数学科より2009年訳ありの問題アップ!!
ながらく、お待たせしていた数学科の今学期の一問が復活です。
ぜひ、画像の問題に挑戦してみてください。
解答はどしどし学校にお寄せください。
さらに、この問題は240を210にして考えると面白い結果が得られますよ。
合わせて考えてみてください。
数学科より
JB
秋の校外学習 (一年)
11月4日、朝9時半。天気は快晴。
澄み切った秋空の下、鎌倉・鶴岡八幡宮の大鳥居に1年生240人が集合しました。
1年生、秋の校外学習のテーマは、「秋の鎌倉を散策し、日本文化を理解し、友人との親交を深める」。
クラスの中で5、6人のグループごとに『1日散策計画』を立てて、
思い思いのプランで鎌倉の寺社仏閣を、小町通りの賑わいを、そして由比ガ浜では湘南の海を満喫しました。
「本物の大仏は、やっぱり大きかった!」
「江ノ電、小さくてかわいかった~」
「食べすぎで、お腹、やべ」
「鎌倉に住みたい!」
本物に触れること、実際にその場の空気を肌で感じること、自分の舌で味わうこと。
生の体験に、生徒の反応は本当に素直です。
教室の中とはまた少し違った、活き活きとした生徒の表情が印象的でした。
こんな体験が、歴史の授業で知識とリンクする時、
生きた知識になることを楽しみにしています。
秋晴れの一日、歴史が息づく鎌倉で、高校生活の貴重な1ページを刻んだ校外学習でした。
鎌倉のみなさまのあたたかいご配慮にも、感謝いたします。
K
学校説明会実施
本日は学校説明会を行いました。
写真中央は協力してくれた3年生です。
帰国生としてではなく一般生として入学した
3年間の経験を語ってもらいました。
ここでは書けないような内容もあり、会場からも
笑い声が聞け、楽しんでいただけたかと思います。
ご来場いただいたみなさん、長い時間ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
M
それぞれの「自然」を可能にするための「反・自然」~その3
10月23日のつづきです。
強大な権力に自分を守ってもらう、というよりはむしろ、強大な権力こそが、個人の自由を侵害する、と考えるのが現代の法の常識です。
個人の自由・権利を守るために、国家の権力を制限する、というのが「世界人権宣言」の基本的な精神です。多くの国々の憲法も、基本方針はそこにあります。もちろん、日本国憲法も。
権力を持った存在が、しもじもの人間に言うことをきかせるために法があるのではなく、それぞれの個人が自由であるために、権力に制限をかけるために法がある、というのが、民主主義の国々のタテマエです。
日本では、こうしたことがはっきりと全体に共有されているとは言えないわけですが……。
ICU高校では、入学式のプログラムの中に「生徒宣誓」というものがあります。
これは、学校への絶対的服従を誓わせるものではありません。
学校と生徒との間の、一種の契約、と言った方がいいかも知れません。
生徒たちは、自分の自由を他の者に危害を与えることがない範囲で追求することができる。
そのための環境を、学校はつくりあげる努力をする。
その結果、ある意味、不自然なまでの異空間がここに出現している、というわけです。
生徒宣誓はこんな内容です(以下引用)。
「私は国際基督教大学高等学校の生徒として
本校の目的と理想との実現のために
世界人権宣言の原則にたち
法を尊び
校則ならびに指示に従うことを
入学にさいし
ここに厳粛に宣誓します」
(引用終わり)
また2週間後にお会いしましょう。
NZ