43期 卒業式!
「日和(ひより)」を辞書で調べると、「 晴れたよい天気。晴天。なにかをするのに、ちょうどよい天気。」と
記されています。
もし「卒業式日和」なる言い方ができるなら、それはこんな日のことを指すのでは・・・と、思わずにはいられぬほどの晴れやかな空の下、244人がこの学び舎を巣立っていきました。
今年は、3年ぶりにマスクの着用規則を緩和し、一部の場面を除いて、
各自の判断にゆだねる形となりました。
そして、制限はあるものの保護者にもチャペルの中で卒業生を見守っていただけるようになりました。
卒業証書の授与は、今年も代表生徒一名にのみ行われました。卒業生全員の名前を各担任が呼名し、卒業生はその場で起立しました。
在校生代表からの送辞では、コロナ下で様々な制限がある中でも、先輩たちの存在が心の支えとなり、いつも自分たちに勇気を与えてくれていたと、
最大の感謝の言葉を贈りました。卒業生代表の言葉では、学校へはもちろん、様々な思いを振り返りながら保護者への感謝の言葉が丁寧に紡がれました。多くの卒業生が大きく頷きながら聞き入っている後ろでは、保護者の方々の涙腺が緩みっぱなし。ハンカチ無しには耐えられない時となりました。
オーケストラ部の演奏に見送られてチャペルを出ると、恒例のネクタイ投げへ!今日は保護者の方々にも、たくさん記念の一枚を残していただけたかと思います。
教室に戻った後は、担任の先生から一人一人に卒業証書を手渡しました。
最後のホームルームではたくさんの写真を撮り合い、思う存分、制服姿を写真と記憶に留めました。
午後は、父母の会が主催してくださった心のこもった卒業記念パーティーが体育館で行われました。
最終下校の16時が本当にあっという間。
最後まで名残を惜しみつつ、みんな帰途につきました。
3年前、4月に入学式を実施できなかった43期生。
3年の時を経て、今日、この日を迎えられたこと、
そして最高に輝かしい日となったこと、
何より、最大の祝福を受けていることを誇りに、
一人一人の新しい道を拓いてください。
卒業、おめでとうございます!