2019年 1月18日
面白授業
#14 SCIENTIA(スキエンティア)
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
天文台三鷹キャンパスで学ぶ全3回シリーズ。
第1回(2018年6月のブログ)は、国立天文台とその最新研究についてのお話しをして頂きました。第2回(2018年11月のブログ)は、「4D2U」の見学とアストロバイオロジーの研究分野における最先端のお話しをして頂きました。第3回となる今回は、天体観望会とダークマターのお話しをして頂きました。
第1回のお話しの時に興味関心が深かった「ダークマター(暗黒物質)・ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」について、トピックスを絞って関口先生にお話しをして頂きました。内容的には非常に難しいものでしたが、宇宙のナゾに触れるよい機会になりました。「宇宙はただ膨張しているのではなく、加速しながら膨張している。」という衝撃的な事実が明らかにされてきていることは、大変興味深かったです。
その後、場所を移して、口径50cmの大きな望遠鏡で天体を観測しました。外は非常に寒かったですが、美しく輝く星々を観測でき、みんな大興奮でした。月、木星、天王星、誕生したばかりの星などを観測しました。また、「オリオン座のベテルギウスがみたい!」「近くの銀河系も観測したい!」というリクエストにも応えて頂きました。月などは光が強すぎて、目が痛くなるほどでした。天王星は緑~青っぽい色で、ベテルギウスは赤~オレンジ色に美しく輝いていました。
中から見ると、こんな感じです。迫力のある大きな望遠鏡です。個人で所有できるレベルではありません。
全3回に渡り、このような機会を与えてくださった天文台の関口先生をはじめとした、関係してくださった方々に、心より感謝致します。ありがとうございました。