みんなで宝探し!
10月31日、試験最終日の午後に、生徒会主催で学年交流イベントが開かれました。
集まった40名弱の生徒は、学年もバラバラの知らない人どうしで6つのチームを作り、学校に隠された「宝」を探してミッションに挑みます。
ルービックキューブやトランプタワーを完成させ、漫画の吹き出しに面白いセリフを書き込み……全てのミッションを完了し暗号を解いたチームが「宝」の隠されたロッカーを開けると、そこで手にしたのは!!
…チームの「きずな」という宝物でした、とさ。
というわけで、きずなを深めた生徒の皆さんに人文字を作ってもらいました。
文字はなぜか〈娯楽〉の「娯!」
うーん……読めます、か……?
N
"Neon’s Guide to Heaven and Hell in English"(予告編)
Hi! How R U? (How are you?)
I’m Neon, your guide to the dangerous zones of English … I’m afraid these English Adventures will hardly help you on scoring HIGHER in English exams, but I hope you will get something out of them.
Starting next time, each lesson with a short skit will give you ONE key to better understand this language of Shakespeare and Obama – I hope the key to open the Heaven side of English ...!
So … here is the preview:
Lesson #1: Heaven and Hell between “l” and “r”
Don’t get them wlong! -- BRB! (Be Right Back!)
Neon V
中間試験です
今日から待ちに待った(!?)中間試験が始まりました。校内にはいつもとすこーしだけ違う緊張感が漂っています。
生徒の皆さんが真剣に自習している図書館をこっそりのぞき見…。入り口のドアにはカボチャのリースがかかっています。
例年は仮装で大盛り上がりのハロウィンですが、今年は残念ながら試験とぶつかってしまいました。まさか仮装して試験を受けるわけにも、試験監督をするわけにもいかないですからねぇ…。
N
それぞれの「自然」を可能にするための「反・自然」~その2
10月9日のつづきです。
つづけてよまないと意味不明なので、前回エントリみてない人はまず読んでから、再び来てください。
……。
準備はいいですか。えーと、今回はまず歴史のお話から。
17世紀イングランドに、トマス・ホッブズという哲学者がいました。
ホッブズは、『リヴァイアサン』という本の中で、「自然状態」について述べています。自然状態、すなわち、国家も法もない、何らの規制も条件付けもない状態においては、人間は私利私欲に動かされる自己中心的な存在なので、お互いにぶつかりあい、しまいには「万人の万人に対する闘争」に陥り、人間は「孤独で、貧しく、卑劣で、残酷で、短い」人生を送るであろう、とホッブズは言います。
「自然」が、誰も何も手をかけないで、そのまま放っておくという意味であるとすれば、ホッブズのような人間観に立つ人には、そんなものは評価も賛美もできないものでしょう。ちなみに、このような人間観のタイプを「性悪説」と言います。性悪説とは、人間は生まれながらに悪の本性を持っているという考え方です。
ホッブズは、そうした「自然状態」を回避するために、強大な権力(特に暴力手段)を一手に集中した国家が必要であると考えました。そこでは、ひとびとは自分の生命・財産を守るために、強力な国家への絶対的な服従を約束しなければなりません。
自分の生命・財産を守るために、国家への絶対的服従を約束する? 現代のわれわれの感覚ではよくわからないかも知れません。しかし、ホッブズが生きていた17世紀には、これには強いリアリティがあったのです。その頃のヨーロッパは、何十年も続く宗教戦争の時代でした。宗教対立を背景に、国家の体制も揺れ動いていました。安定した強い国家が望まれる状況があったのです。
現代でも、安定した国家がない、あるいは国家の権力が弱すぎるために、ホッブズの「自然状態」に近いような状況に陥っている地域が世界には多数存在しています。
あうー、話がひろがって回収しきれなくなりました。続きはまた再来週でーす。ごきげんよう、さようなら。
NZ