創立40周年記念礼拝@大学礼拝堂
あいにくの雨となってしまった9月3日、
秋学期の始業日です。
そしてこの日は、9月編入学生の入学式でもあります。
例年、この式は高校体育館で行いますが、今年は大学チャペルで行いました。
というのも、今年は創立40周年という節目の年を迎え、
40周年記念礼拝として執り行われたからです。
讃美歌452番「ただしく清くあらまし」を全員でうたい、
中嶌副校長が40年間の恵みに感謝を込めて祈祷を捧げました。
聖書の箇所は、マタイによる福音書5章1節から10節。
心の貧しい人々は、幸いである、/天の国はその人たちのものである。
平和を実現する人々は、幸いである、/その人たちは神の子と呼ばれる。
記念すべき日にふさわしいこの箇所を、思い新たに噛みしめました。
いよいよ9月生が全校生徒の前で紹介されました。
一人一人が自己紹介をするのも9月生編入学式の恒例。
大きな拍手で迎えられました。
そして日本語と英語で生徒宣誓を読み上げました。
在校生からの歓迎の言葉は、生徒会会長の3年生、中野君。
「9月生の新しい高校生活を全力で応援します!」と、エールを送りました。
さて、ここからは40周年記念礼拝にふさわしい桑ヶ谷森男元校長から、
「課題をもって歩む」という記念講演をしていただきました。
桑ケ谷先生は、ICUHSの生き字引のような存在で、まさにレジェンド。
創立前の準備の時のお話しにはじまり、全てが手探り状態という中で
「生徒のいいところを伸ばす」という信念をもって歩んできた40年間の
高校の軌跡を語って頂きました。
また、すでに退職された多くの先生方がこの式に駆け付けて下さり、
お一人ずつ紹介され、少し照れながら挨拶をされました。
最後に全員で讃美歌453番「きけや愛の言葉を」を歌って、式典を終えました。
この9月からは、フランスとマレーシアからの留学生2名も迎え、
まずます賑やかになって新学期がスタートします。
2学期最大のイベント、ICU高校学校祭は、
9月21日(金)、22日(土)です。
多くの方のご来場をお待ちしております!