2010年 1月16日
ICUHSは30周年!
ICUHS RETROSPECT 第16弾 <静かに輝く光 ~闇の中で~>
縁あって(?)こちらで教鞭を執ることとなってまださほどの月日ではありませんが、それでもこの間いろいろな変化がありました。
それは身体の新陳代謝のようなもので、刻々とは見えないけれども、教員も制度も施設も、思えば随分と変わってきているのです。
そんな中で、一つ変わらないものがありました。
待降節の頃、ちょうど教員室からすぐの階段の脇に立つ木に、いかにも「電飾」という趣の飾りが取り付けられます。
学期末、テストや成績の業務で連夜遅くなり、疲れて荒んだ心で真っ暗な学校を出ると、冷たい静寂の中で一人静かにツリーが光っていて、どきっとするのです。
その何とも場にそぐわない存在感が、何かをわかってくれているようで。