202186
by Y.M

生徒美術作品展示の報告

夏休み期間中、横浜にある「よこはま動物園ズーラシア」の夜間特別開園イベント「ナイトズーラシア」にて2年生の美術作品「動物ステンドグラス」の展示を行いました。
20210806_02.jpg
「ナイトズーラシア」は、8月の毎週土曜日・日曜日と8月9日の合計10日間、夜の動物園を楽しめる特別なイベントです。例年、このイベントに2年生の美術作品を展示させて頂いています。
昨年度はコロナの影響で中止、2年ぶりの開催を楽しみにしていたのですが、8月2日(月)から神奈川県に対して緊急事態宣言が発令されたため、8月2日以降のイベントは中止となってしまいました。


万全な感染対策のもと、8月1日(日)の1日のみ「ナイトズーラシア」が実施されましたので、その様子をご報告いたします。
8月1日(日)天気は晴れ!最高気温34℃!とても暑い1日でしたが、園内の動物達は様々な姿を見せてくれました。
20210806_03a.jpg
「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げるよこはま動物園ズーラシア。
生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーニングすることにより、世界旅行ができる動物園として植物や自然環境について楽しく学べます。
よこはま動物園ズーラシアは、世界中の野生動物を、展示、飼育、繁殖させている国内でも最大級の動物園です。
20210806_04.jpg
日が暮れると、動物達の動きも活発になります。広い「アフリカのサバンナゾーン」ではシマウマの群れが走り回り、キリンが長い首を伸ばして餌を食んでいます。遠くにライオンの雄たけびが聞こえます。
20210806_05.jpg
20210806_06.jpg
生徒の美術作品(切り絵のステンドグラス)は、動物園の職員さんがランタンに仕立てて、通路に設置して下さいました。
ランタンに灯がともると、早速、小さなお子さんが駆け寄って、真剣に見入っています。
20210806_07.jpg
午後7時、完全に日が落ちるとステンドグラスも輝きが増します。来園者の皆さんも、「わぁキレイ!」「可愛い!」「すごい上手~!プロの人?」と楽しんでいらっしゃいました。お気に入りの作品の前で記念撮影をする方も多かったです。
20210806_08.jpg
20210806_09.jpg
2年生の切り絵作品から、34作品の動物ステンドグラスを展示いたしました。
以下、今回展示された全作品です。
20210806_10.jpg
ICU高校のステンドグラス以外にも、園内には素敵なイルミネーションやフォトスポットがあちらこちらに設置されていました。来園者の皆さまも「密」になる事なく、思い思いにイベントを楽しんでいらっしゃいました。
20210806_11.jpg
20210806_12.jpg
今年はこの1日のみのナイトズーラシアとなってしまいましたが、1日だけでもこのイベントを実施して下さった動物園のスタッフの皆さま、本当に有難うございました。

ナイトズーラシアが中止となってしまった今、生徒作品は窓ガラスに貼って展示されています。こちらも動物園の飼育員さん達が展示作業をして下さいました。8月31日までの展示です。休憩場所として使用される場所ですので、期間中、多くの方に見て楽しんで頂ければ、と思います。
20210806_13.jpg
夏休み期間中には、小金井市にある「江戸東京たてもの園」の夜間特別開園「下町夕涼み」でも生徒作品の展示を予定しておりましたが、こちらのイベントは東京の緊急事態宣言延長を受けて中止となりました。
今年の夏は実施できるかも、と淡い期待を抱いていたのですが、残念です。
コロナの状況を見つつ、秋以降のイベントで展示できれば、と思います。
早くコロナが終息しますように。

2021719
by J.B.C

Sports Day 2021 レポート ~表彰編~

全ての競技が終了し、
所定の位置に戻って、ちょっと緊張しながら順位の発表を待ちます。

6位から順に発表されて、4位、3位・・・
拍手と小さなため息が漏れます。
そして、2位と1位は、同時に発表!!
IMG_8735.JPG


Sports Day 2021優勝クラスは、3組!
まさに「百花繚乱」喜びの花が咲き乱れましたーIMG_8853.JPGIMG_8940.JPGクラスをまとめた団長・チアにみんなが惜しみない拍手を送ります!

校長先生のお話しでは、全校生徒が一堂に会し、
ICUHSらしいイベントを実施できる喜びを改めて伝え、
手探りの中で準備を進めた実行委員を称えました。IMG_8865.JPG
そして、大トリは、実行委員長の言葉。IMG_8910.JPG
「一年間と半分という長い時間、みんなでガンマをして、
このSports Dayという大きな行事を実現できたことが何よりも嬉しい。
これを1つのきっかけとして、元の生活を取り戻せるという自信にしていきたい」

熱い、そして本当に暑かった長い1日が終わりました・・・
とは、まだなりません!
ここからは、記念撮影&お片付けー
IMG_9057-2.jpg各クラス、学年、そして思い思い仲間たちと思い出の残し合い~IMG_9015.JPGIMG_9090-2.jpg

各クラスのでSHRが終わった後、
実行委員のみんなが最後の後片付けをしています。
全ての用具を清掃、除菌をして、元に戻します。
IMG_9104.JPG
最後の最後まで責任を持ってこの一大イベントを成し遂げた
実行委員のヘッズのみなさん!IMG_9279.JPG
本当に、ありがとう!!
そして、運営を支えてくださった、全てのみなさん、
心からお礼申し上げます。

P.S.
感染防止対策を行い、無事に全ての競技を終わらせることが出来ました。
また、Sports Dayから2週間後も、校内での生徒の感染は疑われていません。
改めて、ご協力頂いた全てのみなさまに篤くお礼申し上げます。

2021715
それ、誰のつぶやきだ?by みっしゅ

1年生の日々の息抜き

1年生の みっしゅ です。

ICU高校での昼休みの過ごし方の1例を紹介したいと思います。

入学して1週間も経たない頃、私のクラス、1年4組は、「特にすることがないから」ただそれだけの理由でバレーボールを始めました。
バレーボールが家にあると持ってきてくれた人、みんなでやろうと呼びかけてくれた人がいて始まったこの昼休み、それは知り合ってまだ間もないのに前から知っていたかのような雰囲気でした。

photo1.jpg


photo3.jpg

入学したては誰もが考えてしまう、皆と仲良くなれるだろうか、お昼休みはどう過ごそうか、という心配はこのお昼休みのおかげで壊すことが出来ました。

photo2.jpg

皆で円になってする円陣パス。

photo5.jpg

参加しても良し。見ているだけでも、木の下で本を読むも良し。
球技が苦手な私は最初の頃、バレーボールはせず、ボールを打った生徒の名前を唱えるというゲームを友人として、自分のクラスメイトの名前を覚える努力をしていました。
そしてなんと見事に1週間もしないうちに皆の名前を覚えることが出来ました!
おすすめの方法です。

202179
スクールライフby ICU高校野球部

野球部 夏の大会(2021)

朝から雨模様の中、小平西高校との初戦を迎えました。小平西高校といえば、2年前にも対戦し惜敗しており、本年度も都大会出場校と、格上の対戦となりました。ICU高校野球部、どこまでくらいつけるのか。そして、リベンジとなるのか。


2021小平西3.jpg






健闘するも、惜しくも敗れました。
しかし、相手強力打線に長打を許すことなく、ミスはあったものの要所で抑え、攻撃においては何度もチャンスを作るなど、粘り強く戦っていました。何よりも、秋の大会のスタート時に比べて、飛躍的に成長した姿に感動しました。

2021小平西1.jpg

観戦にいろいろと制限がある中で、今日もたくさんの応援を頂きました。用意した応援用タグが足りなくなるほど、たくさんの方が応援に駆けつけてくれました。とても心強かったです。本当にありがとうございました。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
〈PR〉 
中学生のみなさん
ICU高校野球部は、野球の上手い・下手、経験・未経験関係なく、国内外から野球好きが集まり、「のびのびと熱く!」をチームスローガンに日々練習しています。都内でも有数の大変広いグランドで思いっきり野球ができます。ICUHSスタイルの野球で、一緒にプレーしませんか。

2021621
by J.B.C

Sports Day 2021 レポート ~午後編~

お腹いっぱいになったところで、
午後の部の開始!

午後の1発目は、もちろん恒例のアレ!
そう、部活対抗リレー!!
お昼休みに着替えをして、部のプライドをかけて走りますー
IMG_7961.JPG
男女の2部に分かれて、19団体が走りました。堅い団結、ハンド部!試合前に行ういつもの円陣で気合いを入れますーIMG_7936.JPG対するは・・・


先日、公演を終えたばかりの演劇部!!なりきり度では、ダントツ1位!!IMG_7930.JPG
ひときわ大きな歓声が上がるのは、チア部のみなさんー 応援のプロですもんね~IMG_7987.JPG

3年生の全員競技「色々ボウリング」は、工夫を凝らした初採用の競技。
バトン代わりのサッカーボールで、水の入ったペットボトルを制限時間内にどれだけ多く倒せるかを競うもの。IMG_8150.JPGボールの受け渡しのスピードと、ボトルをうまく倒せるかが勝負の分かれ目。IMG_8209.JPGボトルを倒すのになかなか苦戦したけど、楽しかったから全部OK!(笑IMG_8219.JPG

準備日のレポートでお見せした「フライングカーペットリレー」は、2年生の全員競技。IMG_8285.JPGIMG_8357.JPG4人がボードの高さを合わせて走るのは意外と難しい・・・IMG_8309.JPG「練習の時よりうまくいったー!」「もう、腕、パンパンですっ」IMG_8245.JPG清々しい青空の下、呼吸を合わせて駆け抜けましたーIMG_8417.JPG

Sports Dayの運営は、全て生徒たちが行います。
本番では放送部が大忙し!IMG_8247.JPG途中、音声が途切れるアクシデントがありましたが、素早く機材を入れ替えて、無事に続行!IMG_8446.jpg


時間の関係で、競技の順番を入れ替えました。大トリの「スウェーデンリレー」を先に実施。各クラスの走力自慢がトラックをガチ勝負で走ります。IMG_8464.JPGIMG_8484.JPG今年は、3組が他を引き離して勝利!!クラスみんなの期待を背負って走り抜いた選手に、みんなが拍手を送ります!IMG_8570.JPG


そして、Sports Day最後の競技は、3年生の有志参加競技「借り物競走」。
存分に楽しんでくれ~!と言って送り出したものの、いざ始まれば真剣そのもの!IMG_8657.JPGIMG_8633.JPG「借りたモノには直接触れず、袋に入れること」というルールが徹底されましたが・・・「出席番号1」「名字がさから始まる人」って・・・どっちも袋に入らんやんか!笑IMG_8642.JPGもはや「借り物競争」ではななく、ただの「人捜し」笑笑IMG_8598.JPG
優しい午後の日差しのなかで、無事に全ての競技が終了しましたーIMG_8675.JPG
雨を心配して迎えた今日、日傘が必須の晴天に恵まれ、
さぁ、残すは表彰式!

表彰式編へ続く!

2021621
by J.B.C

Sports Day 2021 レポート ~午前編~

夏至―1年のうちで太陽が出ている時間が一番長い日の今日、
そして、最高の晴天に恵まれた今日、
全ての心配と不安を吹き飛ばして、ICUHS Sports Day開幕です!
IMG_6938.jpg


開会の言葉は、実行委員の副委員長。
「春休みからコツコツと準備を始め、アッという間に3ヶ月が経ってしまいました。今年のスローガンは、『∞(インフィニティ)』です。
前例のないSports Dayだからこそ、無限大の可能性があります。
私たちはそう信じて、準備を進めてきました。
横断幕作りという新しい企画に、新しい競技。この案でみんなが楽しんでくれるのかと、
ゼロからSports Dayを作るには、様々な不安がありました。
でも、1つ胸を張って言えることは、私たちは今日のために今できる最大限の努力をしてきたということです。
Sports Dayは体育祭実行委員だけではなく、多くの方々の協力によって成り立っています。
今日までにたくさん時間を費やして準備をしてきた私たちにとって、Sports Dayをみなさんが楽しんでいる姿を
見ることがなによりも嬉しいです。ぜひ、Sports Dayを全力で楽しんでください!」
IMG_6618.jpg思いのこもったあいさつ。大きな拍手をもって、さあ競技開始です!

最初の競技は、1年生がクラス対抗で行う「大縄」。
各クラスとも短い昼休みの時間などを使って、練習してきました。
IMG_6712.jpg
各クラス約40人が途切れることなく飛び続けます。
最後は時間の都合で、審判ストップがかかったクラスもあったほど!
IMG_6799.jpgIMG_7671.jpg

2競技目は、2年生による「障害物競走」。
これも定番。バットを芯に10回転をして、スプーンでのボール運び。
やっている本人は、真剣そのもの。
IMG_6973.jpgIMG_7005.jpgでも、ゴメンなさい。笑わずにはいられないーのが、醍醐味(笑IMG_7020.jpgネットをくぐって、ハードルを飛んで・・IMG_7027.jpg最後に最難関の暗算計算!!を、乗り越えてのゴール!100mでも、満足感半端ない(笑IMG_7061.jpg
続いて、初の競技「竹取物語」。
いわゆる棒取り合戦を、みんなで一斉に、かつ1対1で行います。
グラウンドの両端から中央に置かれた竹棒を一斉に取りに来る様子は、迫力あり!
IMG_7467.jpgIMG_7469.jpg
加勢はできないので、一対一の竹棒の奪い合いは、プライドをかけた戦いに!IMG_7332.jpgIMG_7445.jpgここまで来ると、勝負あり。IMG_7624.jpgもちろん、数本の竹棒が無残に折れたことは、ご想像の通り。あっぱれ。
一部、時間の関係でできなかった競技があったのは、本当に残念・・・
そして、午前中の最後の競技は、学年選抜の「綱引き」。
密着しないで、軍手をはめての実施となったので、なかなか力めない。
なんてこともお構いなし!始まってしまえば、意地のぶつかり合い!!IMG_7659.jpg気合いを入れて!
IMG_7765.jpg
昨年は、全校生徒での屋外イベントができなかったため、
卒業アルバム用に、撮影班はカメラを持って大活躍!IMG_7323-2.jpgIMG_7886.jpg
ランチタイムで、ちょっと一息。IMG_7900.jpgIMG_7926.jpg
午後編へつづく!

2021618
by J.B.C

ICUHS Sports Day ∞ 開催準備進行中!

多くの校内イベントが延期や中止になってきたこの1年半。
ガマンに、ガマンを重ねて来ました・・・

その中で、体育祭実行委員のみんなが知恵を出し合い、
感染症対策を徹底した中でできる競技種目を検討、吟味してきました。
そして、これまでの体育祭は、まったく新しいwithコロナのスポーツイベントとして、ここにリニューアルしました!

多くの人が参加できて、かつ、競技性の要素もしっかり盛り込んだ10種目をで競う、Sports Dayです!
晴天の今日、広いグラウンドでリハーサルを行いました。IMG_5937.jpgIMG_6323.jpg


1~3年生が、組ごとにまとまって競う「縦割り」の伝統は変わりません。
そして、各組の新しいシンボルとして、Tシャツデザインに合わせた
横断幕を作製しました。
IMG_6025.jpg

そして、もう一つ変わらないのが、Tシャツへのメッセージの書き合い。
IMG_5977.jpg
消毒をしながら、思い思いに愛のこもったメッセージを書き合います。
IMG_5953.jpg
オリジナルのプリントシールを貼るアレンジも。
IMG_5982.jpg
スポーツデイの競技は、全てグラウンド。
本番当日も、こんなお天気になりますように・・・と、願いを込めつつ、
リハーサルでも大盛り上がり。
IMG_6390.jpg
「フライングカーペットリレー」は、ボールを載せた黒いボードを
4人で運ぶリレー。途中の2回のカラーコーンを廻るポイントが、勝負の行方を決めます!
IMG_6512.jpg見ている以上に、ハード!で、面白い!!
リハーサルだけど、勝ったら嬉しい~(笑
IMG_6536.jpg
と、趣向を凝らした10種目の詳細は、本番のレポートをご期待あれ!

ここまで、一生懸命みんなをまとめて準備を進めてきてくれた
実行委員のみなさん、本当にありがとう!!
いよいよ本番を待つのみ!
 
どうか、晴れてくれー!
IMG_6269.jpg
※感染防止に努めながら、撮影のために一時的に肩を寄せ合っています。

202147
by J.B.C

第44回 入学式 晴れやかに挙行!

ICUHSに、44回目の春の訪れです。
緑のキャンパスに初々しい新入生を迎え、入学式を挙行しました。
入学式 (1).jpg


担任の先生と、ちょっと緊張を含んだ笑顔で初ショット。
式が行われるチャペルへ向かいます。
入学式 (2).jpg例年は多くの保護者が待ち受けるチャペルの入り口。
今年は保護者の方には、オンライン中継のご視聴をお願いしました。

初めてのチャペル。2階席からは教員たちが見守ります。
入学式 (3).jpg
10時、荘厳なパイプオルガンの前奏とともに、式の始まりです。

入学式 (5).jpg
クラスごとに担任の先生から、一人一人全員の名前が呼ばれます。入学式 (4).jpgIMG_6880.jpg全員が起立して返事をします。
入学式 (6).jpg入学式 (7).jpg
校長先生のお話に続いて、生徒宣誓。入学式 (8).jpg
男女2名の代表生徒が、それぞれ日本語と英語で宣誓しました。


続いて、生徒会長による歓迎の言葉。IMG_7380.jpg
「ICUでの3年間を通して、何語であれ、誰でもが耳を傾けたくなるようなことを
語れる人間になってください。」そして、「成績や他人との比較では測ることのできない自分を見つけて、どこに行こうとも『これが私だ』と胸を張って言えるようになってください」と、エールを贈りました。入学式 (11).jpg
多くの新入生の胸に、生徒会長の言葉は、しっかりと刻まれたはずです。
入学式 (9).jpg
退場までをオンラインで中継し、保護者の方とはここでお別れ。入学式 (13).jpg入学式 (12).jpg
新入生はクラスごとに記念撮影。入学式 (15).jpg
マスクを外して一枚だけ。

先行きの不安なこの時代、
これまでの「あたりまえ」を乗り越える柔軟な発想が求められています。
入学式 (14).jpg
そして、柔軟で、先例にとらわれない自由な発想こそ、ハイ生の最大の強み。
今、みなさんが輝くときです。

かけがえのない3年間を、心から応援しています!
入学式 (17).jpg

2021322
by J.B.C

41期生 卒業式!

41期生が、ICUHSを巣立つ日が来ました。

満開の桜に迎えられて、
3月22日、第41回卒業式が大学チャペルにて挙行されました。
卒業1 (1).jpg


この制服を着てチャペルに座るのも、今日が最後。
「1年生の頃は、『話しが長いなー』とか、『足もと、寒いっ!』とかって思いながら
チャペルに座ってたのに、もう、ずっと座っていたい!!」
「この(チャペルの)雰囲気、ホントに好き!」
卒業1 (3).jpg
パイプオルガンの荘厳な調べと共に、式がはじまりました。
卒業1 (2).jpg
校長から一人一人手渡される卒業証書も、
昨年に続き、全員の呼名とその場での起立のみとなりました。
卒業1 (4).jpg
そして、卒業生を代表した一名が校長から証書を授与されました。
卒業1 (6).jpg卒業1 (7).jpg
今回の卒業式、保護者にライブ配信させていただきました。
正面から卒業生のお顔が見れるように、カメラワークを工夫してますー。
卒業1 (5).jpg
在校生の言葉に続いて、卒業生の言葉。
IMG_4312.jpg
家で一人でオンライン授業を受ける中で不安に苦しんだ日々。友達と過ごす時間が自分にとってどれほど安らぎであったかを実感した。人と一緒にいることは、今という時を精一杯過ごすために欠くことのできないもの。だからこそ、今日みんなが集い卒業式を行えたことをかけがえなく思う、と。
卒業1 (8).jpgそして、人の生に無形の影響を与え続ける「思い出」について語り、最後には、世界中からライブ配信を通して見ている保護者の方へ、最大の感謝を伝えました。

式典の後は、恒例のネクタイ投げ!
卒業1 (9).jpg
声を出さないように気をつけて、マスクを一瞬だけ外してその時を待ちます。
そして、立ち上がって一気に!卒業1 (10).jpg
式典が終了した後は、教室に戻って最後のホームルーム。
担任の先生から、一人一人卒業証書を手渡します。
卒業1 (11).jpg卒業1 (13).jpg
この3年間の思い出が凝縮した卒業アルバムに、お互いにメッセージを書き合いっこ。
でも、短い言葉では、とても想いを伝えきれません~(涙卒業1 (12).jpg
「マスクのない顔で写真を撮るのが、もはや新鮮!」とか、
「ってか、顔変わった??」とか、冗談を言いながら、
本当に、本当に最後の思い出作り。卒業1 (16).jpg卒業1 (14).jpg
がまん、がまん、がまん・・・
この一年、どれだけ我慢をし、不安や絶望さえ感じてきたでしょうか。

その中にあっても、1年生、2年生を励まし、
THE FES DAYでは格好いいダンスを披露し、クリスマスには中庭にツリーの灯りを点(とも)し、そして自分たちの進路を定め・・・
この一年間、3年生が果たしてくれたことの大きさを改めて実感します。

41期、それは、この希望を見出しにくい時にあって、「ICUHSらしさ」というバトンをしっかりと後輩に託してくれた学年として、特別な響きをもって「思い出」に残ります。
IMG_6089.jpg卒業1 (18).jpg卒業1 (17).jpg
心から、卒業おめでとう!
IMG_6301.jpg

*十分な感染症対策のもと、一時的にマスクを外して
写した写真を掲載しています。

2021312
by J.B.C

3.11から10年~あの日と今を、きみの声でつなぐ

今から10年前の昨日、東北地方を中心とした東日本一帯は未曾有の大地震とそれに連なる津波に襲われました。
今の高校3年生は、当時、その多くが小学校2年生。
はっきりとあの日を覚えている人、海外でメディアを通してその惨状を見たという人、日本から遠く離れた場所で暮らし始め、自分のことで精一杯だったという人もいました。

様々なバックグラウンドをもってICU高校に集い、3年を経て卒業を前にした3月、数名の3年生がアクションを起こしました。
被災した方と共に、自分たちに何かできないだろうかー

Be the Light~きみの声プロジェクト~
10年前、高校3年生で被災した方をお招きして、あの日と今をつなぎたい。
そんな企画を実現しました。


『きみの声プロジェクト』
そこには3年生たちの、ある想いが込められています。
新型コロナの影響によって高校最後の1年間を想像していたものと全く違う形で過ごさなくてはならなかった自分たちの無念さと、震災によって突然「日常」を奪われた方々の喪失感には、なにか重なる思いがあるのではないか。

「本当はこんなことをしたかった」「もっと○○したかった・・」そんな思いを胸の奥に閉じ込めたまま高校生活を終わらせたくないという自分の内なる声。
一方で、「あの時、もっと○○したかった。でも今振り返れば、その経験が・・・」という今だから言葉にできる被災者の声。
この二つの声が交差する機会を作りたい。
互いに共感し、声に出すことで癒やされ、自分の言葉が誰かの光になる。
今、自分たちに必要なのは、キレイな言葉でも、有名人の言葉でも、長いスピーチでもない、あなたの小さな声。
IMG_1330.jpg
今年の1月から自分たちで震災について学び、ICU高校の先生たちにとっての「あの日」の声を集めました。
そして当日、高校3年生の時に福島で被災したスピーカーの方と、1年生~3年生までの高校生を交えて、手作りの会を作りました。
IMG_1293.JPG
癒し、共感、一体感を醸し出せるように光の演出を工夫し、
語り合いの時間を長く取りました。
IMG_1309.jpg
「被災した方から初めて直接お話しを聞きました。映像ではなく言葉を通じて当時の様子を知ることができて、それまでどこか他人ごとのように見ていた震災に関する様々なものが、初めて胸にスッと入ってきました。」と参加した人の言葉。
IMG_1477.jpg
「この機会を通じて、自分もこの10年間を丁寧に振り返り、忘れかけていたものを見つめ直すことができました」と、スピーカーの方。
IMG_1711.jpg
そして、この一年を振り返る語りの場では、「みんなが我慢している、もっと辛い人もいる、と思って自分の気持ちにどこか蓋をしてきたけど、やっと辛かった気持ちを素直に言葉にできた」と、2年生。
IMG_1599.jpg
最後に、高校3年間、3つの学年、生徒・保護者・教員の3者に感謝と祈りを込めて、3つのランタンを飛ばしました。
IMG_1738.jpg
この企画に協力してくださった全ての方々、
本当にありがとうございました。
IMG_1646.jpg

前へ 6  7  8  9  10  11  12

最近の記事

カテゴリー

アーカイブ

2024年度

2023年度

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

2015年度

2014年度

2013年度

2012年度

2011年度

2010年度

2009年度

ICU高校 公式Facebook ICUHS Hodgepodge
SUPER GLOBAL HIGH SCHOOL Project
ICU高校30周年記念スペシャルサイト