第3回 夏の数学ツアー(SGHプログラム) 一日目
数学科の夏企画「夏の数学ツアー」を先週の19日水曜・20日木曜と2日間、開催しました。
第3回目となる今回は、日本の大学の最高峰である東京大学の工学部を訪れ、機械情報工学科の助教である神永拓先生に講義をしていただきました。
まず、一日目。
線形代数(ベクトルの続きとなる理工学部で必須の知識!)に関する講義をしていただき、それがロボットにどのように活かされるのか、運動学や同次変換などのお話まで伺いました。
特に午後は工作の時間!
「ロボット」とまではいきませんが、工作用紙でアームを作成し、それぞれの角度をどのようにすれば、どこの点に手を伸ばせるのか、という実験です。
計算をしながら、実際に作ったアームで試してみて、数学的な計算通りであることを実感しました。
参加者は一年生が多く、ベクトルも、三角関数もまだ習っていません...ということで、
ハードな内容でしたが、みな真剣に取り組み、計算結果が実験結果と一致する感動を味わいました!
本校の卒業生でもある神永先生の辿られた道をお聞きしながらの数学ツアー、人生を考えるうえでも刺激になったようです。