キリスト教講演会(2年生)
今日の午後は2年生のキリスト教講演会でした。
お話は、牧師の稲垣博史先生。
タイトルは「人間はひどいが、すばらしい
−聖書は人間をどう見るか−」
タイトルの「ひどい」という言葉に初めちょっとびっくりしたのですが、
お話を伺って考えました。
歴史が突きつけるのは、
人間には本当に信じられないほど恐ろしいことができてしまう、
しかし心がふるえるほどすばらしいこともできる、
人間はひどい、でもすばらしい、でもひどい、でもすばらしい・・・∞
誰でも思いたいものです、自分は一点の翳りもなくすばらしい存在だと。
なのに、自分の弱さにいつも落胆し、自分に自信を持てずにうじうじする。
多くの高校生には(いや大人だって十分)、聖書なんかよりずっと
もっとカッコいい、キラキラしたものが見えているでしょう。
聖書もキリスト教も、ちっとも魅力的には見えないかもしれません。
でも、あなたを生かす本物の智恵がこの聖書の中にある!ということこそ、
ICU高校が、そして全国の、そして世界のキリスト教学校が、
若い友である生徒のみんなに知ってほしいと心から願っている
大切なメッセージなのだと思います。
この講演会が、しっかり聞いていた生徒にも、そうでなかった生徒にも、
いつか、神の圧倒的な恵みを指し示す道標となりますように。
稲垣先生、ありがとうございました。
講演会の聖書箇所 コリント人への第二の手紙 5章
だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。
古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。