線がが止まっていたり、遅延もあって大変であったが、何とか会場に辿り着き、試合を行う。
互いに3年生が抜けてのしあい・・・飛鳥は10名。しかし技術力などしっかりしたものがあり、防戦一方となる。
前半を終え0-4。しかし、思ったよりも点差は小さい。いい雰囲気の中、後半が始まる。相手の攻撃は厳しいが、
失点を許さず試合は進んでいく。このまま後半は0-0か?と思われたが、後半27分に失点。失点はこれ1つ。試合終了
前は相手ゴールに迫り、あわや得点のシーンもあった。スコア0-5ではあったが、成長が認められた試合だった。

残る試合は1つ・・・7戦全勝の清瀬高校との試合。2018年に清瀬が加盟したときは、3-0、3-2と完全に格上だったが、
以降は翌年に0-2、1-2と敗北し、2022年は0-0のスコアレスドロー。練習試合も度々実施、いいライバル関係となった。
しかし、今年はクラブチームから5人選手が入ったということで、非常に強い。
清瀬高校との優勝をかけた試合は12/22、クリスマス集会の翌日に、ICU高校グラウンドと決まった。

秋学期期末試験が終わり、最終戦へ向けて練習が始まる。練習試合も、日曜日に世田谷総合高校まで出かけ、
1部の狛江高校、世田谷総合・東京実業・佼成女子の合同チームと練習試合を行う。
いよいよ最終戦。もっともよい条件で試合ができるよう、ホームの地の利を生かすべくできることはやった。
西日が厳しいICU高校グラウンドの特性を生かし、キックオフは前半体育館側、後半野球場側となるように
確認をした。試合当日は予定通り、陣地を取ることができた。前半、相手直接FKから1失点してしまった。
しかし、あきらめなかった。後半中ごろに1点を取り返した。ただ、我々は1引き分けがあったり、得失点差で
この試合引き分けでは優勝とはならない。最後の時間で1点を取る努力をせねば・・・残念ながら、試合終了
少し前、得点を挙げたのは清瀬高校だった。
1-2の敗戦・・・よく戦った。33年目にして初のリーグ優勝は幻となってしまったが、創部以来最高の成績だろう。
試合後、代替わりの式を行う。

1月から新チーム始動。早速1/12に赤羽北桜高校に出かけて練習試合。
1,2月は基礎技術をしっかり身につけることを目標に、2025シーズンを見据え、47期生主体の活動が始まった。

(2024シーズン 表彰)
・第44回東京都女子サッカー連盟 高校リーグ2部(3部制) 
 準優勝(7勝1敗1分)

・第44回東京都女子サッカー連盟 高校リーグ
 2部リーグ得点王  紀川 千尋
 
・第44回東京都女子サッカー連盟 高校リーグ
 2部リーグ優秀選手  岩倉 杏

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