2010年 2月25日
ICUHSは30周年!
ICUHS RETROSPECT 第44弾 <ICUHSの自然>
校内には武蔵野の自然が豊かに残っています。
樹木や草花はもちろん、狸、鳥類、ヘビやカエル、また昆虫・蜘蛛・ムカデなどの
小動物も見られます。
これが豊かな自然という本当の意味です。
自由研究として数年間のあいだ、蝶を中心に昆虫採集をしました。
あるときスミレ類を食草(餌)とする蝶の幼虫を卵から飼っていたとき、
このままでは校内のスミレでは足りなくなることに気がつきました。
自然界ではどうなっているのでしょうか。
そうです、たくさん生まれる幼虫は、食草が足りなかったり、他の動物の餌になったりして減っていくからバランスが保たれているのです。
もし全部の幼虫を蝶にしようとすると校内のスミレは食べ尽くされてしまうことになります。
自然から学ぶことはまだまだたくさんあります。