#10 SCIENTIA(スキエンティア)
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
今回は、「理科教員の科博でうんちく」と題して、科学博物館へ行ってきました。
地球館(物理分野)と日本館(生物分野)に分かれて回りました。
授業でやった波の干渉、日本の生物、様々なことを理科教員の解説付きで学ぶことができました。
生徒の「科学館を理科の先生と回ったら、いろいろ意味が分かっておもしろいだろうな。」の声に応えた企画でした。
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
今回は、「理科教員の科博でうんちく」と題して、科学博物館へ行ってきました。
地球館(物理分野)と日本館(生物分野)に分かれて回りました。
授業でやった波の干渉、日本の生物、様々なことを理科教員の解説付きで学ぶことができました。
生徒の「科学館を理科の先生と回ったら、いろいろ意味が分かっておもしろいだろうな。」の声に応えた企画でした。
ICUHSが誇る美声集団、Sounds' Paletteの
定期演奏会が今年も大盛況で行われました。
部員の想いがギュッと詰まった6作品13曲。男声合唱に女声合唱、もちろん混成合唱に、
ポップスからの編曲もあり、聴かせる、そして楽しませる
至福の時となりました。そんな中、嗜好を凝らした演出で観客を虜にしたのは
レ=ミゼラブル。
舞台をいっぱいに使ってレミゼの世界観を再現し、
そこはもう、ミュージカルの舞台そのものでした。
この演奏をもって39期は引退です。
「いろいろあったけど、感謝しかない」と部長。
バトンを託された40期のみなさん、
また多くの感動と勇気と癒しを観客に届けて下さい!
そして、39期のみなさん、本当にありがとう!
Wellesley College在学中の
37期卒業生・花田美月さんと織井理咲さんによる
米国大学進学説明会が行われました。
Wellesley Collegeは、Liberal arts collegeの1つであり、
米国でも有数の名門大学です。
説明会では、米国大学の受験スケジュールや入試の種類、出願書類の揃え方など
詳しく教えてくれました。
実体験を交えての説明は、海外大学を目指す生徒のみなさんにとって
実のあるものとなりました。
またLiberal arts collegeについても話を聞くことができました。
少人数教育、幅広い分野を学べる、教授との距離が近い、など魅力がたくさんです。
何より2人のキラキラした姿が充実した大学生活を物語っていました。
説明会後も積極的に質問にいく生徒の姿が多く見られました。
このように卒業生と密に関わり、進路について考えていくことができるのも
ICU高校の魅力のひとつです!
花田さん、織井さん、ありがとうございました!
3年生はセンター試験も終わり、本日はセンターリサーチを実施しています。
その一方、進路の決定している3年生たちは、それぞれ大学進学へ向けて色々な学習を各自で行っています。
そのチームの1つが2017年度 SSH国際共同課題研究(海外研修)に参加する生徒達です。立命館慶祥高校・札幌開成高校の生徒達とともに、2/11からタイにて「水」についての研究発表と討論をするプロジェクトです。
物理のK先生(今回の引率・指導をしています)の指導の下、2学期より事前学習をしています。3学期に入り新年集会から約1週間、実験の目的や実験方法を調査してきました。本日よりいよいよ実験を含めた事前研修をはじめました。
1か月後は、タイで発表と討論、そして現地での調査等をしている頃です。メンバーは少人数ですが、意欲的に楽しく実験をしています。
「出会いという刺激の中で磨かれる1年でありたい。
そして、自分も『また会いたいな』って思われるような刺激を与えられる
成長をしてゆきたい。」
ICU高校の2018年は、
生徒代表の3年生が全校生徒を前に自らの新年の抱負を語り、
これからのHSを担ってゆく1、2年生にエールを送って、幕を開けました。
本日の聖書の箇所は、ルカによる福音書6章20節~23節。
さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
「貧しい人々は、幸いである、
神の国はあなた方のものである。」
新しい1年の始まりに、聖書にあるこの言葉の意味を問い直そう。
人を差別しないでください、自分の尊厳を確立するために。
と校長から、メッセージがありました。
さあ、みなさんの今年の抱負は、何ですか?
人、本、学問、美しい景色に、もしかしたらまだ知らぬ自分自身にも・・・
さまざまな出会いに満ちた一年になるよう、心から応援しています。
ICU高校の秋学期最後を飾るのは、
大学チャペルで行われるクリスマス集会。
全校生徒でイエス・キリストの生誕をお祝いします。
今年のお話しとお祈りは、
日本キリスト教団頌栄教会の清弘剛生牧師。
クリスマス集会で必ず歌う讃美歌は、
「諸人こぞりて(Joy to the World,the Lord is come!)」。
諸人(もろびと)こぞりて迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり、
主は来ませり 主は、主は来ませり
そして、総勢100名の合唱ハレルヤ。
1年生の音楽選択者に、コーラス部、有志が練習を重ねてきました。演奏は、オーケストラ部。チャペルに響く歌声に、誰もが心清らかになります。
学祭、体育祭、校外学習に、各クラブの大会・公式戦。
そして、定期テスト・・・
長く、でも密度も濃く、アッという間の秋学期。
最後は、有志メンバーによるキャロリング。ICU大学構内と武蔵境駅前で、
生誕のお祝いをみんなで分かちました。
ICU高校2017年の生徒の活動はこれでおしまい。
新しい年をみんなで迎える新年集会は1月9日。
恵み多き一年になりますように。
ICU高校の生徒会役員会の任期は半年です。今年度の前期生徒会役員会は11月末で任期満了し、本日12/1より後期の役員会がスタートしました。任期は来年5月末までの半年です。
2年生中心の新しいメンバーです。
早速、次の5月までの活動計画を作成しています。
2月のインターナショナルデーをはじめ、色々な活動を考えてくれています。乞うご期待!
本日は、この役員会メンバーが選出された選挙などの話を、生徒会顧問団長のChem.YSがレポートします
(少し前の話ですみません。)
なお、写真提供はいつも色々な記事を書いて下さっているJ.B.C先生です。
11月のある水曜日でした。前期生徒会の活動報告が行われました。
司会は、2017年度生徒会役員会 会計のお二人・・・
活動報告は、前期会長から・・・
半年間、2017年前期生徒会を引っ張ってきてくれました。いや、2016後期生徒会では副会長もやっていましたので、実に1年間生徒会役員会で活動していました。
そして選挙です。
司会は2017年度前期監査委員長・・・
立候補者は17名。一人1分の持ち時間にアピールします。
どの立候補者も、演説に力が入っていました。
そして各クラスに戻り、各クラスの監査委員会の主導で投票。
各クラス監査委員は投票後に、開票所で開票作業。2人1組で、開票作業を行います。
1時間半弱で、開票と集計作業が完了し、翌日、生徒会室の入り口に結果発表・・・
このような形で、後期生徒会役員会は誕生しました。
今後の活躍を期待します!!
最後になりましたが、2017年前期生徒会役員会の皆さん・・・
7回の生徒会報発行と、放課後球技大会、スピリットウィーク、ハロウィーン、スクールTシャツ制作など、色々な企画を実行してくれました。
本当にお疲れ様でした。
みなさんは「戦争はなぜ起きるの?」ときかれたとき、何と答えますか?
2年生のキリスト教講演会では、「地政学と資源から見る戦争~戦争は宗教が原因ではない?~」というテーマで、写真家・ノンフィクション作家の桃井和馬さんのお話を伺いました。
「9.11のときは現在はイスラム国が頻繁にテロを起こしているし、やっぱり宗教は関係しているんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし桃井さんによると、人類史において宗教による問題によって起きた戦争は約7%であり、原因の多くはその土地や食料・水などの資源に関わることなのだそうです。
今回はパレスチナ問題を例として、宗教と戦争について私たちが誤解していることを伺いました。
桃井さんが現地で撮られた写真やグーグルアースを見ながら、パレスチナという土地は周辺の土地に比べ、豊富な水や穀物といった資源があることを解説していただきました。
(実際に衛星写真で見ると、その緑の豊かさがよくわかります。このブログを読んでいる人は、ぜひ自分でも調べてみてくださいね。)
そして戦争の原因と考えてしまいがちな宗教や民族については、その違いを超えて平和のために手を取り合おうとしている人々のことを学びました。
敵対関係にあるかのように報道されがちなキリスト教徒とイスラム教徒が、互いのために尽力しているということは、あまり知られていませんよね。
2年生たちも手元の資料を参照しながら、熱心に聞き入っていました。
特定の民族に対しての迫害や、新たな戦争の火種になりかねない争いが連日報道されるなか、私たちが何を思いながら世界を見つめれば良いのかを、桃井さんは教えてくださいました。
桃井さん、貴重なお話をありがとうございました。
放課後サイエンス
SCIENTIA(スキエンティア)開催
今回は、電流計・電圧計を使った物理実験です。すべり抵抗器で抵抗の値を変え、電流・電圧の値をグラフにプロットして、電池の起電力の測定を行う実験です。
地味な実験ですが、やってみると意外とおもしろい。
プレイステーション、ウォークマン、ハンディカムにaiboと言えば、そう、
これらはみんなソニーの商品。
日本が世界に誇るソニーの社長 兼 CEO 平井一夫さんが、
ICU高校での講演会に来てくださいました。
この実現には、ちょっとしたドラマがありました。
平井さんは小学校1年生の時から中学校3年生までを主にアメリカで過ごした後、
日本に帰国された帰国子女。そしてICUに入学されました。
と言うことで、実はICU高校の生徒たちと同じようなバックグラウンドをお持ちです。
「ICUの大先輩であり、憧れでもある平井さんと直接お話がしたい」
「自分たちの将来へアドバイスをいただきたい」。
そんな想いを抱いたSGH課題研究講座の生徒たちが、自分たちで手紙を書き、
本当に、本当に多くの方々のサポートをいただきながら、
その想いをここに実現させました。1時間の講演会は、SGH課題研究講座の生徒たちには、
まさに夢のような時間。
前半は「世界一」のプレゼンターである平井さんから
「Cast a wide net」と人生のアドバイスをいただき、
後半は生徒が直接平井さんに質問を投げかける対談に応じていただきました。
そして、最後に平井さんからみんなに託されたメッセージ、
「Change the world!」。
この素敵な機会を共有できた生徒全員の胸に、しっかり刻まれました。
この講演会の実現に力を貸してくださったすべての方に、
この場を借りてお礼申し上げます。
そして、平井さん、本当にありがとうございました。