41期生 卒業式!
41期生が、ICUHSを巣立つ日が来ました。
満開の桜に迎えられて、
3月22日、第41回卒業式が大学チャペルにて挙行されました。
この制服を着てチャペルに座るのも、今日が最後。
「1年生の頃は、『話しが長いなー』とか、『足もと、寒いっ!』とかって思いながら
チャペルに座ってたのに、もう、ずっと座っていたい!!」
「この(チャペルの)雰囲気、ホントに好き!」
パイプオルガンの荘厳な調べと共に、式がはじまりました。
校長から一人一人手渡される卒業証書も、
昨年に続き、全員の呼名とその場での起立のみとなりました。
そして、卒業生を代表した一名が校長から証書を授与されました。
今回の卒業式、保護者にライブ配信させていただきました。
正面から卒業生のお顔が見れるように、カメラワークを工夫してますー。
在校生の言葉に続いて、卒業生の言葉。
家で一人でオンライン授業を受ける中で不安に苦しんだ日々。友達と過ごす時間が自分にとってどれほど安らぎであったかを実感した。人と一緒にいることは、今という時を精一杯過ごすために欠くことのできないもの。だからこそ、今日みんなが集い卒業式を行えたことをかけがえなく思う、と。
そして、人の生に無形の影響を与え続ける「思い出」について語り、最後には、世界中からライブ配信を通して見ている保護者の方へ、最大の感謝を伝えました。
式典の後は、恒例のネクタイ投げ!
声を出さないように気をつけて、マスクを一瞬だけ外してその時を待ちます。
そして、立ち上がって一気に!
式典が終了した後は、教室に戻って最後のホームルーム。
担任の先生から、一人一人卒業証書を手渡します。
この3年間の思い出が凝縮した卒業アルバムに、お互いにメッセージを書き合いっこ。
でも、短い言葉では、とても想いを伝えきれません~(涙
「マスクのない顔で写真を撮るのが、もはや新鮮!」とか、
「ってか、顔変わった??」とか、冗談を言いながら、
本当に、本当に最後の思い出作り。
がまん、がまん、がまん・・・
この一年、どれだけ我慢をし、不安や絶望さえ感じてきたでしょうか。
その中にあっても、1年生、2年生を励まし、
THE FES DAYでは格好いいダンスを披露し、クリスマスには中庭にツリーの灯りを点(とも)し、そして自分たちの進路を定め・・・
この一年間、3年生が果たしてくれたことの大きさを改めて実感します。
41期、それは、この希望を見出しにくい時にあって、「ICUHSらしさ」というバトンをしっかりと後輩に託してくれた学年として、特別な響きをもって「思い出」に残ります。
心から、卒業おめでとう!
*十分な感染症対策のもと、一時的にマスクを外して
写した写真を掲載しています。