2010116
ICUHSは30周年!by 外国語科 H.M.

ICUHS RETROSPECT 第16弾 <静かに輝く光 ~闇の中で~>

縁あって(?)こちらで教鞭を執ることとなってまださほどの月日ではありませんが、それでもこの間いろいろな変化がありました。
それは身体の新陳代謝のようなもので、刻々とは見えないけれども、教員も制度も施設も、思えば随分と変わってきているのです。

そんな中で、一つ変わらないものがありました。

待降節の頃、ちょうど教員室からすぐの階段の脇に立つ木に、いかにも「電飾」という趣の飾りが取り付けられます。
学期末、テストや成績の業務で連夜遅くなり、疲れて荒んだ心で真っ暗な学校を出ると、冷たい静寂の中で一人静かにツリーが光っていて、どきっとするのです。

その何とも場にそぐわない存在感が、何かをわかってくれているようで。

2010115
イベントもりもり!by M

花*花来たる!

1月13日、キリスト教講演会特別企画ニューイヤー・コンサートとして花*花ライブが行われました。美しいメロディにいつもは騒がしいICU生もしっとりと聞き入っていました。

ライブは、「あ~よかった」等のヒットソングあり、20数名の「ICUHS GOSPEL LOVERS」がステージにあがったゴスペル・セッションあり、そしてアンコールと心温まるメッセージがあり、夢のような一時でした。

こじまいづみさん、おのまきこさん、またスタッフのみなさんありがとうございました。ぜひまたいらしてください。

※追記 花*花のこじまいづみさんのブログでもライブの様子が紹介されています!
そして人生の転機についても。ぜひご覧ください。

2010115
ICUHSは30周年!by 外国語科 R.E.R.

ICUHS RETROSPECT 第15弾 <MEMORY + HOPE = ?>

A school's most precious assets are its students. I remember the first time I realized how unique and important ICUHS's "mix" of returnees and ippansei is. A "bright new dawn" that will never fade!

2010114
ICUHSは30周年!by 外国語科 S.K.

ICUHS RETROSPECT 第14弾 <学校祭の思い出>

赴任して間もない頃、初めて担任した学年では学校祭で劇を上演しました。

演技者の特徴を生かし(?)、昔話なのに、わざとたどたどしい日本語や
素晴らしく流暢な英語を話す人物が登場する脚本を生徒が作っていたのは、
いかにもICU高校らしいところでした。

その頃は私も放課後の練習の場に随分一緒に居て、準備から本番までの時間を
共有し楽しませてもらいました。

学校祭当日に急に出られなくなった生徒の代役をするように言われ、
「そんなことを教師に頼むのもうちの生徒らしい」と思ったものでしたが、
一緒に舞台に立つことなど考えられなくなった今では、とても懐かしい思い出です。

201018
スクールライフby M

冬学期始まりました

あけましておめでとうございます。昨年中は皆さまに様々な形で学校を支えていただき、ありがとうございました。

さて、本日より冬学期が始まりました。新年集会では各学年代表に抱負を語ってもらいましたので、スクール・ナウでは生徒会長の千田さんの抱負を紹介したいと思います。

今年はICUに友情や恋心とも違う、人を慈しむ気持ちを浸透させていきたいです。と同時に、責任感のある生徒会長を目指すつもりですので、これからもよろしくお願いします!

2010年もICU高校は新しいことにチャレンジしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

写真はキャンパスでほころんでいた梅です。

20091224
イベントもりもり!by M

終業式とクリスマス集会

二学期最終日は終業式と同時にクリスマス集会も行われます。

先だって行われた多くの有志団体によるクリスマス公演会、ICU
幼児園ご招待こどもクリスマス会(通称「こクリ」)から今年遂に
学内を飛び出したキャロリングまでの多くのイベント。そして様々なメッセージ。

いつもとは一味違ったクリスマスを楽しめたのではないでしょうか。

なお冬期休暇中は学校が閉まりますので"ICU RETROSPECT"も
しばらくお休みです。新学期は1月8日に始まります。みなさま、よい冬休みを。

Merry Christmas & Happy New Year !

20091221
ICUHSは30周年!by 外国語科 T.K.(3期生)

ICUHS RETROSPECT 第13弾 <ICU高校の思ひ出3連発--写真付き>

#1 私がICU高校で初めてビデオ撮影した男で悪いか!!

私が入って3年目、3年の担任をしていた。
当時はオーソドックスにも、京都・奈良に行ったのだが、その為に当時は数十万円もするBeta-1を買った。当時一番若く安月給の私にとってまさに「清水の舞台から飛び降りる」思いだった。
ご覧の通りの本格的な肩乗せカメラと、背中にノートパソコンを3台重ねた大きさの5キロもする録画装置のセットだ。それで奈良のシカと遊ぶ生徒たち、それこそ清水寺や、東映太秦映画村での生徒たち、食事風景の生徒たちを撮りまくった。

あ、早くそのベータテープをDVDに保存しないと・・・どこ行ったかなぁ・・・



#2 私がICU高校で「Best Teacher Award」をもらって悪いか!!

これは、いかに真実が歪められて伝わるかの生きた例だ。
97年初頭、ICU大学卒業生の活躍を大学の広報で紹介する頁に、高校にいる私に記事を依頼された。内容は、英語しか能のない自分がICU高校で素晴らしい生徒に教えられる幸福を与えられた、と言ったもの。
で、写真がどうしても欲しいと言うので、生徒にもらっていた写真を何の気もなしに提出した。すると次の年賀状で「Best Teacher Award」おめでとう!とか、ワイフが、「ご主人『Best Teacher Award』受賞されたんですね。おめでとう!」と友達に言われたりした。
はっとした。その写真には5人の生徒に囲まれ、照れながら小さなトロフィーを持っている私がいる。黒板には、「Congratulations! Best Teacher Award for Victor!」と書いてあった!でも、それは3年選択授業のCollege Prep.と言う、実にローカルな中の、しかもよいしょ的なジョークだったのだ・・・
友達にこれを説明するのが面倒になったワイフは、「はいはい、主人は確かに『Best Teacher Award』をちょうだい致しました。ありがとうございます。」と言うようになった。

嘘が「真実」になった瞬間である。生徒会主催の教員人気ランキングの方がまだ信憑性がある。



#3 私がロードレースで3位で悪いか!!

私は昔からロードレースに出ている。
以前は練習せず太っていたので、ブービー賞的走りで全体の終了を遅らせた事や倒れる事を心配する同僚から出場するな、と言う助言を受けた事もあるが、思い出に残っているのは、まだ第2女子寮の寮監をしていて、たまたまゴール間際にいた6歳の理恵を捕まえ、肩車してゴールインした事とか、ある年、当時の校長の桑ヶ谷先生が姑息にも、ゴール前に忍者の様に気配を消して私を追い抜こそうとした時、若さを生かし、ムキになってラスト・スパートをかけ、打ち負かした事だ。
今ではマラソン出場が趣味になり、去年の8月の足の故障以来初めての11月29日に丹沢ハーフで2時間29分31秒で完走した。これからクレバーにトレーニングして来年のロードレースでは自己最高記録の55分切りに挑戦するつもりだ。

因に3位は出走教員4名の中の3位のこと。ゆっくり走るのは知る人ぞ知るU先生だ。

20091219
スクールライフby K

『卒業生を囲む会』開催!

『卒業生を囲む会』では、ICU高校の卒業生と、大学ではどんな学問を学べるのか、
どんなフィールドで活動できるのかといった、高校の生活ではなかなか想像できないテーマをシェアします。

今回のお題は、「海外インターンシップ」について。
2009年3月にICU高校を卒業し、大学の夏休みを利用して約1ヵ月間、
インドのNGO団体のインターンシップに参加した先輩が、
「一歩を踏み出したことで、自分に何ができるのか、その問いは以前よりずっと大きなった」
と、自分の経験を話してくれました。

海外インターンシップに興味を持っていた生徒も、そうでなかった生徒も、
実体験に基づいた熱い語りに聞き入っていました。

「目的意識を持ち、自分の足で動いて現実を知ることの大切さを知りました」
「グラウンドで騒いでいた先輩とは、違う人がいるみたいだった・・・」
半年前まで同じ校舎で学んでいた先輩の、"今"の姿に触れた感想。

今日、先輩の話に触発された生徒たちが、次回の『囲む会』のスピーカーに
なってくれることを心から期待しています。

20091219
ICUHSは30周年!by 外国語科 H.E.

ICUHS RETROSPECT 第12弾 <修学旅行に纏わる思い出>

幸いなことに全般的に楽しい愉快な旅をしている。
生徒も引率教員も楽しめる旅ができればそれに勝るものはない。

初期の京都・奈良への旅では、予想外のできごとが発生して対応に苦慮したこともあったが、互いに楽しい旅を作り上げようと協力しあい、何年間か古都めぐりの旅行が続いた。

その後、広島・長崎への旅になり、途中の宿で、「中国への」修学旅行を実現しようと話が盛り上がり、とうとう下見と称して、北京・西安・上海に出かけ、翌年生徒と共に実際にこの都市を訪問でき、大喜びしていたら、上海で列車事故が起き、その後の旅は沖縄になった。

戦争の爪あとや今日にもおよぶ駐留米軍の現状を知れば知るほど不安が増し、心が晴れない。

20091218
ICUHSは30周年!by 養護教諭 O.H.

ICUHS RETROSPECT 第11弾 <北海道本別生活学校バイブルワークキャンプ>

就職した年の夏に1年生の17期生と一緒に参加して以来、毎年参加しているバイブルキャンプ。一緒に行った人は延べ人数で何人?毎年違った想い出があります。

最初の17期生!女子ばかり約40名で行きましたね。珍道中の一週間だったように記憶しています。この年は今も使っている生活寮ができた年。いろいろ面倒をみて下さっていたお兄さんに恋しちゃった人は誰でしたっけ?

あれから16年。一年だけ実施できなかった年を抜かして、毎年虫との戦いの一週間を繰り返しています。
生活学校、育雄先生、敏子先生、みんなで作ったおいしい食事、農作業、真っ赤に燃えるキャンプファイヤー、満天の星空、夜通し話し合ったこと、みんなの笑顔、そして可愛かったサンデー。

参加したみんな覚えていますか?

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