ICUHSは30周年! 一覧

201023
ICUHSは30周年!by 地歴・公民科 N.Y.

ICUHS RETROSPECT 第28弾 <倫理のプレゼン、今も続いています。>

1995年の着任以来、「倫理」のクラスで皆さんのグループ・プレゼンテーションとディベートを毎年見せてもらっています。その数は500を超えました。
数年前からは、第2ラウンドで、プレゼンチーム単位でディベートを行うように変えてみました。2年生の冬学期にとても熱心に取り組んでくれています。ディベートには、「理解」「構成」「分析」「伝達」の要素が組み込まれています。

卒業生の皆さんのそれぞれの歩みにどのように役立っているか、いないのか、時折気になります。

201022
ICUHSは30周年!by 数学科 A.M.M.

ICUHS RETROSPECT 第27弾 <原点>

「ブブングン!カカンカン!」で大笑いしたあの授業。
生涯の友を得たあの教室。
自らの人生の原点とも言えるICU高校。

戻ってきてみると、ICU高校は30歳を迎えるところでした。
不思議なことに、高校とほぼ同じくして自分も年を重ねています。

主役である生徒が変わり、キャンパスが変わり、時代が変わり・・・
変化するものと不変(普遍)なもの・・・

両方をよくよく見極めて、30周年を越えていきたいと思います。

P.S. 部分群、可換環は数学の用語です

201021
ICUHSは30周年!by 数学科 M.B.

ICUHS RETROSPECT 第26弾

もう30年。

でも、まだ30年。

そして、これからの30年。

日々、歴史を刻みながら精進しています。

2010127
ICUHSは30周年!by 数学科 I.K.

ICUHS RETROSPECT 第25弾

  30年前   まだ学生
  28年前   はじめてここに来た
  27年前   結婚した
  25年前   ・・・・した
   ・
   ・
   ・
  10年前   ・・・・できなかった
  5年前    ・・・・しなかった
  今年     30年間を思い出している

2010126
ICUHSは30周年!by 国語科 A.A.

ICUHS RETROSPECT 第24弾<フィリピンからのお便り>

ICU高校では、学校礼拝の献金の一部や、イベントの中で集めた寄付金などを、NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンへ継続してお送りしています。
カードを書いたり、クッキセールをしたり、献金の呼びかけをしたり・・・。生徒がそれぞれのはたらきを集めることによってこの活動は18年間続けられてきました。
チャイルド・ファンド・ジャパンはそのお金を、フィリピンやネパールの子どもたちの就学支援や、母子健康保健事業等にお役立てくださっています。

支援している子どもたちからも、3年間ほどでも、こんなにたくさんのお手紙をいただきました。クリスマスには手作りのカードを交換します。ことばを交わすことができるのは、何よりもうれしいことです。

2010125
ICUHSは30周年!by 国語科 N.K.

ICUHS RETROSPECT 第23弾<男子サッカー部と私>

 就職すると、希望した覚えもないのにサッカー部顧問。顧問って何? クラブ活動と縁のない生徒だった私にはわからない。ましてやここはICU高校。先輩教員たちもニヤニヤするだけで何も教えてくれない。
 何もかもがうやむやのうちに夏休み。え、合宿? 引率はなぜか私ひとり。夜な夜なOBたちが入れ替わり立ち替わり宿に現れて、たいそう盛り上がっている。これは何? これが仕事? 何かの罰ゲーム? 罰だとしたら、何の?
 呆然としているうちに数年が過ぎた。生徒の目には、怠慢だったり不親切だったり不誠実だったりする顧問に見えただろう。謝れと言われたら謝る。でもひとことだけ言わせてくれ。とにかく何が何だかよくわからなかったんだよ。

(注記 これは二十数年前のお話で、現在のICU高校にはあてはまりません。どんな学校でも、できて三十年にもなると、みんなの努力の甲斐あって、それなりに学校らしくなるものですね。めでたし。) 

2010123
ICUHSは30周年!by 国語科 K.Y.

ICUHS RETROSPECT 第22弾<30周年思い出とか・・・>

(その1)
就職した翌年だったと思います。有志で、教員劇を生徒たちに披露するということになりました。誰が決めたのか、演目は武田泰淳の『ひかりごけ』。カニバリスムが題材の重いテーマの作品ですが、僕は第一場後半で、現校長N先生扮する「船長」に食われてしまう役。それでも、けっこうセリフが多かった。

面白かったのは第二場終幕のクライマックス。裁判にかけられた船長が、人肉食をした者の背後には青白い蛍光色の光が浮かび上がるという話をし、裁判官、検事、弁護人にこう訴えかける。「どうです、みなさん見えるでしょう。人肉食をしてない皆さんには確かに見えるはずです。」

原作では、観客には見えるその青白い光が船長だけでなく、裁判官、検事、弁護人の背後にも光るという結末でした。その原作のままに、船長、裁判官などの背後に光が浮かび上がる仕掛けを僕らは用意していたのですが、なんと本番ではそれが光らないというハプニング。観客にも青白い光が見えないという、洒落たエンディングになったのです。深いね。

(その2)
結婚して、高校近くのアパートで新婚生活を始めた頃の話。学校から五分もかからない距離だったので、生徒とバイブルを読む会を自宅でもちました。少人数で始まった会でしたが、聖書を出発点にみんなが日々の思いを語り合う場となり、聖書に興味ないと公言する子も参加して、多い時は狭い家がいっぱいになったことも。

そのうちに生徒たちは僕よりも僕の奥さんに心を開いたりして、いろいろと話し込んだりしていました。どっちが先生だ。教師は俺だぞー、俺はここにいるぞーって感じ。で、僕は少しめげぎみ。でも、あれはあれで素敵な新婚生活だったと懐かしく思い出します。

2010122
ICUHSは30周年!by 国語科 I.H.

ICUHS RETROSPECT 第21弾<座禅体験>

一期生の修学旅行の時に、主担任の青柳先生が出張され、私が4組の担任を代行することになりました。団体行動の基本である、集合時間を大幅に遅れたグループにけじめをつけさせることになったのです。旅先が社寺の多い奈良・京都でしたので、自分がかつて臨済のお寺で修行してきた体験を生かして、生徒に夜2時間の座禅をさせることにしました。
座り方、数息間を教え、警策らしき棒を用意して座禅開始です。15分もたつと、たちまち体が傾く生徒が何人も出て、結果一人以外は全員私に打たれたと思います。後で、その一人を贔屓しているとか言われましたが、その人は本当に微動だにしなかったのです。

2010121
ICUHSは30周年!by 司書教諭 T.T.

ICUHS RETROSPECT 第20弾<卒業生の皆さんお元気ですか。>

 写真を見ていると、全てが昨日のことのように思い出されます。
 毎年雪が降ると「あめゆじゅとてきてけんじゃ」と私は三回呟いてしまいます。
「永訣の朝」の一節は、二期生の現国クラスの合い言葉のようになりましたね。
学年最後には、小岩井牧場への旅行計画まで立てましたね。
皆さん、お仕事が一段落する時期がきたら、あの時、実行できなかった小岩井牧場への旅行、今度こそ行きたいですね。 
 その後も、現国クラスは小人数クラスだったので、学期末には「打ち上げ」と称して井の頭公園に行ったり、お好み焼きを食べに行ったり、よく集まっておしゃべりしましたね。
古文の授業「筒井筒」の教材では、皆さんの「初恋物語」をよく聞かせてもらい楽しかったです。

 四期生を担任した時は、春学期から準備をした如月小春の劇を学校祭で発表しましたね。生徒たちの迫真の演技に、私は胸が詰まってしまい、幕が下りたとき感激の余り声も出ませんでした。

 修学旅行では、すっかり古都の秋に魅了されたクラスの人二人は、京都大学へ進学してしまいました。

 八期生のクラスは活発でした。席替えが大好きで、その度毎にクラス中が大騒動でした。AFSの留学生ヤコブ君も加わり、更に賑やかなクラスとなりました。九州一周修学旅行では、バスの中でほとんどの人がうつらうつらとして、私だけが集中してガイドさんの話を聞いていましたね。

 私は、その後、図書館の仕事を主にしています。
新しい図書館が1978年に建築され、完成時にはボーリス社の設計士から直接お話を聞く会を企画しました。建築に興味のある人が集まり、図書館の設計のみならず、建築論一般にまで及ぶ話となり充実した会でした。その中から二人が、第一志望の建築学科に進学したと聞いています。
 新築された図書館では、七時三〇分頃から数十人が自習したり読書をしたりしています。

 久々ぶりに三〇余年の歴史の詰まった写真の山を見ていると、皆さんのお声やちょっとした仕草が鮮明に思い出されてきます。
 校舎を取り巻く木々は今も元気に生長し続け、私たちを見守ってくれています。三年五組の教室の前の大木は、以前にも増して元気で、天に向かって枝を張り中庭の空を覆っています。いつも木に登って担任の私をハラハラさせた木登り名人・高橋君、一度大木を見に帰って来ませんか。
 
 ICUHSには、卒業生の思い出がいっぱい詰まっています。ちょっと立ち止まりたい時、疲れた時には母校に帰ってきてください。

2010120
ICUHSは30周年!by 理科 Y.J.

ICUHS RETROSPECT 第19弾<沖縄修学旅行の下見>

前年に高知学芸高校が中国で列車事故に遭い、9期だけが唯一実行できた中国(北京、上海)から10期は急遽沖縄に変更された。11期からも(それ以降ずっとそのまま現在も)沖縄となったが、当時は沖縄本島から石垣、西表などの離島へも行っていた。
本島と石垣との間の飛行機が百人程度のキャパで、三便に分割して往復移動しなければならなかったことを逆手に取って、コース別行程を実施することにした。
波照間観光や石垣於茂登岳トレッキング、琉球舞踊、空手、料理、本島のマリン、北部自然体験、ちゅら海水族館などである。

残念ながら現在は離島へは行かなくなったが、コース毎に分かれて色々な体験をするコースが現在も行われている。その11期の下見のために沖縄に行った写真が手元にあったので、それをペタリ・・・と。

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