2022年度冬学期 新年集会!
本日1月10日、ICUHSの2023年の活動開始です!
毎年恒例の冬学期新年集会が行われました。
3年生と1・2年生とで入れ替わる2部制で実施しました。
新型コロナ以前、3年生にとっては高校体育館で行う最後の全校集会となるのがこの新年集会でした。
「こうして3学年が一同に会する最後の機会です」と伝える場でしたが、
新型コロナの影響を受けてからは、大学受験を控える3年生もいるため、
一番気を遣って密を避ける場になってしまいました。
とは言え、教員の心配を他所(よそ)に、生徒たちは久々の再会に、
「お正月どうしてた?」とか、「実家に帰っていたの?」とか、「アメリカに帰っていたからお土産渡すねー」と、
それぞれの近況報告に盛り上がっていました。
新年集会では、各学年の生徒代表が新年の抱負をスピーチします。
3年生は、4月からの新しい生活、新しい出会い、新しい世界への挑戦を見据えた自分の決意を伝えます。
2年生、1年生からは、最高学年になることへの、また、後輩たちを持つことへの自覚が語られます。
1年生の代表が「与えられた機会(チャンス)ではなく、自分からチャンスをつかみ取りたい」と力強く語っていたことが印象的でした。
また、昨年活動した生徒や有志団体、部活などへの表彰も行われました。
様々な活動にまだまだ制約があった昨年でしたが、その中でも平和を願う国際貢献活動、校内施設のジェンダー平等を実現しようとするプロジェクトやもちろん、クラブでの活躍も!
ここではそのすべてを紹介はできませんが、「ちょっと恥ずかったです・・・笑」と、はにかみながら賞状を受け取っていました。
過去2年間のこのスクールブログを辿(たど)ってみるだけでも、東日本大震災10周年、沖縄基地問題(修学旅行)、ミャンマー軍事クーデター、ウクライナ戦争、パキスタン大地震(ペーパービーズ)、ソウル梨泰院事故と、様々なトピックがあがってきます。
そのどれ一つを取っても、決して目を背けてはいけない、そして記憶から風化させてはいけないもの。
未だに癒えぬであろう当事者の方々の心の痛みに寄り添い、またその方々の言葉に耳を傾け、そして自分たちに何ができるかをHSのみんなで考え続けていく1年にしたいと、改めて強く決意しています。
ICUHSの2023年も、どうかよろしくお願いいたします。