学校説明会実施
本日は学校説明会を行いました。
写真中央は協力してくれた3年生です。
帰国生としてではなく一般生として入学した
3年間の経験を語ってもらいました。
ここでは書けないような内容もあり、会場からも
笑い声が聞け、楽しんでいただけたかと思います。
ご来場いただいたみなさん、長い時間ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
本日は学校説明会を行いました。
写真中央は協力してくれた3年生です。
帰国生としてではなく一般生として入学した
3年間の経験を語ってもらいました。
ここでは書けないような内容もあり、会場からも
笑い声が聞け、楽しんでいただけたかと思います。
ご来場いただいたみなさん、長い時間ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
10月23日のつづきです。
強大な権力に自分を守ってもらう、というよりはむしろ、強大な権力こそが、個人の自由を侵害する、と考えるのが現代の法の常識です。
個人の自由・権利を守るために、国家の権力を制限する、というのが「世界人権宣言」の基本的な精神です。多くの国々の憲法も、基本方針はそこにあります。もちろん、日本国憲法も。
権力を持った存在が、しもじもの人間に言うことをきかせるために法があるのではなく、それぞれの個人が自由であるために、権力に制限をかけるために法がある、というのが、民主主義の国々のタテマエです。
日本では、こうしたことがはっきりと全体に共有されているとは言えないわけですが......。
ICU高校では、入学式のプログラムの中に「生徒宣誓」というものがあります。
これは、学校への絶対的服従を誓わせるものではありません。
学校と生徒との間の、一種の契約、と言った方がいいかも知れません。
生徒たちは、自分の自由を他の者に危害を与えることがない範囲で追求することができる。
そのための環境を、学校はつくりあげる努力をする。
その結果、ある意味、不自然なまでの異空間がここに出現している、というわけです。
生徒宣誓はこんな内容です(以下引用)。
「私は国際基督教大学高等学校の生徒として
本校の目的と理想との実現のために
世界人権宣言の原則にたち
法を尊び
校則ならびに指示に従うことを
入学にさいし
ここに厳粛に宣誓します」
(引用終わり)
また2週間後にお会いしましょう。
今日は生徒会の声かけでハロウィン・デイでした。
カラフルにみんな完全に浮かれています。
休み時間だけでなく当然授業中もこの格好。
魔女やクマにテストを返しました。
ただ、勉強した人はともかく、勉強していない人には
当然厳しい現実が待っているわけです。
ある生徒いわく、
「仮装してて今最高に楽しかったけど、テストの点みると
何やってんだろ私って思っちゃうよ。」
休み明けから気持ちを切り替えて
後半戦頑張りましょう!
10月31日、試験最終日の午後に、生徒会主催で学年交流イベントが開かれました。
集まった40名弱の生徒は、学年もバラバラの知らない人どうしで6つのチームを作り、学校に隠された「宝」を探してミッションに挑みます。
ルービックキューブやトランプタワーを完成させ、漫画の吹き出しに面白いセリフを書き込み......全てのミッションを完了し暗号を解いたチームが「宝」の隠されたロッカーを開けると、そこで手にしたのは!!
...チームの「きずな」という宝物でした、とさ。
というわけで、きずなを深めた生徒の皆さんに人文字を作ってもらいました。
文字はなぜか〈娯楽〉の「娯!」
うーん......読めます、か......?
Hi! How R U? (How are you?)
I'm Neon, your guide to the dangerous zones of English ... I'm afraid these English Adventures will hardly help you on scoring HIGHER in English exams, but I hope you will get something out of them.
Starting next time, each lesson with a short skit will give you ONE key to better understand this language of Shakespeare and Obama - I hope the key to open the Heaven side of English ...!
So ... here is the preview:
Lesson #1: Heaven and Hell between "l" and "r"
Don't get them wlong! -- BRB! (Be Right Back!)
今日から待ちに待った(!?)中間試験が始まりました。校内にはいつもとすこーしだけ違う緊張感が漂っています。
生徒の皆さんが真剣に自習している図書館をこっそりのぞき見...。入り口のドアにはカボチャのリースがかかっています。
例年は仮装で大盛り上がりのハロウィンですが、今年は残念ながら試験とぶつかってしまいました。まさか仮装して試験を受けるわけにも、試験監督をするわけにもいかないですからねぇ...。
10月9日のつづきです。
つづけてよまないと意味不明なので、前回エントリみてない人はまず読んでから、再び来てください。
......。
準備はいいですか。えーと、今回はまず歴史のお話から。
17世紀イングランドに、トマス・ホッブズという哲学者がいました。
ホッブズは、『リヴァイアサン』という本の中で、「自然状態」について述べています。自然状態、すなわち、国家も法もない、何らの規制も条件付けもない状態においては、人間は私利私欲に動かされる自己中心的な存在なので、お互いにぶつかりあい、しまいには「万人の万人に対する闘争」に陥り、人間は「孤独で、貧しく、卑劣で、残酷で、短い」人生を送るであろう、とホッブズは言います。
「自然」が、誰も何も手をかけないで、そのまま放っておくという意味であるとすれば、ホッブズのような人間観に立つ人には、そんなものは評価も賛美もできないものでしょう。ちなみに、このような人間観のタイプを「性悪説」と言います。性悪説とは、人間は生まれながらに悪の本性を持っているという考え方です。
ホッブズは、そうした「自然状態」を回避するために、強大な権力(特に暴力手段)を一手に集中した国家が必要であると考えました。そこでは、ひとびとは自分の生命・財産を守るために、強力な国家への絶対的な服従を約束しなければなりません。
自分の生命・財産を守るために、国家への絶対的服従を約束する? 現代のわれわれの感覚ではよくわからないかも知れません。しかし、ホッブズが生きていた17世紀には、これには強いリアリティがあったのです。その頃のヨーロッパは、何十年も続く宗教戦争の時代でした。宗教対立を背景に、国家の体制も揺れ動いていました。安定した強い国家が望まれる状況があったのです。
現代でも、安定した国家がない、あるいは国家の権力が弱すぎるために、ホッブズの「自然状態」に近いような状況に陥っている地域が世界には多数存在しています。
あうー、話がひろがって回収しきれなくなりました。続きはまた再来週でーす。ごきげんよう、さようなら。
3年生のみなさんは、この時期志望理由書や自己PR書を記述している人が多いと思われます。
講評などをもとめられることがありますが、言葉だけが"踊っている"表現が見受けられます。
今一度、自分自身の内面を掘り下げてください。
あなた自身とは何者か、なぜここにいるのか、どこにむかおうとしているのか、なぜむかうのか?
17・18歳なりの言葉で自分を切り刻んで、そして構成しなおしてください。
この学校で過ごす日々も後数ヶ月。 2010年3月15日に晴れ晴れと新しいステージに進めることを祈っています。
先夏に行ってきましたバイブルワークキャンプのリユニオンが毎週月曜日のランチタイムに行われています。
バイブルワークキャンプはまさにキャンプという名にふさわしく、明かりもほとんどないような北海道の奥地で一週間農作業や畜産の体験をしながらキリスト教の勉強をします。マリンキャンプとともにICU高校夏の定番イベントですね。今年は30名程が参加しました。
印象的だったのは、鋭いとげのグーズベリーを収穫したこと。ひたすら痛い作業だったし、蜂や毛虫はいるしで泣きたくなりました。何時間もそれをやりましたし。ですが、翌朝ジャムにして炭火で焼いたパンにつけたときの甘酸っぱさといったら...!ぜひ来年一緒に確認しましょう。
写真はその時の仲間たちと、再集合(リユニオン)して、ビデオを見ながら思い出話や賛美歌を歌ったりしているランチのひとときです。
バイブルキャンプの写真もICU高校HPのトップ→「Snap Album」から御覧になれますので、ぜひお楽しみください。
ここはどこでしょう?
新小金井駅側の門から学校構内に入って来たところです。
右手にグラウンドや体育館、もう少し進むと校舎と寮の裏手になります。
なんだか東京とは思えないような、こんな林の中にICU高校はあります。
ICUのキャンパスが美しいのは何といっても春の桜の時期ですが、夏場に木陰の涼しさを楽しむのも良いものです。そして今は秋、もうすぐ木の葉が色づいてくる季節です。地面には落ちた銀杏やどんぐりの実がごろごろ...。
毎日通っていると当たり前のように思ってしまいますが、四季折々の景色の中で日々の思い出を刻んでいけるのは、とても幸せなことですね。
ちょっと立ち止まって風の音を聞きながら、そんなことを思います。