ICUHS RETROSPECT 第38弾 <あの頃の写真紹介>
狂牛病事件以降、ウシ眼球が入手できず今はブタ眼球です。
産卵に上陸した姿をマリンキャンプ中に目撃したのでした。
私の先輩たちが同好会でスタートした女子サッカー部が今も部員がたくさんいて楽しくサッカーをしているので、とても嬉しいです。
I enjoy seeing students research, practice and give their presentations on important global issues.
It's so satisfying for me to see them grow in confidence to use English.
「ようこそ、教育界のジャングルへ」
そう迎えて頂いたのは、4年前。当時はその意味を知る由もなかった。
待っていたのは、私の「強靭な」精神力を持ってしても、太刀打ちできないような厳しい現実。まさにハンチントンの「文明の衝突」、ガルトゥングの「構造的暴力」―これらの言葉を思い出す。
1年目、右も左も分からないまま、女子サッカー部の主顧問に。礼儀正しく爽やかなPASSIONSに元気をもらった。
2年目、コーラス部の主顧問に。けじめのある部活に大きく成長したことは嬉しい限りだ。夏休みには、オーストラリアのホームステイプログラムの引率もした。
3年目、念願の担任に。皆お互いに支え合っていることを実感。
そして今年は、修学旅行担当に。私自身、沖縄について勉強する良い機会を頂き、とても光栄に思う。
周りは私を「世界各国を巡り、国際的とは何かを追求している人」と言う。だが、私は「国際的」の意味を追求しているわけではない。ただ、考えさせられる環境、機会があるだけだ。
「国際的」という言葉は、美しいものだけではない。汗と涙と闘いがある。心底そう思う。
私自身、少しずつでも前進していると信じ、ICU高校が、才能溢れる素晴らしい生徒達と共にある、さらに良い学校になることを、心から願っている。
※ 写真はタイで撮影したものです。
When I think of my own high school days more than anything I think of music. When I was 15 I got my first part time summer job at Mac's Milk, a local, early version of a convenience store. That summer I worked seven days a week for the amazing rate of $2.50 an hour (roughly 230 yen). The pay per hour wasn't much but by the end of the summer I was able to buy a guitar amp and soon I was in a band called The Vogues. Life was good.
Ukulele? Sing? With the orchestra? I'm sure the idea sounded strange but fortunately the orchestra members were too nice to say no.
Then one night during the summer gasshuku, it was finally time to give the song a try.
Taking my position in front of the orchestra, I strummed the ukulele and began to sing the first verse of the Beatles' song "Something". As I began the second verse,
the violins began to gently pour in and soon the entire orchestra was with me. I kept singing but inside I was thinking "Oh - my - gosh. This sounds sooooo amazing!"
One month later, when we performed at the school festival, the encore song went pretty well. I don't know how many people ever get the opportunity to sing with a real orchestra but I highly recommend it. It feels great!
And by singing with the orchestra I could feel that despite the many miles and years
between my own high school days and ICUHS, there was a continuity between the things that I loved as a high school student in Toronto and the things I love today as a teacher at ICUHS.
whether it's dance, sports or music hold on to
the things you love today
"成長しながら、青春をキープ!"
初担任をした学年の卒業式。
自分の席から生徒一人一人の顔が見える姿勢を確認し、一年次に受け持った生徒、授業で受け持った生徒、部活動で関わった生徒、廊下で良く見かけていた生徒・・・。彼らが卒業証書を受け取る時の表情を確認しつつ心の中でエールを送っていたことを今でも良く覚えています。
3年5組の卒業証書をID番号3501から3545の生徒まで、毎朝出席をとってきた通りに心の中で名前を呼びながら校長に手渡したことを覚えています。
あれから何度も授業などでN-305、N-205、N-105の教室に行っています。今では在校生の空間となっていますが、ふと彼らの「空気」を感じることがあります。
今年卒業する生徒は校舎にどのような「空気」を残してくれるのでしょう。
私がICUHSを語るのになくてはならない人がいます。19期生で、数年間、体育科で教員をしていた"Mum"先生です。
とにかく彼女はスゴかった。コワかった。
でも、誰よりも繊細でおちゃめでした。
そんな彼女だから母校に対する想いも半端なかった・・・・。
彼女と出会わなければ、今の私はなかったでしょう。
2人分の想いを胸にこれからもがんばっていこうと思います。
P.S.Mumは今、オーストラリアで2児のママをしています。
私が初担当した仕事は「体育祭」だった。
過去のルールブックを紐解くと「100m走:手をつなぐ、後ろ向き走、自転車の使用等は失格」と書いてある。どんな体育祭なんだ・・・。
ところが、いざ始まってみると縦割り応援合戦に始まり、組単位で大縄を跳ぶ少年ジャンプ、3方向から引き合うタイヤ取り、男子全員による走り綱引き、全員バトンをつなぐ学年全員リレーなど、なかなか壮観だ。
他クラスの団長が背負うカゴに女子全員で玉を投げつける(入れる)追いかけ玉入れで、「こんなに女子に追いかけられたの初めて♥」とにやにやしていた団長の笑顔は今も忘れない。
時の流れと共に体育祭も変化しているが、Tシャツにペンで寄せ書きする習慣は今も残っている。
私が学生だった頃、都内私立高校で非常勤講師をしていました。
そこでは、年間二回のスキー教室、二週間にわたる海浜学校がありました。そこに私も参加し、実技指導する傍ら先輩から、体育指導に関する様々なご指導をいただきました。とても充実し、楽しかった思い出です。
本校に就職したいと強く感じたのも、それらの行事があったからです。日頃の授業では味わえない、ダイナミックでレスポンスの早い展開が、本当に楽しいものです。
ICU高校に就職し、4月に辞令を受け取った時、僕の名前はすでに「トラップ大佐」になっていた。「S・M」。そう、サウンド・オブ・ミュージックのミュージカルで、なぜか主役になることが決まっていたのだ!
公演は6月のC-W。授業の準備もしないでセリフを覚えたこと。英語の発音が悪くて、団員から猛特訓を受けたこと。軍服を買いに横田基地まで行ったこと。買った軍服がナチスの敵国アメリカ軍の制服で、小道具さんが密かに星条旗を剥がしてくれたこと。体重が4キロ減ったこと。本番中にチャックが全開だったこと。そして、公演が大成功に終わったこと・・・全てが懐かしい思い出。
今年、演劇同好会が結成した。もちろん、初顧問になっていた。