
惜敗を乗り越えて、念願の初勝利! 女子ハンド部
連日30度を超える暑さが続いた8月最後の週、
東京私立中学高等学校ハンドボール選手権大会が行われました。
大会初日、初戦の対戦相手は強豪・錦城高校。
幸先よく2点先取するも、じわじわと追い上げられて5-6でハーフタイムへ。
後半、10-9と逆転に成功!
その直後、連続ポイントを許してしまい10―12と逆転されて、残り5分。
守りを固める錦城ゴールへ果敢に攻めて、残り1分20秒で1点差へ。
時間を使ってパス回しをしてくる錦城の攻撃を防いでラストチャンス!
しかし、ICUHSの撃ったシュートは錦城キーパーの正面へ。
ここで無情のホイッスル。
掴みかけた今季初勝利はなんと遠いことか!と、
痛感させられました。
大会2日目、朝から雲一つない炎天下。
部員数が少ないICUHSは、試合中の選手交代ができません。
誰か一人でもケガをしたら、数的不利のままに戦わなくてはなりません。
昨日の疲労も残る中、しっかりストレッチをして準備します。
コーチの激励を受けて、いざ!
対戦相手は、部員数20名を超える杉並学院。
状況に応じて何度も選手交代をしてくる作戦です。
開始から10分、ICUHSは4-0と一気に突き放しにいきますが、
徐々に相手もペースをつかみ、6-4でハーフタイムを迎えます。
試合途中、審判も暑さで朦朧(もうろう)とするような酷暑。
選手も疲労のピークで、9―8と1点差に迫られます。
その直後、すぐに1点を決め再び2点差。
しかも、キーパーのナイスセーブもあって逆転は許しません。
この間、メンバー交代ができないICUHSは40分間、走り続けています。
それでもこの日は、メンバー全員の1勝への渇望が互いを鼓舞します。
12-9から、13-10へ。ホイッスル間際にダメ押しの1点を加えて、
14―10。
ついに、念願の初勝利をつかみ取りました!
文字通り、チーム一丸での勝利。
選手全員が最後まで走り抜いて手に入れた、
小さな、しかし、大会では2年振りとなる大きな大きな1勝でした。
いつもハンド部を応援してくださる保護者のみなさん、
一緒に練習したり、近くでアドバイスをくれるOGのみんな、
本当にありがとうございます!
次なる飛躍を目指して、がんばります!