本気の社会科見学2019~JAL編ついに実現!!
夏休みも終わりに近づいた8月末、
39名の生徒が東京モノレール 新整備工場駅に集合しました。
構想から半年、本当に多くの方のご協力を得て、ついに
ICUHS本気の社会科見学JAL編~最高水準の安全とサービスを作るには~
が、実現しました!
この企画を実現し、今日一日生徒と同行して下さるのは、
JALに勤めているICU高校やICU大学の卒業生と保護者の方々。
自己紹介の後、最初のお話しは「JALフィロソフィ」について。
当たり前のように受けているサービスの裏には
JALの方々の心を一つにした「最高のバトンタッチ」があることを知り、
みんなの顔つきがみるみる変わっていきました。
続いて、お客様の視点に立った利便性や、お食事、エンターテイメントへの
こだわりのお話しを聞かせて頂きました。
またJALの新サービスJAL Global WALLETのお話しでは、航空会社が
「快適な旅」をどのように提供しようと考えているのかを、わかりやすく学びました。
そして、現役パイロットの卒業生に案内して頂いたのが、最新鋭A350のコックピットシミュレーター!
世界のエアラインのパイロットが訓練を行う場所で、最新の技術を目にしました。
お昼ご飯は、社員食堂で先輩方と一緒に、貴重なお話しをお聞きしながら食べました。
聞きたいことがたくさん!質問が尽きませんー
午後最初のプログラムは、キャビンアテンダント(CA)の方からのお話し。
お仕事の内容から始まり、おもてなしの心、保安・安全管理への心構え、
CAとしての誇りとそれを支える厳しい訓練・・・。
CAに憧れを持つ参加生徒は、最高に幸せな時間を過ごしました。
そして、CAや社員の方が実際に避難訓練をする施設へ。
脱出用シューターの大きさや固さにビックリ!
そして何より、施設中に響く訓練の掛け声の真剣さに、参加者の誰もが「安全」が作られる瞬間を実感しました。
訓練施設からメンテナンスセンターへバスで移動し、JALスカイミュージアムを見学しました。
とりあえずインスタ用に、制服姿で!
続いて、飛行機好きの聖地、格納庫へ!生徒たちが小さく見えます!
翼の真下で、機体の特徴や安全を維持すための整備の心得を丁寧に教えて頂きました。
格納庫の横の滑走路では、3分おきに飛行機が大空へ!
そして最後に、私たちは「安全啓発センター」を訪問しました。
約1時間に渡って、決して風化させてはいけない御巣鷹山事故のお話しを聞き、
JALの方々が背負う安全という重責を、改めて学びました。
最後に、今日本当に、本当に、最後のサプライズとして、藤田副社長が来て下さいました。
実は、藤田副社長はICU大学の卒業生。「いいことを続けてゆくことの大切さ」をお話しして頂きました。
今日一日ほんのわずかなお仕事の一面を見させて頂いただけでも、安全やサービスなどにおいて「最高の水準」を維持するために、どれほど多くの人が想いを一つにして仕事をしているのか、強く心に刻まれました。
そしてその中で、チームICUが輝きを増して働いていることに、
参加した生徒の誰もが誇らしくも感じたと思います。
最高に密度の濃い本気の社会科見学を実現するために多大なご協力を賜りましたこと、
心から感謝いたします。
JAL社員の方々、おやじの会の方々、保護者の皆様、
本当にありがとうございました。