#2 SCIENTIA(スキエンティア)
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催。
今回は、偏光の実験。
セロハンテープを貼り合わせて、偏光の仕組みを学びます。
生徒達の作品です。
作り始めると、夢中になってしまいます。
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催。
今回は、偏光の実験。
セロハンテープを貼り合わせて、偏光の仕組みを学びます。
生徒達の作品です。
作り始めると、夢中になってしまいます。
昨年秋、ICU高校のキリスト教概論の授業を扱った本が『キリガイ』というタイトルで出版されましたが、それが今度は「電子書籍」となり、6月21日から配信開始となりました。この本が、新教出版社での電子書籍第一号となります。
配信先は以下の23店舗です。
エルパカBOOKS/GALAPAGOS STORE/紀伊國屋書店Kinoppy/コープデリe フレンズ電子書店/Kobo イーブックストア/コンテン堂/セブンネットショッピング/dマーケット BOOK ストア/Digital e-hon/どこでも読書/TOPBOOKS/Neowing/ひかりTV ブック/BooksV/BOOKSMART/BookLive!/honto/本よみうり堂デジタル/漫画全巻ドットコム/MOBI-BOOK/VarsityeBooks/eBookJapan/BookPlace Cloud Innovations
この表紙は3年生の作品で中のイラストも生徒。そしてさりげに仲島ひとみ先生のマンガも入っていますよ!
マルチイベント、中にはライブ企画もあります!
活躍中のミュージシャンに来ていただいたり
ゴスペル・ワークショップでは皆で声を合わせて歌いました。
マルチイベントはお話を聞く企画ばかりではありません。
みんなでグループワークをしたり、カードを作ったりしながら、エコについて考えたり、児童労働について考えたり。
体を動かしたりもします。ブラインドサッカーの企画では、みんなも目隠しをして実際に動いてみました!
盲ろうの学生さんとは触手話を使ったコミュニケーション。こんなふうにお話ができるんですね。
学校を飛び出してICU構内の自然観察や博物館見学、教会附属の幼児園を訪問する企画もありました。いろいろな感覚を使って、学びも深まったことでしょう。
ペンテコステ礼拝の同日6月5日にマルチイベントが行われました。
マルチイベントは、伝道、国際協力、環境、社会福祉、社会問題、文化など様々な分野の専門家をお招きし、全校生徒がそれぞれの関心・希望に従って選択、参加するというものです。
高校生のうちに「本物に触れる」経験をしてほしい。毎日の生活から少しだけ視野を広げて見てほしい。そんな思いと多くの方のご協力によって、毎年続けられている行事です。
2013年度は21のイベントが用意されました。
現場で活躍されている方のお話を聞くことができる機会は貴重です。
ケアの現場や国際保健の現場で働いている方、音楽を仕事にしている方、福島原発事故と向き合っている方や震災と障害者の映画を撮った監督さん...
ショッキングなお話や映像もあったかもしれません。でも私たちが生きている世界の現実を受け止めて、自分がこれから何をするのか考えるきかっけになったのではないでしょうか。
図書館・ライティングセンターでは共催企画として、言葉に関わるお仕事をされている方を講師に招いて講演会やワークショップを開いています。今回は広告会社でコピーライターをされている金そよんさんにおいでいただきました。
担当は言葉まわり全般ということで、雑誌のキャッチコピーや新商品の名前、CMのシナリオも考えたりするそうです。
コピーライターってどういう仕事?どうやってなるの?
みんなのいろんな疑問に答えていただきました。
「褒めて褒めてほめまくるのがコピーライターの仕事」
ということで、みんなで「褒めブレスト」にも挑戦!「消しゴム」のいいところをみんなで見つけて褒めてみました。
最初のうちはいいのだけれど、だんだん新しいアイディアを出すのが苦しくなってきて、クリエイティブなお仕事の大変さをほんの片鱗ですがうかがい知ることができました。でもみんなの視点や表現、なかなかユニークで面白かったですね。
広告が好き、コピーライターという仕事が好き、そして大人が好き、というそよんさん。
「大人は卒業がない、やめられない。だから楽しくなければやってられない」
公私にわたってやりたいことを追求している姿から勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。
みなさんも自分のキャリアを考える上でひとつのヒントにしてくださいね。
キリスト教週間の中で、学年別の講演会もおこなわれています。
一年生の講演会においでいただいたのは国立のぞみ教会の唐澤健太牧師。高校球児として元気いっぱいに活躍していたという唐澤さん。その自信をポッキリと折られてしまったご自身の経験にも触れながら、「根拠なき自信に支えられて」と題して私たちを支えてくれる神の愛について語ってくださいました。
上の写真は、講演会終了後に生徒と歓談する唐澤さんです。
二年生と三年生の講演会には二人の方を講師にお迎えしました。言語学者で手話の研究をされている斉藤くるみさんとCODA(Children of Deaf Adults - ろうの両親から生まれた聞こえる子ども)である荘恵以子さんです。斉藤さんは「少数言語としての手話」と題して、手話が言語であること、それを見る私たちのまなざしがいかに偏見にとらわれているかを教えてくださいました。荘さんはご両親との葛藤を経て、イエス・キリストの愛に出会い救われた経験を語ってくださいました。
お話を聞いて共感したり、常識をゆさぶられたりしながら、生徒の皆さんの中にも何かが残ったことだろうと思います。その何かが、これから生きていく皆さんを支える種となることを祈ります。
『ライティング・ワークショップ』は、3年生の自由研究講座。
「書くのが大好き」「よき書き手になりたい」という生徒たちが、
自らのテーマで自由に文章を書き、互いに読み合い、
それぞれの作品を完成させてゆく講座です。
一年間に書き綴った作品は、最後に、
それぞれの思い思いの表紙を作って一冊の本へ。
一生の思い出です。
本日、大学のICU Debating Societyから4名のICU生が来校し、モデル・ディベート"This House would legalize Marijuana"が行われました。
3年生のDebate class選択者にとっても内容も議論も高度なもので、集中して聞き、必死にノートをとっていました。
ちなみに、今回参加したICU Debating Societyのメンバーには28期のICU高校卒業生もいました。高校の三年間を過ごした校舎に大学生として戻ってくることはどのような気持ちだったのでしょう。
現在学内では「自由研究講座」が行われています。各教員が希望する3年生に対して科目にこだわらない授業を行う講座です。たとえばキリスト教のより深い理解について、大学レベルの数学について、戦後を一つのテーマで俯瞰する講座などがあります。その一つを紹介したいと思います。
「金融工学基礎」は、卒業を間近に控えた3年生の希望者に対して、金融商品の基本的な商品を説明し、その先にある金融派生商品の概説を行いました。これから大学で学ぶ生徒諸君に少しでも金融やその中で科学が果たしている役割を伝えられればと思い開講いたしましたが。。。(担当 数学科 松坂)
金融工学基礎の授業では金融商品の基礎をはじめ外国為替に置けるお金の取引や金融派生商品の一つであるオプションの概念について学んだ。外国為替などに投資し、市場に参加することによって何もしなくても利益を得ることができる可能性がある反面、それは同時にレートの変動によっては大きく損をするというリスクを伴う。しかし、このリスクをとる人がいるからこそ、お金が市場に出回り、経済を成り立たせているのではないかと感じた。中には難解な概念があったが、今まであまり意識しなかった内容だったのでとても興味深かったうえに毎日聞き流していたニュースの為替情報が面白くなってきた。(生徒 K.E.)
受講者のK.Eさん、H.Mさん、K.Yさん、ありがとう、そしてごめんなさい。 急なプレゼンをお願いして。本当に立派でした。(松坂)